兵庫県道488号長坂垂水線

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兵庫県道488号標識

兵庫県道488号長坂垂水線(ひょうごけんどう488ごう ながさかたるみせん)は神戸市西区伊川谷町長坂と神戸市垂水区を結ぶ一般県道である。

概要[編集]

終点付近
神戸市垂水区平磯4丁目で撮影
  • 大部分は神戸市垂水区であるが、起点付近は西区伊川谷町長坂である。起点付近から第二神明道路北線までは狭隘道路で、未舗装区間も存在するが、民有地と一体になっており境界未確定部分が多いうえ、「舗装すると商業地への通過交通が増え、住環境が悪化する」との懸念が周辺の住宅地から寄せられていたことから、2021年3月時点では舗装の計画はなかった[1]。しかし未舗装区間は通学路であり改善を望む声があったこと、また街灯が無いため治安上の懸念があることから、2021年8月に市は該当区間の舗装および街灯の設置を決定した。なお前述の通過交通量に関する懸念も踏まえ、西区側の住宅地境界付近に車止めを設置し車両の通り抜けを禁止する方針になった[2]

第二神明道路北線から終点付近にかけてはほぼ全線2車線である。

路線データ[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

接続道路[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 通学路、県道なのに砂利道のまま…ガタガタ、真っ暗「せめて街灯を」”. 神戸新聞社 (2021年3月31日). 2021年5月9日閲覧。
  2. ^ 県道で異例、車を通行止めに 街灯もない未舗装の凸凹道、歩行者らの安全優先 管理の神戸市”. 神戸新聞社 (2021年8月3日). 2021年8月3日閲覧。 なお、実際には2022年7月上旬時点でも該当区間の舗装や車止め設置の準備工事は行われていない。