佐野正幸 (俳優)

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さの まさゆき
佐野 正幸
生年月日 (1963-02-10) 1963年2月10日(61歳)
出生地 静岡県の旗 静岡県藤枝市
国籍 日本の旗 日本
職業 俳優
ジャンル ミュージカル
活動期間 1986年 -
配偶者 佐野久子
著名な家族 佐野文彦(双子の兄)
所属劇団 劇団四季(1986年 - )
事務所 劇団四季
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佐野 正幸(さの まさゆき、1963年2月10日 - )は、日本俳優である。静岡県藤枝市出身。劇団四季所属[1]

人物[編集]

幼稚園の頃、オルガン教室で音楽を始め、小学生の頃は6年間ピアノを習い、藤枝市立西益津中学校時代はコーラス部で活動していた。静岡県立藤枝東高等学校時代はブラスバンド部に所属し、高校卒業後は1浪を経て東京芸術大学声楽科に入学した[2]。大学卒業後、先に劇団四季に入っていた同級生に誘われ、『コーラスライン』や『ウェストサイド物語』を観てオーディションを受けることを決め、1986年のオーディションに合格し半年後に『ジーザス・クライスト=スーパースター』のペテロ役でデビュー。[3]

その後は『キャッツ』スキンブルシャンクス、『美女と野獣』ビースト[4][5]、『オペラ座の怪人』ラウル、怪人、等主要キャストとして活躍[2][6]。そして2006年8月8日の公演より『オペラ座の怪人』9代目タイトル・ロールにキャスティングされた。

ラウル役としては、稽古時も含め、唯一歴代すべての怪人役と対決している。

退団した石丸幹二らと二人一役が組まれることが多かった。

主な出演作品[編集]

テレビ[編集]

声の出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b SWITCHインタビュー 達人達「湊かなえ×佐野正幸」”. NHK (2021年4月17日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月22日閲覧。
  2. ^ a b 17年ぶり「オペラ座の怪人」 藤枝出身の佐野正幸さん、主役で凱旋公演”. 産経新聞 (2018年6月30日). 2018年11月29日閲覧。
  3. ^ 劇団四季『エビータ』観劇コラム ~彼女が時代に”遺した”もの~ | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2022年2月18日閲覧。
  4. ^ a b 東京エレクトンホール宮城で劇団四季「美女と野獣」 日本上演20周年”. 仙台経済新聞. 2022年1月9日閲覧。
  5. ^ 日本テレビ. “四季劇場[夏]こけら落とし公演が「美女と野獣」に決定|日テレNEWS24”. 日テレNEWS24. 2022年1月9日閲覧。
  6. ^ a b 映画『オペラ座の怪人』、劇団四季の吹き替えで金曜ロードショーにて放送決定!日米の豪華コラボレーションが実現!!|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2022年1月9日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j 『『オペラ座の怪人』東京公演 プログラム 2020年12月発行』劇団四季、12/24、66頁。 
  8. ^ Inc, Natasha. “【イベントレポート】四季劇場[秋]本日オープン、こけら落とし公演は「オペラ座の怪人」(コメントあり)”. ステージナタリー. 2022年1月9日閲覧。
  9. ^ (日本語) 劇団四季:オペラ座の怪人:ファントム座談会, https://www.youtube.com/watch?v=GCP8-xmRyp8 2022年1月12日閲覧。 
  10. ^ 日本テレビ. “四季劇場[夏]こけら落とし公演が「美女と野獣」に決定|日テレNEWS24”. 日テレNEWS24. 2022年1月9日閲覧。
  11. ^ 劇団四季『エビータ』観劇コラム ~彼女が時代に”遺した”もの~ | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2022年1月9日閲覧。
  12. ^ 『ロボット・イン・ザ・ガーデン』東京公演に向けて――プレ稽古レポート”. 2021年11月1日閲覧。
  13. ^ 2020 FNS歌謡祭”. フジテレビ. 2022年1月12日閲覧。

関連項目[編集]