佐々木醇三

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佐々木 醇三(ささき じゅんぞう、1920年12月27日 - 2002年4月30日)は、日本経営者ニチロ社長を務めた。北海道出身[1]

経歴[編集]

1946年北海道帝国大学農学部農業経済学科を卒業し、1947年農林中央金庫に入社し、1973年には理事に就任[1][2]1980年12月に日魯漁業(のちのニチロ)に転じ、最高顧問に就任し、1981年2月に副社長を経て、1986年2月には社長に就任[1]1990年1月に取締役相談役を経て、同年6月には相談役に就任[1]。社長在任時には、積極的な海外展開による加工食品事業の強化などにより、当時経営不振に陥っていた自社の再建に尽力した[3]

1997年勲三等瑞宝章を受章[2]

2002年4月30日心筋梗塞のために死去[4]。81歳没。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 興信データ株式會社 1991, さ21頁.
  2. ^ a b 「現代物故者事典 2000-2002 p280」
  3. ^ 2002年 5月17日 日本経済新聞 夕刊 p5
  4. ^ 2002年 5月1日 日本経済新聞 朝刊 p35

参考文献[編集]

  • 興信データ株式會社『人事興信録 第36版 上』興信データ、1991年。