中道佑哉

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中道 佑哉
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 青森県十和田市
生年月日 (1998-09-04) 1998年9月4日（25歳）
身長
体重		 181 cm
71 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2020年 育成選手ドラフト2位
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
この表について

中道 佑哉（なかみち ゆうや、1998年9月4日 - ）は、青森県十和田市出身[1]の元プロ野球選手（投手）。左投左打。NPBでは育成選手であった。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学校では軟式野球クラブの「十和田北園クラブ」に所属[1]。十和田市立三本木中学校では同校の軟式野球部に所属し、3年生時に東北大会に進出する[2]。

八戸学院野辺地西高等学校2年生の秋に、八戸学院大学硬式野球部の正村公弘監督から当時オーバースローだった投球フォームから腕を下げる様にアドバイスされ、それによりコントロールが良くなり球速も上がったことで、野球に対する情熱を取り戻し、大学でも野球を続けることを志す[2]。

八戸学院大学に進学し、1年の春季リーグよりベンチ入りを果たす[3]。3年の春季リーグでは5勝を記録し、全日本大学野球選手権にも出場した[3][4]。4年秋季リーグの青森大学戦でノーヒットノーランを達成[5]。リーグ通算では11勝を挙げた[6]。大学での2学年先輩に髙橋優貴、同級生に大道温貴がいる[7]。

2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト2位指名を受け[8]、11月24日に支度金300万円、年俸400万円（金額は推定）で契約合意に達し[9]、12月10日に入団発表会見が行われた[10]。背番号は123。

ソフトバンク時代[編集]

2021年は、主に三軍に帯同[11]。二軍（ウエスタン・リーグ）では2試合に登板して、2回を1安打無失点に抑えた[12]。

2022年は、二軍で11試合に登板し、1勝1敗、防御率5.06を記録した[13]。

2023年は、ファーム非公式戦で26試合に登板し、11勝3敗、防御率2.78を記録[14]。二軍では登板がなく、10月5日に戦力外通告を受けた[14]。11月15日に開催された12球団合同トライアウトに参加した[15]。

選手としての特徴[編集]

打者からすると球の出所が見づらい投球フォーム（スリークォーター）が特徴[5]。ストレートの最速は147 km/hで変化球はスプリット、スライダー、チェンジアップを投じる[5][3][16]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

  • 一軍公式戦出場なし

背番号[編集]

  • 123（2021年 - 2023年）

登場曲[編集]

  • 「The Spectre」Alan Walker（2021年 - ）
  • 「ANTHEM」NEWS（2021年 - ）

[17]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 「【ホークス育成新人Ｆｉｌｅ】イケメン左腕の2位中道佑哉、好きな選手は人気漫画の主人公」『Yahoo!ニュース』Yahoo! JAPAN、2021年1月22日。2021年3月16日閲覧。
  2. ^ a b 「何度も夢に出た「笑えない経験」 東北の無名左腕がドラフト候補まで成長した訳」『Full-Count』株式会社Creative2、2020年10月25日。2021年3月16日閲覧。
  3. ^ a b c 「八戸学院大・中道佑哉　8球団スカウトの前で自己最速タイ144キロ「もっと出る」」『スポーツニッポン』2020年6月15日。2021年3月13日閲覧。
  4. ^ 「第68回全日本大学野球選手権大会」公益財団法人 全日本大学野球連盟 1回戦　佛教大 - 八戸学院大、2019年6月10日。2021年3月13日閲覧。
  5. ^ a b c 「八戸学院大の変則左腕・中道がノーヒッター　自己最速タイ145キロで10三振「1つでも上の順位で」」『スポーツニッポン』2020年9月7日。2021年3月13日閲覧。
  6. ^ 「八戸学院大学2投手が八戸市長を表敬訪問　プロ野球ドラフト指名受け」八戸経済新聞、2020年11月9日。2021年3月20日閲覧。
  7. ^ 「八戸学院大・中道佑哉、先輩の巨人・高橋優貴が刺激　最速１４６キロ左腕プロ入り目指す…２６日ドラフト」スポーツ報知、2020年10月23日。2021年3月20日閲覧。
  8. ^ 「ソフトバンク育成２位中道イケメンユニット結成か？」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2020年10月28日。2021年3月15日閲覧。
  9. ^ 「ソフトバンク育成2位のイケメン左腕・中道と入団合意 支度金300万円、年俸400万円」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2020年11月25日。2021年3月15日閲覧。
  10. ^ 「2020/12/10(木) 選手 新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」」福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2020年12月10日。2021年3月15日閲覧。
  11. ^ 「ソフトB・中道が狙う支配下登録　東北出身の23歳は九州醤油と暑さを克服、又吉の金言胸に飛躍へ」『スポーツニッポン』2022年2月16日。2023年11月5日閲覧。
  12. ^ 「2021年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績（ウエスタン・リーグ）」『日本野球機構』。2023年11月5日閲覧。
  13. ^ 「2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績（ウエスタン・リーグ）」『日本野球機構』。2023年11月5日閲覧。
  14. ^ a b 「今季ファーム非公式戦で11勝3敗、戦力外通告ソフトバンク育成の変則左腕はトライアウト挑戦へ「新しい人生が始まる」」『西スポWEB OTTO!』2023年10月5日。2023年11月5日閲覧。
  15. ^ 「トライアウト【参加一覧】阪神・高山、ロッテ・福田、広島・薮田、巨人・田中豊、オリックス・吉田凌ら58選手」『デイリースポーツ』2023年11月15日。2024年5月9日閲覧。
  16. ^ 「上位で「サニブラウンに勝った男」阪神ドラフト予想」『日刊スポーツ』2020年10月26日。2021年3月13日閲覧。
  17. ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト。2021年3月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

福岡ソフトバンクホークス - 2020年ドラフト指名選手
支配下選手
育成選手
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