中越元気村

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中越元気村(ちゅうえつげんきむら)は、2004年(平成16年)10月23日に発生した新潟県中越地震に際して設立・活動した、民間の災害ボランティア団体である。

概要[編集]

平成16年新潟県中越地震の発生直後(2004年10月25日)より、阪神淡路大震災の地震直後から8年間にわたり被災地救援活動をおこなった「神戸元気村」の副代表であった草島進一吉村誠司らが中心となって、同地震による被災地の新潟県小千谷市内の、小千谷高等学校の校庭内に設置した、テント村を最初の拠点として活動開始した(現地本部の開設は10月25日より)。

その後団体の拠点を、小千谷市旭町1234番地ドーム北棟(小千谷市勤労青少年ホーム前)に移転した。

活動内容としては、主に小千谷市内において、炊き出し「元気鍋」・テントプロジェクト・村おこし隊・引越し支援・仮設訪問・雪掘り(スノーバスターズ)・家財片付け・農地修復・おぢや自遊楽校などの活動を行っていた。

2005年(平成17年)8月31日をもって、団体としての活動を終了した。

実施したプロジェクト[編集]

中越元気村では、震災当初より様々なプロジェクトや活動を展開していたが、主なものを以下に列挙する。

  • 元気鍋(炊き出し)
  • テントプロジェクト
  • 村おこし隊
  • 雪掘り(スノーバスターズ)
  • 春よ来いコンサート
  • 春が来た会
  • おぢや自遊楽校

関連項目[編集]

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