三重県立四日市南高等学校

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三重県立四日市南高等学校
地図北緯34度57分4.5秒 東経136度35分28.4秒 / 北緯34.951250度 東経136.591222度 / 34.951250; 136.591222座標: 北緯34度57分4.5秒 東経136度35分28.4秒 / 北緯34.951250度 東経136.591222度 / 34.951250; 136.591222
国公私立の別 公立学校
設置者 三重県の旗 三重県
設立年月日 1959年4月1日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
普通科数理科学コース
学科内専門コース 数理科学コース
学期 3学期制
学校コード D124210050089 ウィキデータを編集
高校コード 24106H
所在地 510-8562
三重県四日市市大字日永字岡山4917
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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三重県立四日市南高等学校(みえけんりつよっかいちみなみこうとうがっこう)は、三重県四日市市に所在する公立高等学校。通称「南高(なんこう)」または「四南(よんなん)」。

設置学科[編集]

概要[編集]

三重県四日市市の南部丘陵地の一角、登城ヶ丘に所在。三重国体で使用した本格的な競技用の50mプール(B級公認)があったが、今では埋め立てられており、駐車場となっている。北勢地区では自由な校風として知られる。

1974年三重県立四日市高等学校(四高)との総合選抜制度(学校群制度)開始に伴い、四高と同一水準の生徒が入学。ほぼ互角の実績を残し、三重県北勢地区屈指の進学校として知られた。しかし、1995年に21年間に及んだ総合選抜制度の廃止後、学力最上位層が四日市高校に流れる傾向がみられる。

現在も文武両道を重んじ、課外講座を豊富に用意しているほか、部活動や学校行事も活発である。例年、入試の志願倍率が高い。四日市高校より現役志向が強く、既卒生の大学受験が四日市高校より少ないのが特徴。[要出典]

沿革[編集]

教育方針[編集]

  1. 勉学と運動を奨励して、豊かな人間性を備えた心身ともにたくましい生徒を育てる。
  2. 誠実・素直・勤勉の気風を養うと共に開拓者精神を培う。
  3. 人権を尊重し、差別のない明朗な気風を育てる。
  4. 個性を生かし、一芸一能を重んじ、才能の開発と発展につとめる。
  5. 品性を磨き国民性・社会性を身につけさせる。

校歌[編集]

  • 校歌谷川俊太郎作詞・武満徹作曲である[1][2]。谷川にとって初めて手がけた高校の校歌である[2]
  • 3番の歌詞に公害賛美ともとれる内容があったため、谷川俊太郎自身の要望で1979年に一部歌詞が差し替えられた[1][2]
  • 音楽部員の校歌の歌声で朝の会が始まる。

交通[編集]

学生生活[編集]

2003年度から教員・生徒の意向を取り入れ制服がブレザーに変わった(なお、旧制服は映画「いずれの森か青き海(監督:瀬木直貴)」で使用されている)。部活動は、ワンダーフォーゲル部は2007年度インターハイで優勝、2008年度インターハイで2連覇を果たした。文化部では演劇部が県大会で1位(2001,03,05年)、1991年には音楽部が全国大会出場を果たすなどの記録を残している。また、箏曲部は2019年に県大会で優勝し8連覇を達成している。

主な出身者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 金子淳(2011)"公害展示という沈黙―四日市公害の記憶とその表象をめぐって―"静岡大学生涯学習教育研究.13:13-27.(26ページより)
  2. ^ a b c 「過去に問う 未来への答え 谷川俊太郎さん作詞 四日市南高校歌 公害経て歌詞は変わる」中日新聞2017年1月1日付、4部三紀3ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]