ラファエル・ペレス

ラファエル・ペレス
*Rafael Pérez*
	中日ドラゴンズ時代; (2015年7月26日)
基本情報
国籍	ドミニカ共和国
出身地	サントドミンゴ
生年月日	1982年5月15日（41歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	左投左打
ポジション	投手
プロ入り	2002年アマチュア・フリーエージェントとしてクリーブランド・インディアンスと契約
初出場	MLB / 2006年4月20日ボルチモア・オリオールズ戦
最終出場	MLB / 2012年4月25日カンザスシティ・ロイヤルズ戦
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	クリーブランド・インディアンス (2006 - 2012); ベラクルス・レッドイーグルス (2014); キンタナロー・タイガース (2015); 中日ドラゴンズ (2015); キンタナロー・タイガース (2016); ロングアイランド・ダックス (2017);
国際大会
代表チーム	ドミニカ共和国代表
WBC	2009年
	この表について

ラファエル・ジェローム・ペレス（Rafael Jerome Pérez, 1982年 5月15日 - ）は、ドミニカ共和国・サントドミンゴ出身のプロ野球選手（投手）。左投左打。現在はフリーエージェント。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

高校時代は、バスケットボールをプレーする傍らで漁船の操縦士として働いていた^[1]。

プロ入り後[編集]

2002年1月25日にアマチュアFAとしてクリーブランド・インディアンスと契約。

2006年4月20日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビュー。マイナー時代は先発投手だったが、メジャーでは全てリリーフとして登板している。

2009年開幕前の3月に第2回WBCのドミニカ共和国代表に選出された^[2]。

2012年11月30日にFAとなった。

2013年2月14日にミネソタ・ツインズと契約。5月17日に解雇された。5月23日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結ぶ。オフの11月5日にFAとなった。

2014年1月18日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ^[3]。4月に解雇された。5月5日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのベラクルス・レッドイーグルスと契約を結んだ。7月11日に解雇された。7月12日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ^[4]。

2015年2月12日にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ^[5]が、4月9日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのキンタナロー・タイガースと契約を結んだ。7月3日に解雇された。

2015年7月13日にドリュー・ネイラーと共に中日ドラゴンズへの入団会見が行われた^[6]。しかし、一軍出場なしに終わり、12月2日に自由契約公示された^[7]。

2016年はキンタナロー・タイガースでプレー。

2017年は独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスでプレー。

2018年は所属球団なく、オフにドミニカのウィンターリーグでプレー。

選手としての特徴[編集]

19歳の時にインディアンスのスカウトに勧められて野球を始め、遅咲きだった^[1]。

同じドミニカ共和国出身のカンディド・ヘススと仲が良い^[8]。なお、ヘススも2010年に中日に入団していた。

2009年まではクロス気味に足を踏み出すスリークォーターから平均球速90mph（約145km/h）ほどの速球（シンカー）と変化の大きいスライダーで内角を攻め^[9]三振を奪う投球スタイル^[10]^[11]^[12]^[13]で奪三振率8.89を誇っていた。しかし2009年から制球が乱れて奪三振が減り^[14]、2010年からは平均球速88mph（約142km/h）ほどのカッター軌道の速球とスライダー、チェンジアップでゴロを打たせる投球スタイルとなった^[15]^[16]。

メジャー時代はメディアに「地球最高の救援左腕」と称された時代があった^[1]。

インディアンス時代はリリーフとして起用されたが、2014年にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルでプレーして以降は先発としての登板が増えている。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2006	CLE	18	0	0	0	1	----	56	12.1	10	2	6	1	0	15	4	1	6	6	4.38	1.30
2007		44	1	2	1	12	.333	256	60.2	41	5	15	2	0	62	4	0	15	12	1.78	0.92
2008		73	4	4	2	25	.500	313	76.1	67	8	23	3	2	86	3	0	32	30	3.54	1.18
2009		54	4	3	0	6	.571	230	48.0	66	5	25	6	2	32	1	2	41	39	7.31	1.90
2010		70	6	1	0	13	.857	272	61.0	72	3	25	4	0	36	6	0	23	22	3.25	1.59
2011		71	5	2	0	12	.714	257	63.0	59	2	19	0	0	33	3	1	27	21	3.00	1.24
2012		8	1	0	0	0	1.000	31	7.2	5	1	4	1	0	4	0	1	3	3	3.52	1.17
MLB：7年		338	21	12	3	69	.636	1395	329.0	320	26	117	17	4	268	21	5	147	133	3.64	1.33

NPB記録[編集]

一軍公式戦出場なし

背番号[編集]

53 (2006年 - 2012年)
49 (2015年途中 - 同年終了)

代表歴[編集]

2009 ワールド・ベースボール・クラシック・ドミニカ共和国代表

脚注[編集]

^ ^a ^b ^c 【中日】新助っ投ペレス、元漁船の操縦士で野球経験は１９歳までゼロ！？スポーツ報知 (2015年7月14日) 2015年7月19日閲覧
^ 2009 Tournament Roster^{[リンク切れ]} The official site of World Baseball Classic （英語） 2016年3月7日閲覧 ^{[リンク切れ]}
^ Joey Nowak (2014年1月18日). “Texas signs veteran lefty Perez, offers invite to camp”. MLB.com. 2014年1月19日閲覧。
^ Charlie Wilmoth (2014年7月12日). “Minor Moves: Perez, Marshall, Feierabend”. MLB Trade Rumors. 2014年7月13日閲覧。
^ “Mariners sign LHP Rafael Perez to Minor League contract”. MLB.com Mariners Press Release (2015年2月13日). 2015年2月14日閲覧。
^ 新外国人選手入団発表中日ドラゴンズ公式サイト (2015年7月13日) 2015年7月13日閲覧
^ 2015年度　自由契約選手日本野球機構オフィシャルサイト
^ 東京中日スポーツ・2010年1月21日 3面
^ 『月刊スラッガー』2009年6月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-6、27頁。
^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、118頁頁。ISBN 978-4-331-51300-2。
^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』廣済堂出版、2009年、151頁頁。ISBN 978-4-331-51370-5。
^ 『月刊スラッガー』2007年11月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-11、10頁。
^ 『月刊スラッガー』2008年6月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-6、47頁。
^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2010』廣済堂出版、2010年、164頁頁。ISBN 978-4-331-51439-9。
^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』廣済堂出版、2011年、159頁頁。ISBN 978-4-331-51518-1。
^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』廣済堂出版、2012年、133頁頁。ISBN 978-4-331-51612-6。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Rafael Perez stats MiLB.com （英語）
個人年度別成績ペレス - NPB.jp 日本野球機構

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[野球の目覚め-1] 【中日】新助っ投ペレス、元漁船の操縦士で野球経験は１９歳までゼロ！？スポーツ報知 (2015年7月14日) 2015年7月19日閲覧

[2] 2009 Tournament Roster^{[リンク切れ]} The official site of World Baseball Classic （英語） 2016年3月7日閲覧 ^{[リンク切れ]}

[3] Joey Nowak (2014年1月18日). “Texas signs veteran lefty Perez, offers invite to camp”. MLB.com. 2014年1月19日閲覧。

[4] Charlie Wilmoth (2014年7月12日). “Minor Moves: Perez, Marshall, Feierabend”. MLB Trade Rumors. 2014年7月13日閲覧。

[5] “Mariners sign LHP Rafael Perez to Minor League contract”. MLB.com Mariners Press Release (2015年2月13日). 2015年2月14日閲覧。

[6] 新外国人選手入団発表中日ドラゴンズ公式サイト (2015年7月13日) 2015年7月13日閲覧

[7] 2015年度　自由契約選手日本野球機構オフィシャルサイト

[tochu-8] 東京中日スポーツ・2010年1月21日 3面

[9] 『月刊スラッガー』2009年6月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-6、27頁。

[10] 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、118頁頁。ISBN 978-4-331-51300-2。

[11] 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2009』廣済堂出版、2009年、151頁頁。ISBN 978-4-331-51370-5。

[12] 『月刊スラッガー』2007年11月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-11、10頁。

[13] 『月刊スラッガー』2008年6月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-6、47頁。

[14] 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2010』廣済堂出版、2010年、164頁頁。ISBN 978-4-331-51439-9。

[15] 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』廣済堂出版、2011年、159頁頁。ISBN 978-4-331-51518-1。

[16] 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』廣済堂出版、2012年、133頁頁。ISBN 978-4-331-51612-6。

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表話編歴野球ドミニカ共和国代表 - 2009 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	17 フェリペ・アルー
コーチ	55 ルイス・プホルス 32 マリオ・ソト 6 ジュニア・ノボア 4 アルフレド・グリフィン 19 ルイス・シルベリオ 31 ラモン・ヘンダーソン
投手	20 フリオ・マニョン 36 エディンソン・ボルケス 38 ウバルド・ヒメネス 43 ダマソ・マルテ 44 ペドロ・バイオーラ 45 ペドロ・マルティネス 46 ジョニー・クエト 49 カルロス・マーモル 51 フリアン・タバレス 53 ラファエル・ペレス 57 オダリス・ペレス 58 トニー・ペーニャ 66 ホセ・アレドンド
捕手	21 ミゲル・オリーボ 25 フアン・ブリトー 33 アルベルト・カスティーヨ
内野手	2 ハンリー・ラミレス 7 ホセ・レイエス 10 ミゲル・テハダ 14 フェルナンド・タティス 16 ウィリー・アイバー 24 ロビンソン・カノ 34 デビッド・オルティーズ
外野手	3 ウィリー・タベラス 11 ホセ・ギーエン 15 ネルソン・クルーズ 18 モイゼス・アルー 23 ホセ・バティスタ