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プロジェクト‐ノート:化学/過去の議題/平衡定数の単位

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平衡定数の単位[編集]

これまで平衡定数は原則無名数で表記されてきたわけですが、一部単位を付記したものもあります。たとえば硫酸自己解離平衡などは、水とは異なり質量モル濃度で表記するか、モル濃度で表記するかで密度の関係によりかなり異なって来るため、原書の出典においても特別に単位が付記され、それ以外のものは特に単位が付記されていないことが圧倒的に多いのです。たとえば酸解離定数なども本来、mol/kgなり、mol/dm3などの単位が存在するわけです。ただしpKaなど対数尺度では無名数となりますが。

また、最近混乱のあった(その原因を作ったのはAs6022014ですが)フッ化水素の自己解離では平衡反応はですが、自己解離定数: は分母のフッ化水素については純物質の活量は原則として1とおくことからイオン積: となるわけですが、自己解離定数は文献によりmol/kgによるものか、mol/dm3単位に基づくかの違いは見られるものの、共通して分母は1とおき、イオン積で表されていることからそのようなことは常識と安易にしか考えてこなかったところ、実際に混乱が起こったわけで、平衡定数の単位をどう扱うかの検討も必要かと思った次第です。--As6022014 2009年1月29日 (木) 06:01 (UTC)[返信]

国際単位系の中の話であれば、出典(情報源)に忠実であるようにとしか言えません。mol/kgもmol/dm3も国際単位系の中の話です(mol/dm3よりもmol/m3の方が妥当というのは補助単位の問題として置いておくとして)。もともと平衡定数は圧力、温度依存の定数です。重量濃度と体積濃度とでは溶液の比重による温度補正の問題があるので等価ではないです。つまり平衡定数自体の温度補正と濃度単位の温度補正の両面があるので安易に変換すると数値の精度が狂います。--あら金 2009年1月29日 (木) 14:49 (UTC)[返信]