ノート:電気感受率

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二種類の定義[編集]

P=χεEとした場合のχを電気感受率とする定義と、P=χEとした場合のχを電気感受率とする定義はどちらが有力なのでしょうか? 私は10対1くらいで前者が優勢だと思っていたのですが、図書館に行ってランダムに電磁気学の本を10冊、見てみたら分布は以下のようでした。

  • P=χεE方式
    • ファインマン『ファインマン物理学III - 電磁気学』岩波書店、1969年
    • 太田浩一『丸善物理基礎コース - 電磁気学I』丸善、2001年
    • 溝口正『電磁気学 - SI UNITS - 』裳華房、1992年
    • 本郷廣平『新電磁気学』実教出版、1990年
  • P=χE方式
    • 牟田泰三『岩波講座・現代の物理学 (2) - 電磁気学』岩波、1992年
    • 霜田光一ほか『大学演習・電磁気学』裳華房、1956年(72年19版)
    • 砂川重信『電磁気学 - 物理テキストシリーズ4』岩波、77年(02年22刷)
    • 川西健次『電磁気学 - Electromagnetism』コロナ社、1959年(68年12版)
    • ランダウ & リフシッツ『ランダウ=リフシッツ理論物理学教程 - 電磁気学I』東京図書、1962年(76年13刷)
    • 後藤尚久『なっとくする電磁気学』講談社、1993年

後者もけっこう有力なようです……と言いますか後者の方が優勢な可能性も大いにありますね。

本項ではどのように記述すべきでしょうか(現状では、前者を主軸にして後者は注釈程度にしてありますが)。違う次元の量であることを重視すれば、「山手線方式」を採って、ページ内で分割して記述するべきでしょうか? しかしともにPとEを結ぶ物性値であることを重視するなら、現状の延長で、混在したまま必要なことを加筆していくべきでしょうか? 識者の意見を乞います。--Five-toed-sloth 2007年9月28日 (金) 20:15 (UTC)[返信]