ノート:近代化

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「西欧の近代化」の項目について[編集]

西洋、特に西ヨーロッパの場合は、「いつのまにか近代になっていた」、あるいは「なんかそれ以前とは随分違ってきたから、近代として区別しよう」という感じなので、あまり近代化とは言わないと思います。この項目に書かれている内容もなんだか適当に書いた様な内容のままですし、項目ごと削除したいのですが、反対の方はおられますか。 コータ 2006年2月23日 (木) 14:54 (UTC)[返信]

中世と近代は明確に区別されており、「いつのまにか近代になっていた」などということはありえない。 --忠太 2006年2月23日 (木) 15:06 (UTC)[返信]
中世と近代は明確に区別されていますが、その境界は明確ではありません。中世と近代の間に近世を挟むかどうかはさておいても、ある日突然近代になるというような事はありません。一般に近代とそれ以前はイギリス産業革命とフランス革命、いわゆる二重革命で区切られている訳ですか、フランス革命にしたってどの時点の事なのかという問題もありますし、イギリス産業革命にいたっては1760年代から1830年代という長い期間を要している訳です。この期間、まだまだ前近代っぽい時期、割と前近代っぽくない時期、そろそろ近代っぽい時期、まさしく近代だという時期という感じで少しずつ変化している訳です。また両革命の影響が「世界」各地に波及するにはそれなりの時間を要し、イギリス、フランスという「先進国」で始まった近代の波が南米やアフリカなどに時差無しで到達するという事はありません。当時の人々はこの期間、進行中の変化を見て近代になっている、と考えたでしょうか。社会全体の変化が終わり、改めて振り返った時に「我ら失いし世界」に気がつき、既に到来した「近代」に気がつくのです。・・・・・・というようなニュアンスを「いつのまにか近代になっていた」という文からくみ取って頂けると助かります。キーワードは「世界史」と「脱発展段階論」です。詳しくは川北稔「環大西洋革命の時代」『岩波講座世界歴史17』とか、ホブズボウムの時代三部作、ウォーラステインあたりをご参照下さい。 コータ 2006年2月23日 (木) 15:54 (UTC)[返信]
現状では不十分な記事ですが、(後進国ゆえかどうか)「近代化」というテーマは日本人にとって重要な課題であった訳で、不必要な記事ではないでしょう。--忠太 2006年2月24日 (金) 17:27 (UTC)[返信]
了解です。必要だとお考えの方がいらっしゃるのなら無理に削除しようとは思いません。ただ、ヨーロッパで「近代化」が議論の対象となる場合はドイツやロシアなどの後発国が主で、上からの近代化をしようとはせずとも近代的になっていたイギリスなどは近代化という観点から取り上げられる事は無い様に思いましたので。今後、日本、韓国の近代化に関する記述と同じくらい、西洋の近代化も内容が充実することを期待しています。 コータ 2006年2月26日 (日) 02:42 (UTC)[返信]