ノート:競走馬

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記事の統合について[編集]

競走馬に関係する記事(見つけた限りでは、競走馬の適性競走馬名冠名競走馬の血縁関係の4記事)を競走馬に統合することを提案します。また、日本以外のことも書いてください(馬の名前にカタカナしか使えないのは日本だけのルールですし)。--Tamago915 2006年4月9日 (日) 04:39 (UTC)[返信]

(一部賛成)冠名競走馬名の統合には賛成です。しかし、競走馬の血縁関係については、競走馬の血統に関する記事であるという性質に着目して、サイアーラインインブリードアウトブリード血統理論の一部などと統合して、たとえば「サラブレッド競走馬の血統」といった記事を作るほうがいいのではないかと思います。(競走馬の血統というカテゴリもあることですし。)競走馬の適性については保留します。-- 2006年4月9日 (日) 05:17 (UTC)[返信]
  • 競走馬名については反対意見もないようですので統合してみました。冠名は、競走馬名とは独立して記述する意義のあるテーマなのではないかと考えが変わりましたので今回は手をつけませんでした。-- 2006年5月15日 (月) 14:21 (UTC)[返信]
  • 提案からもうすぐ3ヶ月です。冠名についてはいまのところ統合に反対の意見しか出ていません。今月中に賛成の意見が出なければ統合しないということでひとまず結論とし、提案を削除するというのはいかがでしょうか。-- 2006年7月4日 (火) 12:32 (UTC)[返信]
処理しました。-- 2006年8月1日 (火) 13:27 (UTC)[返信]

故障の競走馬への統合について[編集]

疾病やいわゆる悪癖が故障において述べられていることに違和感を覚えこちらへ統合しましたが、脚部に関する負傷・疾病のみを独立させる必要もないのではないかと感じるようになりました。競走馬に関する負傷疾病全般を競走馬において記述するべきかどうか、ご意見を伺いたく思います。-- 2006年12月28日 (木) 10:24 (UTC)[返信]

  • ご提案中の故障は、競走馬に於いての故障についての記事なので、自分の意見としては反対する理由は有りません(つまり、賛成)。
    • ただ漠然と「故障」の項目は反対です。車や家電の故障とは、訳が違うのですから… 馬1頭1頭に故障ヶ所のスペアが有る訳じゃ無し。

「左回り・右回りに関する適性」の項について[編集]

例としてディープインパクトが引き合いに出されていますが、この記述はディープインパクトが左回り巧者であると誤解されてしまう虞があります。

ディープは皐月賞、弥生賞、2006年有馬記念などを勝利していることから中山競馬場に適性が無かったとは言いがたく、他にも菊花賞や阪神大賞典、宝塚記念など右回りの競馬場で難なく勝利を挙げているため、ただ一度の敗戦(2005年有馬記念)から右回りを不得手としていたと結論付けることはできません。また、凱旋門賞での敗戦については、馬場の軟らかさや騎手の騎乗内容などが主な敗因であり、右回りであったこと自体は少なくとも直接の敗因ではありません。

もしディープが右回りを苦手としていることを記事中において示したいのならば、それを証明する決定的な証拠を提示してください。それが無い限り、該当する一文は削除せざるを得ません。--Faci 2011年2月19日 (土) 00:29 (UTC)[返信]

全体的な問題[編集]

出典がない、日本競馬中心、「実例」が多すぎる、独自研究くさい、などの諸問題が見られます。現状ではほとんど「最近の日本の競走馬」という記事名かと思ってしまうレベルです。--零細系統保護協会会話2014年4月16日 (水) 17:06 (UTC)[返信]

競走馬名について[編集]

実例が多いのは出典を示している行為なので別に悪いとは考えていませんが、いつから(何年何月や戦前、戦前の表記など)適用されたかについて出典が明示されていないため{{要出典範囲}}を貼らせていただきます/した。資料等で確認できているという方は出典の提示をお願いします。--CornBoard会話2015年7月22日 (水) 06:11 (UTC)[返信]

馬名-歴史節[編集]

利用者:ざっとの編集所さんにより馬名の歴史節を作っていただきました。その事自体はよいと思います。

「最初期には馬名をつける慣習はなかった」というのは間違いで、「古い時代の馬名は体系的な記録がない・伝わらない」というところ。アレクサンダー大王のブーケファロスみたいに、馬名を付ける習慣自体はあったと思われるけども、記録として残っていない。非体系的な断片的なものはあるけれど、サラブレッドと血統書と結びついたようなものは稀有。

というわけで最初期のことは、書こうとするとこれが実に高難度。調べれば調べるほど、「GSBに間違いがある」「結局よくわかっていない」という話になっていきます。『イギリス文化と近代競馬』は、手軽に入手できて読みやすい本ではありますが(私はうっかり3冊持ってる)、内容の専門性はあまり高くないです。(著者が悪いのではなく、本の刊行意図としてイッパン向け)そのため、不正確というか、ガバっとしたところがあります。多くの方にとってとりあえずアクセスしやすいという点ではThroughbred Heritageでしょう。

公刊されたものとして競走馬についての最初の体系的な記録は「ジェネラルスタッドブック」序刊(1791)です。ところがサラブレッドの始祖は、17世紀中葉(1650頃)とか、なかにはそれ以前に遡ります。ウェザビーは、正式な記録がない状態で、最大200年ほど前の情報を収集し、まとめたわけです。

で、200年前の「馬名」は伝わっていないことが多く、GSB序刊では「誰某氏が所有していたと伝わる黒毛のトルコ産馬」とか、「何々家が飼っていた赤毛の北部馬の母馬」「ナントカという馬の2頭の妹姉のうち1頭」とかいうような格好で個体識別名称が付与されています。

それが固有名詞化して「ダーレーアラビアン」とか「シスタートゥソアヒールズ2」とか「なんとかズダム」みたいになる。ところが情報が錯綜しているところもあり、「なんとかズダム」と「シスタートゥホニャララ」が同一馬だとか、いや違うとか、いろいろある。

なかには1610年頃の王室牧場の断片史料とかがあり、そこで毛色を「yellow」とか「sorrill」(現代のsorellに相当する語)とかが多数いて、bayやchesnutが一頭もいないのは不自然なので、これはもしかするとyellowとかsorrillが現代の鹿毛や栗毛にあたるのではないかと推定されている。でも証拠資料がないので推測どまり。だから「ダーシーズホワイトターク」は白毛や芦毛ではなかった可能性もある。

収集された断片的な情報によると、「スミスさんの鹿毛のトルコ馬」をマイケルさんが購入すると「マイケルさんの栗毛のアラブ馬」になったりする。史実だとそんな人物いないとか、そもそも産地・品種がガバガバ(「トルコ馬」(ターク)はトルコ産じゃないとか)だとか。「ホニャララ」の産駒にたくさん「ホニャララ」がいて(当時は父と子が同じ名前はわんさかいる)、後世の人が区別するために「ヤングホニャララ」「オールドホニャララ」「誰某's ホニャララ」とか思い思いに名をつけたりする。で、ここらへんは結局よくわかっていないところも多々ある。

とにかくそういう色々を、端的な出典つけて簡素に書くのはたいへん。『ジェネラル・スタッド・ブックの歴史』(1991)あたりが「入門クラス」なんだけど、日本語で読める文献はそこまでぐらいで、それでも30年も前のもので、2020年には新説がいっぱいでてて・・・という感じ。む・り。--柒月例祭会話2023年10月4日 (水) 05:05 (UTC)[返信]

  • 報告[1]で削りました。
  • 『イギリス文化と近代競馬』pp.32-34は、セントレジャーの創設についての文脈です。第1回の優勝馬に名前がつけられていなかったことに説明があります。一文引用します。
この時代、近代競馬が確立する以前、馬はあくまで貴顕人士の所有物、専有物で、そのオーナーの名前で呼ばれるのが通例でした。
山本雅男『イギリス文化と近代競馬』彩流社、2013。p.32
  • 著者の山本雅男さんは文句なしのガチの方です。イギリス近世史と文化論で博士課程修了、英国競馬史に関する著作も多く、JRAの馬事文化賞も受けています。
  • ですがこの文を出典として、「固有名詞を与えられることは稀」と書くのは、筆が滑りすぎと思います。解釈の問題でもありますが、「バイアリー氏のトルコ馬」という意味の「バイアリーターク」は、それはもう「固有名詞じゃん」とも言えます。たぶん、「馬の固有名詞を記録として残した例が稀」という状況と思います(要出典ですけどね)。
  • 増田知之『血統と系統と伝統』(東邦出版、2018)- 割と新しい文庫本で入手が容易と思います。おすすめします。著者は学者ではありませんが、JRAのロンドン駐在員事務所長・東京競馬場長などの肩書をお持ちで、ガチの人です。
  • 「馬名についての体系的な話」ではありませんが、同書は第1章「むかしむかしの英国競馬」、第2章「近代競馬の誕生」、第3章「サラブレッドの誕生」という具合です。
  • 2章の最後の方に、成績書に掲載されている最古のレースである1709年のヨークのゴールドカップのことが書かれてます。同書では当時のことについて「馬名がない」のではなく、馬名を記録するようにはなっていなかった、と書いてあります。
  • 稀覯本では、『レーシングカレンダーとスタッドブックの歴史』(C.M.Priorの1926年の“The Hisotory of the racing Calender and Stud-Book”の和訳版。1950。古本屋でわりと容易に見つかります)、『ジェネラルスタッドブックの歴史』(P.Willetの1991“A History of the General Stud-Book”の和訳版。1993)
  • ただどれも「馬名の歴史」みたいな切り口ではないです。最初期の馬について、個々の事例で「この馬の馬名はかくかくしかじか」というのはありますが、一般論みたいな話はない。
  • このあたりの著作を用いて、<最初期の馬は「所有者+毛色+産地(≒品種)」で記録されている>、<同一馬に様々な呼称が与えられたりしており混乱がある>、みたいなことは割と容易に書けるかと。
  • PriorやWilletは、英国競走馬史研究の第一人者的な存在で、GSBの誤りなどを多数指摘しています。にしても100年前の研究者であり、2020年代のいまからみると彼らもまた「古典」であって、いまは「Priorの誤りを研究した人たちが研究対象」ぐらいの感じです。ですがそこらへんになると、もはや和書では得られず、1980-90年代ごろまでのものが英国で出ていてアマゾンお取り寄せ可能、2000年代となると「紙の本」では得難くネットで探す、みたいな感じ。Throughbred Heritgeがもっともアクセスしやすいです。
  • 『競馬の世界史』(1976) - 索引に「馬名」がない。
  • 『競馬百科』(みんと) - JRAの馬名登録手続きの話だけ。
  • 『英国競馬事典』 - 「馬名」の項があります。「18世紀末のころ、競走馬は名前なしで出走することが多く」などとあります。あとは個別の事例がいろいろと。入手が容易な和書としては割と材料が多いかもですが、しかし全体の大半は現代のことについて書かれており、最初期のことはさほど書かれていません。
  • 洋書を漁ればなにかあるかもしれないですが、調べてないです。(索引とかでサクッと調べるのが困難)--柒月例祭会話2023年10月4日 (水) 11:22 (UTC)[返信]