ノート:直良信夫

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「直良発見の明石人が縄文時代以降の新人とする意見が多く、葛生人は、獣骨や室町時代頃の人骨の寄せ集めである事が判明、直良の功績が薄れる結果云々」との記述がありますが、化石資料の年代推定方法は、直良の活躍していた時代には皆無に近く(現在でも難しい分野です)、近年の分析により時代の新しいものとわかった事は研究の進展と解すべきであり、事実直良の評価を下げる事にはなっていません。

葛生人資料は、石灰岩地帯で採集された資料で、酸性土壌の日本では通常残存し難い有機質の骨などが多く残されています。これも採集当時には直接年代を推定する方法は無く、化石を包含していた地層の年代から大雑把に年代の見当をつけたに過ぎません。年代が判明したのはようやくここ数年の事で、直良に瑕疵はありません。また古生物学者でもあった直良は人骨だけを採集していたのではなく、獣骨や貝殻と言った動物一般の資料を採集対象としておりました。したがって葛生の資料について、「獣骨や室町時代頃の人骨の寄せ集めである」と言う表現は適当ではありません。--Kogane 2006年2月3日 (金) 01:37 (UTC)[返信]