ノート:灯油

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ケロシン、軽ケロシン、kerosene、灯油という用語の関係をはっきりさせる必要があるように思います。特に、ケロシンは灯油の一部(成分)という立場のようですが、keroseneは英語圏では単に「灯油」の意味で使われているようで、その辺りも含めて整理する必要がありそうです。Gnaka 2006年7月7日 (金) 20:50 (UTC)[返信]

2001年9月11日以降、灯油による火災で鉄骨高層ビルが破壊してしまうというとんでもない事が、常識になってしまっている。本来常識的な人なら耐えられないはずなのですが、現実的には逆になってしまっています。”裸の王様”状態です。--Shoon 2007年3月1日 (木) 13:56 (UTC)[返信]

ケロシンとの統合[編集]

同じもの別名であり、統合すべきです。航空燃料は灯油とはあまり言いませんが、言い方の問題であり、灯油であることに違いはありません。言語間リンクもほぼ同一で、記述も一部重複しています。--Chapper 2008年11月27日 (木) 09:53 (UTC)[返信]

それを言い出すと、軽油はどうなるのですかということになるのですが。つまり現状は物性で分類されているのではなく用途で別記事になっているわけですが用途による名称よりも生成上の成分名を優先する根拠はなんでしょうか?ちなみにジェット燃料は上空で水分の露結が凍結して燃料系に事故を起こさないように特別にグレードが調整されているので、灯油を入れればジェット機が飛ぶというものでもないです。(まあ、軽油タンクに灯油を入れてもジーゼルエンジンは動きますが互換性があっても留分が全く同一というわけでもないです。)--あら金 2008年11月27日 (木) 17:47 (UTC)[返信]
統合についてあまりメリットを感じません。日本語では、言葉の用途として「灯油」「ケロシン」はほぼ分かれているように思います。--Su-no-G 2008年11月28日 (金) 03:58 (UTC)[返信]
軽油の指摘がよくわかりませんが、とりあえずディーゼル燃料は軽油へのリダイレクトになっています。また、ジェットエンジンは「ジェットエンジン用の灯油」を入れれば飛び、それを通常は「ジェットエンジン用のケロシン」と呼ぶと言うだけのことです。
「成分名を優先する根拠」は、「用途による名称」というものは実際はないからです。たいていの辞典辞書類で、ケロシンとは灯油のことであると書かれていると思います。
言葉の用途はほぼ分かれていますが、言葉の意味は同じです。「金(きん)」と「ゴールド」の関係に似ていると思います。言葉を使う場面は分かれていますが、意味するものは同じであり、無理に言葉ごとに記事を作る必要はありません。
統合しないなら、重複記事を解消するには、記事の範囲を限定する必要があります。「ケロシン」は航空宇宙燃料のケロシンにはっきり限定し、灯油・ケロシン全体についての記述は一部転記や削除をするべきです。記事名を「航空宇宙用ケロシン」(これは例示で、こんな言葉はおそらくないので採用するべきではありません)のような記事名に改名するのが好ましいでしょうが、適切な記事名が思い浮かびません。--Chapper 2008年11月28日 (金) 08:52 (UTC)[返信]
現在の ケロシン の違和感についてはその通りだと思います。差し支えなければ内容をざっと整理しますが。航空宇宙燃料向けに成分調整する方法の詳細が私の手元からはすぐ分かりませんので、識者のかたご指南いただければ助かります。--Su-no-G 2008年11月28日 (金) 09:48 (UTC)[返信]
簡単には石油精製の英語の図、詳しくは石油製品ができるまで(製油所)(出光)のように原油を常圧連続蒸留するとナフサ(軽ナフサ・重ナフサ=ガソリンとも言う)・ケロシン・軽油・重油の各留分(フラクション)が得られます。つまりケロシンは原油の留分の呼称です。ケロシンはさらに水素添加や他留分クラッキングの剰余分がブレンドされて品質毎に白灯油とかジェット燃料とかになります(ジェット燃料は航空機用は限りなく灯油に近いですが、軍用は重ナフサ留分と軽ナフサ留分もブレンドされます)。ナフサもケロシンも混合物ですから一定の沸点が存在するわけではなく、連続蒸留塔のどの高さから出てくるかの違い(なので蒸留塔の運転温度や原料中の比率で当然組成は変化する)当然、不純物以外にも発火点や引火点は灯油(JIS K 2203)とジェット燃料(航空タービン燃料油 JIS K 2209)とでは規格としても別ものです。言い換えるとジェット燃料はブレンド(JetB燃料)はガソリン分をブレンドします。なので強いてケロシンと言えるのはジェット燃料のうちJetA燃料とか軍用のJP-4、JP-8燃料です。
蛇足で石油製品のJIS規格を列挙すると
  • 液化石油ガス(LPガス)(JIS K 2240:2007)
  • 工業ガソリン(JIS K 2201:1991)
  • 自動車ガソリン(JIS K 2202:2004)
  • 航空ガソリン(JIS K 2206:1991)
  • 石油エーテル(試薬)(JIS K 8593:2007)
  • 石油ベンジン(試薬)(JIS K 8594:1996)
  • リグロイン(試薬)(JIS K 8937:1994)
  • 航空タービン燃料油(JIS K 2209:1991)
  • 灯油(JIS K 2203:1996)
  • 軽油(JIS K 2204:2007)
  • 重油(JIS K 2205:1991)
  • 工業用潤滑油(JIS K 2001:1993)
  • 自動車エンジン油(JIS K 2010:1993) 
  • 冷凍機油(JIS K 2211:1992)
  • タービン油(JIS K 2213:1983)  
  • 内燃機関用潤滑油(JIS K 2215:1993)
  • ギヤー油(JIS K 2219:1993)
  • 流動パラフィン(JIS K 2231:1993)
  • 流動パラフィン(試薬)(JIS K 9003:1994)
  • マシン油(JIS K 2238:1993)  
  • 軸受油(JIS K 2239:1993)
  • グリース(JIS K 2220:2003)
  • 切削油剤(JIS K 2241:2000)
  • 熱処理油(JIS K 2242:2006)
  • エアフィルタ油(JIS K 2243:1993)
  • さび止め油(JIS K 2246:2007)
  • 自動車ブレーキ用非鉱油系ラバー潤滑剤(JIS K 2228:1996)
  • 自動車用非鉱油系ブレーキ液(JIS K 2233:2006)
  • 不凍液(JIS K 2234:2006)
  • 石油ワックス(JIS K 2235:1991)  
  • 自動車用つや出しワックス(JIS K 2236:1997)
  • 石油アスファルト乳剤(JIS K 2208:2000)
  • 石油アスファルト(JIS K 2207:1996)
です。なので石油先物取引のシンガポールケロシン相場とかならともかく、最終石油製品の名称としてケロシンを使うのは妥当ではないです。--あら金 2008年11月28日 (金) 17:43 (UTC)[返信]
(補足)NANANASAのケロシン燃料規格の説明はw:en:RP-1にあります。--あら金 2008年11月28日 (金) 18:06 (UTC)[返信]
あら金さんのご説明を私なりにまとめると
  • 留分の名称(=灯油=ケロシンだと私が言っていたもの)はケロシンである
  • ほぼケロシンからなる石油製品に灯油・JetAなど、主にケロシンからなる石油製品にJetBなどがある。
ということでよろしいでしょうか。
そういうことなら、灯油への統合は不可ですね(統合するとしたらケロシンへでしょうが、これもあまりよくないでしょう)。正式に統合提案から「一部転記も視野に入れた整理」に切り替えます。
また、整理するにしても、先に私が言ったような「ケロシンの記述を限定する」のではなく逆に、
  • 「灯油」は「JIS K 2203の灯油」を扱う。他を扱うとしても、「灯油」としてではなく「灯油に関連したもの」として書く。
  • 「ケロシン」は、留分についてや、ケロシンを主成分とする各種製品について概説する
ようにまとめたほうがいいと思います。いかがでしょうか。--Chapper 2008年11月29日 (土) 02:21 (UTC)[返信]
特に異論はないです。(ケロシンとかパラフィンとかガソリンの語源は調べてみますが…つまり原油精製が始まってて、石油改質が開発されない頃はケロシンがそのまま流通したのでその語が残っているのでしょう。その辺は語源をしらべられれば経緯として明確になると考えます)--あら金 2008年11月29日 (土) 04:49 (UTC)[返信]
とりあえず簡単にですが修正しました。一部転記箇所としては、英語版のkeroseneで書かれているのはケロシンとその製品全般なので、keroseneに対応する一覧と思われる「灯油#各国語での呼称」は「ケロシン」側にあったほうがよく、反対がなければ転記いたします。そのほかは、転記するほどまとまった記述はなく、通常編集で対処できたと思います。--Chapper 2008年12月3日 (水) 09:20 (UTC)[返信]
切り分けお疲れさまです。転記についてご提案通りで良いと思います。--Su-no-G 2008年12月3日 (水) 11:43 (UTC)[返信]