ノート:分生子

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定義を含めて大幅にいじりたいんですが。というのも、確かに不完全菌は分生子しか作りませんが、完全世代の担子菌や子嚢菌もずいぶん頻繁に分生子を作るんですよ。ヤグラタケがひだに担子胞子を作りながらも傘の実質がどんどん厚膜胞子に変化していくことは有名ですが、そのほかにもナメコの完全世代の菌糸体は恒常的に分生子を作っています。ヒラタケ科のオオヒラタケは子実体を形成しているすぐ根元の菌糸体から粘液に包まれた分生子を出しますし、子嚢菌ではマユハキタケがやはり子実体のすぐ根元に分生子を形成します。だから、あくまでも「子嚢菌や担子菌、さらにその不完全世代である不完全菌が無性生殖に際して形成する胞子」と定義したほうがいいと思うんですが、いかがでしょう。--ウミユスリカ 2005年1月14日 (金) 08:41 (UTC)[返信]

ああそうか、そりゃあそうですよね。完全世代の方は全く頭になかったもので、それでは、それも含めて大いにいじってやってください。楽しみに待ってます。--Ks 2005年1月14日 (金) 11:09 (UTC)[返信]

私も手を入れようとして色々資料を集めたんですが、どうも著者によって微妙に定義の範囲が違っていて手を焼きました。真正胞子ではない無性胞子を全て分生子として扱っているものから、外生的なものだけに限定するものまでありますし、また、接合菌の単胞子胞子嚢も分生子として扱う見解まであるわけで・・・。分生子って真正胞子と異なり、ある意味消去法的な概念だから、こういう曖昧さは宿命なんでしょうね。--ウミユスリカ 2005年1月19日 (水) 13:19 (UTC)[返信]

ややこしい部分があるのは確かです。そこは、定義の差がある事をどこかに書いておけばいいでしょう。それより、完全なものをすぐにめざすわけには行きませんので、まずはキノコと分生子のこととか書いてはいかがでしょうか。私は接合菌の分生子のことを書く事にしましょうか?古くは単胞子の小胞子嚢もConidiaと書いてありましたから。--Ks 2005年1月20日 (木) 01:09 (UTC)[返信]