ノート:ケルヌンノス

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疑問点[編集]

記事を読んで、有角の人型の像を(悪く言えば)無節操にケルヌンノスとして扱っている印象を受けました。 実際『世界神話大事典』でポール=マリー・デュバルはそういう方向でケルヌンノスの記事を書いているのでアリなのかな?と思わなくもないのですが、 一方でスチュアート・ピゴットは「角のある神や枝角のある雄鹿の神像をすべてケルヌンノスだと思ってはならない」としています。 自分は門外漢なのでどちらが主流派の意見か分かりませんが、詳しい方がいたら教えていただけないでしょうか--雲霞会話2015年10月17日 (土) 13:14 (UTC)[返信]

手元にある文献をいくつか見たところ、James McKillopのOxford Dictionary of Celtic Mythology, P.B. EllisのDictionary of Celtic Mtythology、プロインシァス・マッカーナの『ケルト神話』では、有角の形象をケルヌンノスとみなしている一方で、ベルンハルト・マイヤーの『ケルト事典』はそうした傾向に警鐘を鳴らしています。おそらくぜんぶケルヌンノスとみなすのが主流なのでしょうが、史料を禁欲的に用いるならばそういうふうな解釈はできない、という見解もあるということなのでしょう。--toroia会話2015年10月17日 (土) 15:24 (UTC)[返信]
なるほど、納得しました。それではこの点については特に問題はなさそうですね。調べていただいてありがとうございます--雲霞会話2015年10月19日 (月) 18:05 (UTC)[返信]