ノート:アンドレア・デル・ヴェロッキオ

生年について[編集]

この人物の生年については、異なるいろいろな説があるようです。ここでも1435年、1436年のいずれかは曖昧な記載になっています。これが、例えば暦によって年次が異なるということなのか、異なる日付とする説があるのかは、現状では読み取れません。また、こちらも典拠不明ですが、it:Andrea del Verrocchioでは1437年になっています。

いずれにせよ、生年については、典拠を明記して記載していただきたいと考えます。もし、異説が複数あるということなら、それぞれに典拠を付けて併記すべきであると思います。--山田晴通（会話） 2012年6月23日 (土) 12:04 (UTC)[返信]

ご指摘ありがとうございます。ヴェロッキオに関しましては、なんせ500年以上前の人で、日本ではあまり有名ではありませんので、情報が少なく、あったとしてもレオナルド・ダ・ヴィンチとの関連程度で困っていたところでありました。生年についてですが、私が本記事を充実させるにあたって確認した文献では、すべて1435年の記述が見られます。世界美術大全集11巻にはP.99にその記述が見えますし、本記事には使用していませんが私の手元にある美術出版社より発行の「カラー版　西洋美術史」では1435年となっております。ちなみに没年月日ですが、「6月30日」の具体的な記述が見られたのは世界美術大全集のみでした。

申し訳ありませんでした、訂正しておきます。--くれもな（会話） 2012年6月23日 (土) 12:29 (UTC)[返信]

手持ち資料でヴェロッキオの生年が書いてあるものが見つけられなかったので、ネットで調べてみました。ルネサンス期芸術家の最重要文献とはいえ、嘘や勘違いが多いことでも有名な『画家・彫刻家・建築家列伝』の 1550 年版[1] では生年は未記載です。英語訳 [2] には生年が 1435 年と記載されているところを見ると、翻訳元は 1568 年に出た第二版かも知れません（すいません、確信がないです）。1568 年版のイタリア語版原文はこちら [3] ですが、何故か第四章からしかなくて、ヴェロッキオの記述がある第三章は見あたりません。

その他でいくと 1435 年なのが、ニューヨークのメトロポリタン美術館 [4] 、ブリタニカ [5]、1435 年頃がロンドンのナショナルギャラリー [6] となっていました。ルーヴルやゲメルデガラリーにもヴェロッキオの作品は所蔵されていますが、どちらのサイトでも生年は見つけることができませんでした。完全に勝手な私の想像ですが、「1435 年」は『画家・彫刻家・建築家列伝』が出典なのでしょうね。「頃」としているナショナルギャラリーは何か他の資料を持っているか、あるいは『画家・彫刻家・建築家列伝』を信頼していないか。で、私の意見ですとしては「1435年頃」でいいんじゃなかろうかと思います。個人的にはとくに出典も不要なのではとも考えていますが、もちろんどなたかの出典付与を妨げるものではありませんし、今回私が調べた内容を出典としていただいても構いません。--光舟（会話） 2012年6月23日 (土) 13:58 (UTC)[返信]

態々調べて頂いてありがとうございました。私もいろいろと調べてみましたが、見た限りではどれも「1435年」となっています。しかし、ナショナルギャラリーは「1435年頃」と発表しているとの情報を頂きましたので、今回は光舟様の御提案通りの表記を採用することと致します。--くれもな（会話） 2012年6月24日 (日) 05:29 (UTC)[返信]

くれもなさん、早速のご対応ありがとうございました。また、光舟さんもコメントありがとうございます。とりあえずはこれでよいと思います。

ただしちょっと検索してみただけでも、1936年とする記述はウィキメディアをはじめ、こちらのように公的なサイトやこちらなどにも見受けられます。また、1936年とする記述も、上記のイタリア語版の記事のほか、こちらなどいろいろあります。

ちなみに、こちらの文書では、「1434年から1437年にかけてのころ」と幅をとった表現になっています。いずれにせよ、ネット上の情報だけでは危うく、最終的にはしっかりした典拠を示すべきなのでしょう。現状は現状としてこれでよいと思いつつ、もっとしっかりした典拠が今後どこかで示されれば大変結構なことかと考えます。改善の編集に感謝し、引き続きのご健筆をお祈りいたします。--山田晴通（会話） 2012年6月24日 (日) 07:40 (UTC)[返信]

┌────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────┘記憶があいまいでどの記述を参考にしたのかわかりませんでしたが、山田晴通様のコメントを読みまして、wikimediaの記述を参考にしたのだと思いだしました。同様にwikimediaにおいて死没日が10月7日となっていますので、そのように記述をしていた時期もありましたが、文献においては6月30日となっていましたので、文献を信頼しそちらの記述を踏襲することと致しました。ヨハネス・フェルメールの誕生日・死没日が不明で、洗礼日・埋葬日がはっきりしているのと同様で、この10月7日というのもそういった類のものかもしれないと素人ながら推測致しております。ヴェロッキオを単独で扱った日本語の文献にはまず出逢いそうにありませんので、美術書やレオナルド・ダ・ヴィンチに関する本を覗いてみようかと考えております。有難う御座いました。--くれもな（会話） 2012年6月24日 (日) 08:26 (UTC)[返信]