ゼロ (輸送会社)
本社の入居するソリッドスクエア | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア西館6階 |
設立 |
1961年10月24日 (日産陸送株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 4020001079978 |
代表者 | 代表取締役社長 北村竹朗 |
資本金 | 33億90百万円 |
売上高 |
単体542億円、連結772億円 (2015年6月期) |
純資産 |
単体138億円、連結166億円 (2015年6月) |
総資産 |
単体297億円、連結351億円 (2015年6月) |
従業員数 | 単体919名(2015年6月) |
決算期 | 6月30日 |
主要株主 |
Tan Chong International Ltd.(間接出資) 49.51% SBSホールディングス株式会社 20.37% (2015年6月) |
主要子会社 | 株式会社ゼロ・プラス関東、株式会社九倉、株式会社ゼロ・プラス中部、株式会社ジャパン・リリーフ |
外部リンク | http://www.zero-group.co.jp/ |
株式会社ゼロは、販売会社向けの自動車輸送や中古車オークションの運営などを行う企業。
概要[編集]
もともとは日産自動車グループの「日産陸送」。
設立以来、日産の完成車輸送を請け負っているが、現代自動車やBMWの輸送も請け負っており、日産への依存率は減りつつあったところ、経営再建計画日産リバイバルプランにより、日産グループ内の子会社整理の対象となった。そこで、マネジメント・バイアウト(MBO)により日産グループから独立、ゼロからの出発の意味をこめて社名を改称した。
独立後も引き続き日産車の完成車輸送を請け負っている。
なお、完成車輸送に使われるトラックの多くは元日産グループのUDトラックス(いすゞグループ)製であるが、他メーカーも使用している。
沿革[編集]
- 1961年 - 日産陸送株式会社設立。
- 2001年 - 株式会社ゼロに商号変更。日産グループより離脱。
- 2005年8月2日 - 東京証券取引所2部に上場。
- 2007年5月1日 - 本社を神奈川県川崎市に移転。
- 2014年6月 - 株式公開買付けにより、Tan Chong International Ltd.の子会社となる。
その他[編集]
- 日産グループ離脱に関わるエピソードが「NHKスペシャル」で紹介された[1]。
- 旧本社(横浜市鶴見区)には、日産の販売店が付属する形であった。また、箱根駅伝のコースにもなっている。なお現在の旧本社地は耐震の関係で売却されマンションになっており、本社は川崎駅そばのソリッドスクエアに入っている。
脚注[編集]
- ^ 『NHKスペシャル "ぬるま湯"から抜け出せ~脱系列企業 苦闘の1年~』 - NHK 2002年11月3日