セムピョ食品
セムピョ食品株式会社(朝鮮語: 샘표식품주식회사、泉標食品[1])は、大韓民国ソウル特別市中区に本社を置く食品メーカーである[2][3]。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | KRX: 248170 |
略称 | セムピョ |
本店所在地 | ソウル特別市中区忠武路2 |
設立 | 1946年 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 食料品の製造、販売 |
代表者 | パク・チンソン |
資本金 | 4,444,000,000ウォン |
売上高 | 261,353,625,845ウォン |
営業利益 | 12,331,279,171ウォン |
純利益 | 13,969,562,460ウォン |
従業員数 | 700名 |
概要[編集]
1946年に前身となる三矢醤油醸造場(삼시장유 양조장)がソウル市の忠武路で操業開始[4][5][6]。設立当初から味噌(テンジャン)と醤油(カンジャン)の製造を行っており、80年代には、キッコーマンの協力のもと、高級醤油「501S」を開発している。現在では韓国国内の調味料シェアの50%を占めている[7]。
2012年に開発された大豆を発酵させた純植物性の天然調味料である「ヨンドゥ」は、発売から5年で180億ウォンの売上を達成している[8]。
また、エゴマの葉のキムチ[9]やとうもろこしひげ茶[10]などの製造も行っている。
出典[編集]
- ^ 芳賀 1989, passim.
- ^ “泉標ヘリテージスペース&知味園(샘표 헤리티지스페이스 & 지미원) - 観光 - 韓国旅行・観光情報”. www.koreatriptips.com. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “샘표식품 : 우리맛으로 세계인을 즐겁게”. www.sempio.com. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “国内市場トップのセムピョ高級醸造醤油「501S」”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2021年10月24日閲覧。
- ^ 芳賀 1989, p. 375.
- ^ “샘표 75년”. 샘표식품. 2021年10月25日閲覧。
- ^ “韓国で最も古い調味料メーカー「セムピョ」”. world.kbs.co.kr. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “「韓国の味で世界の人々を喜ばせたい」 : Korea.net : The official website of the Republic of Korea”. japanese.korea.net. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “センピョ エゴマの葉キムチ 70g”. カルディコーヒーファーム オンラインストア. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “センピョ とうもろこしひげ茶 40p”. カルディコーヒーファーム オンラインストア. 2021年10月24日閲覧。
参考文献[編集]
- 芳賀, 宏「韓国発酵食品工業の変遷と現状について」『日本醸造協会誌』第84巻第6号、日本醸造協会、1989年6月15日、375-381頁、doi:10.6013/jbrewsocjapan1988.84.375。