ジョン・ウルフ (第2代キルウォーデン子爵)
第2代キルウォーデン子爵ジョン・ウルフ（英語: John Wolfe, 2nd Viscount Kilwarden、1769年11月11日 – 1830年5月22日）は、アイルランド王国出身の貴族、政治家。1790年から1797年までアイルランド庶民院議員を務めた[1]。
生涯[編集]
アーサー・ウルフ（のち初代キルウォーデン子爵）と妻アン（1804年7月30日没、ウィリアム・ラクストンの娘、のち初代キルウォーデン女男爵）の息子として、1769年11月11日にダブリンで生まれた[2]。1785年11月7日、ダブリン大学トリニティ・カレッジに入学した[2]。
1790年から1797年までアルディー選挙区の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]。
1803年7月23日に父が殺害されるとキルウォーデン子爵位を継承、1804年7月30日に母が死去するとキルウォーデン男爵位を継承した[2]。
1814年から1830年までアイルランド権利証書登録官（registrar of deeds）を務めた[2]。
1830年5月22日に生涯未婚のままダブリンで死去、爵位はすべて廃絶した[2]。アイルランド権利証書登録官はジョージ・ムーアが後任となった[3]。
出典[編集]
- ^ a b "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800". Ulster Historical Foundation (英語). 2023年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas, eds. (1929). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Husee to Lincolnshire) (英語). Vol. 7 (2nd ed.). London: The St Catherine Press. p. 268.
- ^ Farrell, Stephen (2009). "MOORE, George (b. 1778), of 14 Hume Street, Dublin". In Fisher, David (ed.). The House of Commons 1820-1832 (英語). The History of Parliament Trust. 2023年12月7日閲覧。
| アイルランド議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 ウィリアム・ラクストン チャールズ・ラクストン |
庶民院議員（アルディー選挙区選出） 1790年 – 1797年 同職：ウィリアム・パーキンソン・ラクストン |
次代 ウィリアム・ラクストン チャールズ・ラクストン |
| 公職 | ||
| 先代 ジョージ・オーグル |
アイルランド権利証書登録官 1814年 – 1830年 |
次代 ジョージ・ムーア |
| アイルランドの爵位 | ||
| 先代 アーサー・ウルフ |
キルウォーデン子爵 1803年 – 1830年 |
廃絶 |
| 先代 アン・ウルフ |
キルウォーデン男爵 1804年 – 1830年 | |