シーズン・ラオ

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シーズン・ラオ中国語: 劉善恆英語: Season Lao1987年 - )は、マカオ出身で、日本を拠点に活動している現代美術家

マカオ理工大学卒業、京都拠点。2009年映像作品が反響を呼び、取り壊される予定の生家を含む歴史的建造物群が再評価・保持され、芸術活動の契機となった。2010年から10年間北海道を拠点とし、自然現象の「虚実相生」から着想を得て、「縁起」を洞察し、雪、霧から生じる余白を取材した平面作品を国内外で発表。2020年から京都に拠点を構え、コロナ禍においては、浄土寺院などで「容中律」を具現化し、人間と物象の間にある主体/客体、外部性/内面性の境界を越えたインスタレーションを展開。2023年、フランスの三大東洋美術館のひとつである、ニース国立東洋美術館の25周年における個展開催。

パブリックコレクション: マカオ芸術博物館ニース国立東洋美術館セルヌスキ美術館(パリ)、おおさか創造千島財団、ザ・リッツ・カールトン福岡、雪ニセコなど

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