シオサザナミ

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シオサザナミ 
シオサザナミの貝殻
 
分類
: 動物Animalia 
: 軟体動物Mollusca 
: 二枚貝綱 Bivalvia 
亜綱 : 異歯亜綱 Heterodonta 
: ザルガイ目 Cardiida 
: シオサザナミ科 Psammobiidae 
: シオサザナミ属 Gari 
: シオサザナミ G. truncata 
学名
Gari truncata Linnaeus1767[1] 
和名
シオサザナミ(汐漣) 
英名
unknown
(中名) 截形地蛤(拼音: jié xíng dì gé), 截形紫雲蛤(拼音: jié xíng zǐ yún gé) 

シオサザナミGari truncata) はシオサザナミ科に属する 二枚貝の一種である。淡い桃紫色で、前後に長くて(殻長約5cm以下)幅が狭い貝殻から白色の足を出す。貝殻の表面は後部側の放射稜線に向って斜めに線が刻まれる。シオサザナミ科の貝は薄皮に覆われる種が多いが、このGari属(シオサザナミ属)の貝は薄皮に覆われない。房総以南のインド-西太平洋に広く分布し、比較的浅い砂底に棲む[2]。   

出典[編集]

  1. ^ Gari truncata”. WoRMS. 2020年11月20日閲覧。
  2. ^ 世界文化生物大図鑑『貝類』松隈明彦 p.320 シオサザナミ科. 世界文化社. (2004/6/15) 

 

外部リンク[編集]