ファンタスティック・フォー
『ファンタスティック・フォー』(The Fantastic Four、略称はFF、F4など)は、マーベル・コミック刊行のアメリカン・コミックスに登場するヒーローチームである。また、彼らが登場するコミック、アニメ、映画のタイトルにも使われている。
『スパイダーマン』、『X-メン』などと並ぶマーベル・コミックの基幹タイトルのひとつである。
ヒーローチーム[編集]
スタン・リーとジャック・カービーによって創造され、『Fantastic Four #1』(1961年)でデビューした。アメリカのコミック史上初のチームとして誕生したスーパーヒーロー・チームである(個別のヒーローが集まったチームは既に存在した)。自分たちの正体や活動内容(非営利のヒーロー活動)を公表している。同じく超人的能力を持つミュータントとは異なり、セレブヒーローのような扱いを受け、アメリカ政府や一般人からの支持も高い。
オリジン[編集]
自家製ロケットによる宇宙飛行中に未知の宇宙線を浴びた四人の若者(リード、スーザン、ジョニー、ベン)は、その影響で超能力を獲得した。地球に帰還した彼らはその能力を正義のために使うことを決意し、ニューヨークに本拠基地を設置。四人は各々の超能力と、リーダーとなったリード(ミスター・ファンタスティック)が開発したさまざまな超発明を武器にして、地球を脅かす様々な悪と戦い続ける(非営利団体)。チームのシンボルマークは④(○に4)。
作品[編集]
漫画作品[編集]
- Fantastic Four
- (Vol. 1) 1961年〜1996年、2012年 1996年は416号まで。2012年に600号から611号
- (Vol. 2) 1996年〜1997年 全13号
- (Vol. 3) 1998年〜2003年 全70号
- (Vol. 4) 2012年から開始
日本では1978年に光文社から日本語版コミックが初出版された。
- Ultimate Fantastic Four
- 2004年〜2009年。全60号。アルティメット・マーベルの作品の一つ。
登場人物[編集]
メンバー[編集]
構成メンバーが一時的に変わることもあるが、通常は以下の四人で構成される。
- ミスター・ファンタスティック (Mr.Fantastic)
- 本名:リード・リチャーズ (Reed Richards)
- チームのリーダーで、天才的な科学者。身体をゴムのように自在に伸び縮みさせることができる。常に冷静沈着で理性的。それゆえに、感情的になったメンバーと衝突することもある。ドクター・ドゥームとは大学の同級生であった。
- インヴィジブル・ウーマン (The Invisible Woman)
- 本名:スーザン(スー)・リチャーズ (Susan "Sue" Richards)
- リードの妻で、ジョニーの実姉。自分の身体を透明化することができ、透明なエネルギーシールドをつくることもできる。チームのサブリーダーで、現在は二児の母となっている。初期はインヴィジブル・ガールと名乗っていた。
- ヒューマン・トーチ (The Human Torch)
- 本名:ジョニー・ストーム (Johnny Storm)
- スーザンの弟。全身を高熱の火炎で包み、空を飛ぶことができる。両手から高熱火炎のファイア・ブラストを放つ。ベン(ザ・シング)とは良いケンカ友達。初期のころはスパイダーマンやX-メンのアイスマンとは、ティーンエイジャーヒーロー仲間だった。
- ヒューマン・トーチという名のヒーローはジョニーで二代目であり、初代は第二次世界大戦中にヒーローチーム「インベーダーズ」としてキャプテン・アメリカ達と共に戦ったアンドロイドである。能力自体は、全く同じ。
- ザ・シング (The Thing)
- 本名:ベンジャミン(ベン)・ジェイコブ・グリム (Benjamin "Ben" Jacob Grimm)
- ゴツゴツしたオレンジ色の岩のような身体を持ち、無類の頑丈さと怪力の持ち主。無口でぶっきらぼうだが心優しい巨人。元空軍のテストパイロットの宇宙飛行士。リード夫妻とは大学時代からの友人。ゲルという異名もある。
- 他の3人とは違い人間の姿に戻ることは出来ず、自分の醜い風貌に深く悩んでいたが、アリシアとの出会いから、その悩みを克服した。戦闘開始の雄叫びは「It's clobberin' time!」(「さあ、ぶっつぶしてやるぜ!」といった意味)。ハルクと正面切って殴り合えるほどのパワーを持っている。
リードとスーザンの子供達[編集]
- フランクリン (Franklin)
- 本名:フランクリン・リチャーズ (Franklin Richards)
- リードとスーザンの間に生まれた息子。大変な難産であったが、生まれてきた彼をメンバー全員が祝福し、ベンが名付け親となった。彼はミュータントである(リードとスーは後天的に能力を得た元常人でありミュータントではない)。正式メンバーではないものの強力なテレキネシスを使え、超人的能力を持った二人の間に生まれた子供だけあって、その潜在的能力は計り知れないものがある。
- 母(スーザン)が流産した子を平行世界で新生させたり、オンスロート事件で犠牲となったヒーロー達を異次元に創りそこに新生(「ヒーローズ・リボーン」)させ、そこからヒーロー達が帰還する(「ヒーローズ・リターン」)架け橋ともなった。あまりに絶大であるその能力をオンスロートに狙われ吸収されたり、危険視したケーブルとアポカリプスにつけ狙われたり、復活したオンスロートに襲われたりした。マーベル・ユニバースの20年後のIfを描いたMC2では、FFのチーム名をファンタスィック・ファイブと改名してサイロードの名で正式メンバーとして活躍している。
- ヴァレリア (Valeria)
- 本名:ヴァレリア・リチャーズ (Valeria Richards)
- 初登場時はヴァレリア・フォン・ドゥームという名前とマーブル・ガールというコードネームを名乗り、ドクター・ドゥームの娘であると自称していた。FFのコスチュームとドゥームの甲冑の一部を身につけたいでたちの金髪の少女。しかし、その正体は流産したリードとスーザンの子供を、フランクリンが別世界に送りそこで生まれた彼女が成長し、時間を遡った元の世界へ戻ってきた姿である。そのため、兄であるフランクリンより年上になってしまっていた。別世界では、リードがドクター・ドゥームを名乗っていたためフォン・ドゥームの姓を自称していたのだが、後のスーザンの流産した娘である事を自ら明かす。
- 平行世界の破滅を狙う敵を打ち倒した際の世界再生の影響を受けて肉体が消滅し、再びスーザンの胎内へ宿る形で新生を果たす。出産は、フランクリンの時と同じく非常に難産ではあったが、ドゥームの協力を受けて無事に生まれることができた。その際、リードが協力してくれたドゥームに娘の命名権を譲り、ドゥームの初恋の相手であった少女からとって、ヴァレリアと名づけられた。マーベル・ガールとしての能力は、スーザンの能力と同じフォースフィールドの形成(透明化はできない)と、平行世界から現代へ飛んできた時間と空間の操作、そしてある程度のサイコキネシス。子供の状態で、これらの能力の発動は今のところ見られていない。
- スパイダーマン、デアデビル、ハルク、X-メンのウルヴァリン、アントマンなどのスーパーヒーローたちとも交友が深く、それぞれ臨時メンバーとしてFFチームに参加したこともある。現在、シビル・ウォーで夫婦間にできた溝を埋めるためにリードとスーザンが一時的にチームを離れ、その間ブラックパンサーとストームの夫妻が代役を務めた。
代表的な友人[編集]
- シルバーサーファー (Silver Surfer)
- 本名:ノリン・ラッド (Norrin Radd)
- デネブ星系の惑星ゼン・ラの出身。高度に文明が発達したせいで戦争もなくなり、戦う術を持たない自分の母星がギャラクタスに捕食されそうになった際に、ギャラクタスのヘラルド(先触れ)となり、捕食できる星を探すという奉仕を申し出、惑星の助命を勝ち取った。地球を発見し、ギャラクタスのエネルギーとされるところだったがアリシアとの接触で地球人の心に触れ、地球の助命をもギャラクタスに懇願するも決裂。FFの働きによりギャラクタスは撤退するも、その際宇宙を飛び回る力を奪われ、地球にとじこめられてしまう。ギャラクタスのパワーを受けたその身体は全身が輝く銀色の皮膚で覆われ、同じく白銀のサーフボードで宇宙空間を渡る。コズミック・パワーを駆使する、高貴な魂を持つヒーロー。
- ネイモア・ザ・サブマリナー (Namor the Sub-Mariner)
- 海底人類。水没したアトランティスの王子。リードとはスーをめぐる恋敵でもあった。
- シーハルク (She Hulk)
- 本名:ジェニファー・スー・ウェルターズ (Jennifer Sue Walters)
- 従兄弟であるハルクの血液を輸血したことで緑の肌と怪力を得た。本業は弁護士。アベンジャーズ所属の女性ヒーロー。
- ブラック・パンサー (Black Panther)
- 本名:ティチャラ (T'Challa)
- アフリカの小国ワカンダの王。史上初の黒人ヒーロー。
- X-メンのストームと結婚し、シビル・ウォーの後活動を休止したリードとスーザンの代わりにチームメンバーを務めた。
- ウォッチャー (Watcher)
- 本名:ウアトゥ (Uatu)
- 全宇宙の全事象を観察することのみを使命とする超種族「ウォッチャー」の一員で、地球を観察地域に指定されている。月面の基地に住み、本来は無干渉でなければならない筈だがFFにはかなり世話を焼いている。
- アリシア・マスターズ (Alicia Masters)
- 盲目の女性彫刻家。ベンの恋人。
- アガサ・ハークネス (Agatha Harkness)
- 強大な力を持つ魔女。スカーレットウィッチの師匠でもある。
- ナサニエル・リチャーズ (Nathaniel Richards)
- リードの父親であり、彼に負けず劣らず偉大な科学者でもある。タイムマシンを発明し、30世紀の未来へ行って様々荒廃した世界を復興した。FFの敵に回ったこともある。
- ウィリー・ランプキン (Willie Lumpkin)
- 白い口ひげで丸メガネをかけたFFの馴染みの老郵便配達夫。特に超能力等は持たない一般人だが、1963年発行のFF#11から登場する古参キャラクター。
- ペチュニアおばさん(Aunt Petunia)
- ベンの育ての親である伯母さん。ベンは「ペチュニアおばさんが~と言ってた」「ペチュニアおばさんならこう言う」といった言い回しを多用するため名前だけは頻繁に登場するのだが実際に登場することは稀であり、最初に名前が登場したファンタスティック・フォー22号(1963年)から、実際に劇中に登場する238号(1981年)まで実に18年の歳月が経過している。
- 臨時メンバー
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- パニッシャー (Punisher)
- 一時期、FFのメンバー(臨時メンバー)に加わったことがある。
- ゴーストライダー (Ghost Rider)
- 一時期、FFのメンバー(臨時メンバー)に加わったことがある。
- デアデビル (Daredevil)
- ニューヨークのクライムファイター(=犯罪者退治専門のヒーロー)。一時期、FFのメンバー(臨時メンバー)に加わったことがある。デアデビルの正体は、マット・マードックという盲目の弁護士であり、その仕事上のパートナーであるフォギー・ネルソンは、FFの顧問弁護士を務めた。
- スパイダーマン (Spider-Man)
- ベンおじさんを亡くしたことで芸能活動を止めてヒーローに専念することにしたデビュー直後のスパイダーマンが、生活費を稼ぐ代わりの手段として自分を雇ってくれとFF本部を訪れ売り込んだのが初対面だが、前述のとおりFFは非営利団体なので給料は出ないと知り諦めた[注 1]。その後も親交は続き、ピーターに寄生した宇宙生物(のちのヴェノム)を分離させるなど、スパイダーマンがリードの科学力に世話になることが多い。一時期、FFに臨時メンバーとして加わったことがある。現在のストーリーラインにおいても、戦死したヒューマントーチの代わりとしてチーム入りした(その際のコスチュームは白いもので、チーム名も“フューチャー・ファウンデーション”となっている)。
- 他のヒーローチーム
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- インヒューマンズ (Inhumans)
- 月面の居住地に住む超人類。リーダーはブラックボルト。インヒューマンの女性クリスタルは、ジョニーの恋人であったが、のちにミュータントでマグニートーの息子クイックシルバーの妻となる。
- アベンジャーズ (Avengers)
- キャプテン・アメリカを始めとするヒーローチーム。特にミスター・ファンタスティックは同じ科学者であるアイアンマンやアントマンとの親交が深い。
- ディフェンダーズ (Defenders)
- アヴェンジャーズと並ぶほどのビッグヒーローチーム。ドクター・ストレンジが次元クラスの災厄から人々を守るために設立したチームで、ストレンジの空間を移動する魔法を使って神出鬼没に現れる。FFとは、様々な場面で共闘することが多い。
- ドクター・ストレンジ (Doctor Strange)
- 本名:スティーブン・ヴィンセント・ストレンジ
- 世界最高の魔術師。FFの拠り所である科学の対極に位置するが、それゆえに互いを認め合う友人である。
代表的なヴィラン[編集]
- ドクター・ドゥーム (Doctor Doom)
- 本名:ヴィクター・フォン・ドゥーム (Victor von Doom)
- 東欧の小国「ラトベリア」の専制君主。甲冑と鉄仮面に身を包み、超科学を駆使する。リードの大学の同級生で、彼と並ぶ天才科学者。過剰すぎるほどの完璧主義者であり、学生時代にリードが指摘したミスを認めず事故を起こして傷を負ったのを、リードの所為であると逆恨みし、彼を深く憎んでいる。事故で傷ついた顔を隠し人を捨て過去の自分との決別するために、二度と外せぬ仮面をつける意味で自ら真っ赤に焼けた鉄仮面を被った。そのため、仮面の下の素顔は焼け爛れてしまっている。
- 基本的にはFFの敵だが、自身との戦いで生死不明となったリードをスーザンからの依頼で探すのを手伝ったり、スーザンがヴァレリアを出産する際も難産であったためにそれを助けたりしている。また、「インフィニティ・ガントレット」や「オンスロート」等のクロスオーバー時にも、裏に策略を秘めながらもヒーロー達と共闘していた。9.11同時多発テロでは、グラウンド・ゼロ地点で救出作業をするヒーロー達のバックで涙する姿が描かれている。
- ギャラクタス (Galactus)
- 「ビッグバン以前の宇宙」の生き残り。何百億年も宇宙を彷徨し、惑星を喰い続けるコズミック・ビーイング。その能力はほぼ無限大であり、「マーベル・ユニバースの破壊神」「宇宙魔神」と呼ばれている。唯一の弱点は、常に飢えに悩まされ、それをコントロールできないこと。
- 通常は鎧を身に着けた巨人のような姿をしている。しかしその実体は純粋なエネルギー体であるためどんな姿になることもできる。
- 地球人および宇宙のあらゆる知的生命にとっての脅威ではあるが、「インフィニティ・ガントレット」や「マーベル VS DC」のように、宇宙全体が危機に陥るような事態が発生すると、ヒーロー達の戦列に加わることもある。
- 善悪を超越した存在であり、人間を含む生命の象徴と言える存在として描かれることもある。彼には地球人やその他の捕食対象の惑星に住む生物に対して慈悲の心はないが、それは人間が他の生物を食べることとなんら変わりはない。
- アニヒラス (Annihilus)
- 異次元世界「ネガティブゾーン」の支配者の一人である昆虫人。ネガティブゾーンを侵食するこちらの宇宙の拡大を止めるため、絶滅戦争「アニヒレーション・ウェーブ」を引き起こし、数百億の生命を抹殺した。しかし、ギャラクタスとそのヘラルドであるシルバーサーファー、ノヴァ、ドラックス・ザ・デストロイヤー、ロナン・ザ・アキューザー、スーパー・スクラルなどの連合軍によって辛くも食い止められる(2006年のコズミック系クロスオーバー、「アニヒレーション」事件)。
- ブラスター (Blastaar)
- 異次元世界「ネガティブゾーン」の支配者の一人。両手から破壊エネルギーのブラストを放つ。
- 征服者カーン (Kang the Conqueror)
- 本名:ナサニエル・リチャーズ (Nathaniel Richards)
- 30世紀の未来からやってきた、時間と平行世界を行き来する犯罪者。アベンジャーズとも因縁が深い(元々、キャプテン・アメリカのヴィランであるため)。
- リードの父と同じ名前だが、世界を救った英雄であるナサニエルに習って名づけられただけで、同一人物ではない。ドクター・ドゥームあるいはリチャーズ家どちらかの子孫ではないかと示唆されている。ドクター・ドゥームと出会ったことから彼に影響を受け、鎧と仮面をつけている。
- 先祖が開発したというタイムマシンで古代エジプトに漂着、現地での彼の行動は一人の奴隷青年を史上最強のミュータントの一人であるアポカリプスとして目覚めさせてしまう。
- サイコマン (Psycho-Man)
- 微小宇宙「マイクロヴァース」の支配者の一人。人間の感情を遠隔操作できるマシンを持つ。
- スクラル人 (Skrull)
- 宇宙列強種族のひとつで、変身の雨量苦を持つ。外見的特徴として、緑色の肌ととがった耳が挙げられる。
- オンスロート (Onslaught)
- マーベル・ユニバース全体を巻き込んだ一大クロスオーバー「オンスロート」事件の元凶。X-メンの指導者であるプロフェッサーXの暗黒面が、宿敵であり旧友でもあるマグニートー(後述)の能力を吸収して暴走したもの。リード家の一人息子フランクリンの持つ能力を狙い、彼を拉致する。
- モールマン (Mole Man)
- 地底人モールピープルを率いる短躯の悪人。ファンタスティック・フォーが最初に戦った敵である。
- パペット・マスター (Puppet Master)
- 特殊な粘土を用いてターゲットとなる人物の人形を作り、自在に操る男。ベンの恋人アリシア・マスターズの父親で、後に更生しファンタスティック・フォーの友人となる。
- インポッシブル・マン (Impossible Man)
- 惑星Poppupから来た異星人で、緑の肌ととがった頭を特徴としている。何にでも変形できる能力を持つ。決して悪人では無いが、かなりのいたずら好きであり騒動の種となる。
- マグニートー (Magneto)
- 通称は磁界の帝王。電磁力を操るミュータントで、X-メンの宿敵だが当初はせこい悪役であり、スーザンを誘拐し、サブマリナーとファンタスティック・フォーを同士討ちさせようとした。
アニメ[編集]
宇宙忍者ゴームズ[編集]
『The Fantastic Four』は、1967年9月9日から1968年9月21日にかけてアメリカABCで放送されたテレビアニメシリーズ。全20話。製作はハンナ・バーベラ・プロダクション。
製作の経緯から、マーベル・コミックを原作としたアニメーション作品としては珍しく、マーベル親会社のウォルト・ディズニー・カンパニーではなく、ハンナ・バーベラ親会社のターナー・ブロードキャスティング・システムがIPを持っている。
日本においては『宇宙忍者ゴームズ』として、1969年8月18日から12月22日に掛けてNET系列にて全19回(全20話)が放送された。その後、1970年に再放送し、さらにその後は日本テレビや東京12チャンネル⇒現:テレビ東京でも放送された。近年ではカートゥーンネットワークにて、全13回が不定期に放送されている。
日本語版制作には高桑慎一郎が携わっている。
キャラクター[要出典][編集]
括弧内は原語版におけるキャラクター名。
- ゴームズ (Mr.Fantastic)
- 声 - 小林修/英 - ジェラルド・ムーア
- リーダーの役目を持ち、ゴム人間のように歩かず手に取ることができる。
- スージー (The Invisible Woman)
- 声 - 増山江威子/英 - ジョー・アン・フラグ
- 透明人間のように透明になることができる。
- ファイヤーボーイ (The Human Torch)
- 声 - 前川功人/英 - ジャック・フランダース
- 「ファイヤー」の掛け声で炎のからだになることができる。
- ガンロック (The Thing)
- 声 - 関敬六[1]/英 - ポール・フリーズ
- とても頑丈な岩男、戦闘時には関敬六の持ちギャグである「ムッシュムラムラ!」と叫ぶ。
- 悪魔博士 (Dr. Doom)
- 声 - 南利明/英 - ジョセフ・シローラ
- ゴームズ達の宿敵。南利明の芸風そのままに名古屋弁でしゃべる。
- レッドワル (Klaw)
- 声 - 大泉滉[2]/英 - ハル・スミス
- 歌いながら登場したテンションの高い異星人。腕の先から強力な光線を放つ。
- ハゲチャビーン博士 (Red Ghost)
- 声 - 相模太郎/英 - ヴィク・ペリン
- 類人猿たちを操る悪の科学者。
- ボロボロ (Diablo)
- 声 - トニー谷/英 - レジス・コーディック
- 古城に封じ込められていた悪魔。
- モグラ怪人 (Mole Man)
- 声 - 谷幹一/英 - ジャック・デ・レオン
- 地底に住む怪人。地底人を従えている。
- スーパーバッド (Super skrul)
- 声 - コロムビア・トップ/英 - マーヴィン・ミラー
- デコボコ星人が作り出したロボット。宇宙忍者4人組全員の能力を持っている。
- デコボコ星の王 (Skrull Emperor)
- 声 - コロムビア・ライト/英 - ドン・メシック
- デコボコ星の支配者。スーパーバッドを使って地球侵略を企てる。
- ガンマー博士 (Professor Gamma)
- 声 - 辻村真人/英 - ヴィク・ペリン
- ガンマー島を支配していた悪の科学者。後半では放射能を浴び、怪物の姿になってしまった。
- アンドロ大王 (Kirgo)
- 声 - 鈴木やすし/英 - ドン・メシック
- アンドロメダの王。風貌は頭でっかちの小人。手の先から光線を出す。
- アツカマシー (Molecule Man)
- 声 - 石川進/英 - ヘンリー・コーデン
- 元は科学者だったが、実験の失敗によって原子人間に変身した。
- ワリーダ (Attuma)
- 声 - 由利徹/英 - ヘンリー・コーデン
- 暗闇王国の支配者で、平和王国を支配しようとした。由利徹の芸風そのままに東北弁でしゃべる。
- リッパダー (Prince Triton)
- 声 - 原田一夫/英 - マイク・ロード
- 海のそこにある平和王国の国王。
- ラーマ国王 (Rama-Tut)
- 声 - 牧伸二[3]
- 国民を奴隷にする悪い国王。
- ウツクシー (Lady Dorma)
- 声 - 里見京子/英 - ジャネット・ウォールドー
- リッパダーの王妃になる予定の女性。
- デッカチー (Watcher)
- 声 - 坊屋三郎/英 - ポール・フリーズ
- 時々現われ、ゴームズ達を援助する宇宙の大科学者。
- テッカーメン (Galactus)
- 声 - コロムビア・トップ/英 - テッド・キャシディ
- 宇宙征服を企む悪人。惑星のエネルギーを吸収して生きている。
- クモスケー (Blastaar)
- 声 - 大塚周夫
- ゴリラのような肉体をしているヴィラン。
- ハラーグロ(Distant Star)
- 声 - コロムビア・トップ、コロムビア・ライト
- シルバーサーフィン (Silver Surfer)
- 声 - 原田一夫/英 - ヴィク・ペリン
- 水色の体をした男。本作の中では、珍しく原語に近い。
放映リスト[編集]
話数 |
話数 |
制作番号 |
日本語版サブタイトル[4] | サブタイトル |
放送日 [4] |
放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 3 | 悪魔博士の地球脱出 | The Way It All Began | 1969年 8月18日 |
9月23日 |
2 | 2 | 1 | モグラ怪人の地底王国 | Menace of the Mole Men | 8月25日 | 1967年 9月9日 |
3 | 5 | 4 | 悪魔の帝王惑星ロボット | Invasion of the Super Skrulls | 9月1日 | 9月30日 |
4 | 9 | 6 | アンドロメダ星最後の日 | Prisoners of Planet X | 9月8日 | 10月14日 |
5 | 12 | 10 | 海底魔王ゲジラの復讐 | Demon in the Deep | 9月15日 | 11月11日 |
6 | 6 | 8 | 呪われた三つの予言 | Three Predictions Of Dr. Doom | 9月22日 | 10月28日 |
7 | 19 | 13 | 七つの太陽の未来王国 | Rama-Tut | 9月29日 | 12月9日 |
8 | 13 | 12 | 暗黒のボス・モグラ怪人 | Return Of The Moleman | 10月6日 | 11月25日 |
9 | 1 | 5A | 鉄人レッドと放射能隕石 | Klaws | 10月13日 | 10月7日 |
4 | 5B | The Red Ghost | ||||
10 | 8 | 9 | 銀河系の王者ハラーグロ | Behold a Distant Star | 10月20日 | 10月14日 |
11 | 16 | 15 | 悪魔博士のミニミニ衛星 | The Micro World Of Dr. Doom | 10月27日 | 12月30日 |
12 | 10 | 17 | 原子人間のコンピューター魔法 | The Mysterious Molecule Man | 11月3日 | 1月13日 |
13 | 11 | 11 | 海底魔王ワリーダー | Danger in the Depths | 11月10日 | 11月18日 |
14 | 3 | 2 | ボロボロ古城の幽霊 | Diablo | 11月17日 | 9月16日 |
15 | 14 | 7 | 銀河猛獣王ハゲチャービン | It Started on Yancy Street | 11月24日 | 10月21日 |
16 | 17 | 16 | 惑星原始人クモスケー | Blastaar, the Living Bomb-Burst | 12月1日 | 1968年 1月6日 |
17 | 15 | 14 | 天体反逆児シルバー | Galactus | 12月8日 | 12月16日 |
18 | 18 | 18 | 電子椅子の宇宙死刑囚 | The Terrible Tribunal | 12月15日 | 9月14日 |
19 | 20 | 19 | 地球よサヨウナラ | The Deadly Director | 12月22日 | 9月21日 |
- 本放送時には日本語版主題歌(作詞 - 不明、作曲 - 宮内國郎、歌 - 不明)が存在したが、現在は視聴困難な状態である。日本国内におけるカートゥーン ネットワークの放送では原語版オープニングに愛川欽也のナレーションを追加したものが使用されている。
放送局[編集]
この節の加筆が望まれています。 |
- NET:月曜 19:30 - 20:00
- 青森テレビ(1972年に放送):木曜 18:00 - 18:30[5]
- 福島中央テレビ:月曜 - 木曜 18:15 - 18:45[6]
- 北日本放送:月曜 17:00 - 17:30[7]
スタッフ[編集]
- 脚本 - フィル・ハーン、ジャック・ハンラハン
- プロデューサー・監督 - ウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ
- 音楽 - テッド・ニコルス(テーマソング、本編の劇伴BGM)
- 制作 - ハンナ・バーベラ・プロダクション、マーベル・コミックス・グループ (現:マーベル・アニメーション)
外部リンク[編集]
- The Fantastic Four (1967) : IMDb.com(英語)
NET系 月曜19:30枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
宇宙忍者ゴームズ
|
ピュンピュン丸
(第2期) |
The New Fantastic Four[編集]
『The New Fantastic Four』は、1978年9月9日から同年12月16日までNBCで放送されたテレビアニメシリーズ。全13話。日本未放送。本作にはヒューマン・トーチが登場しない。
キャスト[編集]
- ミスター・ファンタスティック
- 声 - マイク・ロード
- インヴィジブル・ウーマン
- 声 - ジニー・タイラー
- ザ・シング
- 声 - テッド・キャシディ
- ハービー
- 声 - フランク・ウェルカー
- ドクター・ドゥーム
- 声 - ジョン・スティーブン
- ナレーター
- 声 - ディック・タフェルド
各話リスト[編集]
スタッフ[編集]
- エグゼグティブ・プロデューサー - リー・ガンサー
- 監督 - ブラッド・ケース
- プロデューサー - デビッド・H・デパティエ、フリッツ・フレレング
- 編集 - デビッド・H・デパティエ・ジュニア、リチャード・ギャノン、リチャード・コーウィン
- 制作 - ディパティエ・フレレング・エンタープライズ、マーベル・コミック・アニメーション
ファンタスティック・フォー[編集]
『ファンタスティック・フォー』(Fantastic Four: The Animated Series)は、1994年から1996年にかけてアメリカで放送されたテレビアニメシリーズ。全26話。第1期と第2期では、オープニング・サブタイトルなどに違いがあり、特にオープニングの差異は大きい(第1期は主題歌が採用されている)。日本では、2006年11月5日から2007年5月6日までトゥーン・ディズニーのJETIXで放送された。日本語版ではオープニングが日本語で歌われている。
キャスト[編集]
- ミスター・ファンタスティック
- 声 - 佐久田修/英 - ボー・イーヴァー
- インヴィジブル・ウーマン
- 声 - 加納千秋[8]/英 - ローリー・アラン
- ヒューマン・トーチ
- 声 - 武藤正史[9][10]/英 - ブライアン・オースティン・グリーン→クイントン・フリン
- ザ・シング
- 声 - 楠見尚己/英 - チャック・マッキャン
- シルバーサーファー
- 声 - 田中一永[11]/英 - ロビン・サックス→エドワード・アルバート
- ブラック・パンサー
- 声 - ?/英 - キース・デイヴィッド
- アリシア・マスターズ
- 声 - 松久保いほ[12]/英 - パウロ・アルチュール・ロマス
- ドクター・ドゥーム
- 声 - 江川大輔[13]/英 - ジョン・ヴァーノン→ニール・ロス
- 宇宙魔神ギャラクタス
- 声 - ?/英 - トニー・ジェイ
- デアデビル / マット・マードック
- 声 - 花輪英司[14]/英 - ?
- 「デアデビル現る」に登場。
放送時間[編集]
放送局 | 放送日付 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
トゥーンディズニー[15][16] | 2006年11月5日 - 2007年5月6日 | 日曜 22時30分 - 23時00分 | 土曜は再放送 リピートあり |
2006年11月11日 - 2007年5月12日 | 土曜 22時30分 - 23時00分 |
各話リスト[編集]
話数 |
話数 |
邦題 | 原題 | 放送日 |
放送日 |
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1 | 1 | ファンタスティック・フォー誕生 パート1 | The Origin of the Fantastic Four Part 1 | 1994年 9月24日 |
2006年 11月5日[17] |
2 | 2 | ファンタスティック・フォー誕生 パート2 | The Origin of the Fantastic Four Part 2 | 10月1日 | 11月12日 |
3 | 5 | シルバー・サーファーと宇宙神ギャラクタス パート1 | The Silver Surfer and the Coming of Galactus Part I | 10月8日 | 11月19日 |
4 | 6 | シルバー・サーファーと宇宙神ギャラクタス パート2 | The Silver Surfer and the Coming of Galactus Part II | 10月15日 | 11月26日 |
5 | 7 | スーパー・スクラル来襲 | Super Skrull | 10月22日 | 12月3日 |
6 | 12 | ネガティブ・ゾーンからの侵略者 | Behold the Negative Zone | 10月29日 | 12月10日 |
7 | 11 | 地底の支配者モールマン | Mole Man | 11月5日 | 12月17日 |
8 | 13 | シルバー・サーファーとギャラクタスの再会 | The Silver Surfer and the Return of Galactus | 11月12日 | 12月24日 |
9 | 8 | ドクター・ドゥームの秘密 パート1 | The Mask of Doom - Part I | 11月19日 | 2007年 1月7日 |
10 | 9 | ドクター・ドゥームの秘密 パート2 | The Mask of Doom - Part II | 11月26日 | 1月14日 |
11 | 10 | ドクター・ドゥームの秘密 パート3 | The Mask of Doom - Part III | 12月3日 | 1月21日 |
12 | 3 | 海底の王子ネイモア | Now Comes the Sub-Mariner | 12月10日 | 1月28日 |
13 | 4 | スクラル帝国の逆襲 | Incursion of the Skrulls | 12月17日 | 2月4日 |
14 | 14 | デアデビル現る | And a Blind Man Shall Lead Them | 1995年 9月23日 |
2月11日 |
15 | 15 | インヒューマン物語 パート1 | Inhumans Saga Part 1: And the Wind Cries Medusa | 9月30日 | 2月18日 |
16 | 16 | インヒューマン物語 パート2 | Inhumans Saga Part 2: The Inhumans Among Us | 10月7日 | 2月25日 |
17 | 17 | インヒューマン物語 パート3 | Inhumans Saga Part 3: Beware the Hidden Land | 10月14日 | 3月4日 |
18 | 18 | 恐怖のサイコマン | Worlds Within Worlds | 10月21日 | 3月11日 |
19 | 19 | 恐怖の惑星エゴ | To Battle the Living Planet | 11月4日 | 3月18日 |
20 | 20 | 若き王ブラック・パンサー | Prey of the Black Panther | 11月11日 | 3月25日 |
21 | 21 | ギャラクタスの案内人 | When Calls Galactus | 11月18日 | 4月1日 |
22 | 22 | ハルク 対 ザ・シング | Nightmare in Green | 11月25日 | 4月8日 |
23 | 23 | 父との再会 | Behold, a Distant Star | 1996年 2月3日 |
4月15日 |
24 | 24 | 愉快なインポッシブルマン | Hopelessly Impossible | 2月10日 | 4月22日 |
25 | 25 | 謎の巨大ロボット | The Sentry Sinister | 2月17日 | 4月29日 |
26 | 26 | ドクター・ドゥームとの決戦 | Doomsday | 2月24日 | 5月6日 |
日本語版制作スタッフ[編集]
Fantastic Four: World's Greatest Heroes[編集]
『Fantastic Four: World's Greatest Heroes』は、2006年9月から2007年10月2日までアメリカのカートゥーン ネットワークで放送されたテレビアニメ。アメリカ・カナダ・フランスの共同制作。全26話。日本未放送。
キャスト[編集]
- ミスター・ファンタスティック
- 声 - ヒロ・カナガワ
- インヴィジブル・ウーマン
- 声 - ララ・ギルクリスト
- ヒューマン・トーチ
- 声 - クリストファー・ジャコット
- ザ・シング
- 声 - ブライアン・ドブソン
- ハービー
- 声 - サムエル・ビンセント
- アリシア・マスターズ
- 声 - スニー・タプラサド
- ドクター・ドゥーム
- 声 - ポール・ドブソン
- アニヒラス
- 声 - スコット・マクニール
- ウィリー・ランプキン
- 声 - コリン・マードック
各話リスト[編集]
スタッフ[編集]
- アニメーション制作 - ムーンスクープ
映画[編集]
- ザ・ファンタスティック・フォー(1994年)
- 劇場未公開で、ビデオも発売されなかった低予算映画。総時間は90分。プロデューサーはロジャー・コーマン。
- ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
- 2005年に実写映画として公開。20世紀フォックス提供。上映時間110分。製作費1億ドル。
- 日本公開の際には「フォー」と叫ぶネタで当時人気だったレイザーラモンHGが宣伝を担当した。また、日本語版のエンディングはORANGE RANGEが担当し、劇中の曲とリミックスしたバージョンの「KIRIKIRIMAI」を楽曲提供した。
- ファンタスティック・フォー:銀河の危機
- 2005年の映画の続編として2007年に公開。20世紀フォックス提供。上映時間92分。製作費1億3000万ドル。
- ファンタスティック・フォー(2015年)
- The Fantastic Four (2025年)
キャラクターと俳優[編集]
キャラクター | 作品 | ||||
---|---|---|---|---|---|
未公開版 | ティム・ストーリー版 | ジョシュ・トランク版 | MCU版 | ||
ザ・ファンタスティック・フォー | ファンタスティック・フォー [超能力ユニット] | ファンタスティック・フォー:銀河の危機 | ファンタスティック・フォー | The Fantastic Four | |
リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック | アレックス・ハイド=ホワイト | ヨアン・グリフィズ | マイルズ・テラー | ペドロ・パスカル | |
スー・ストーム / インビジブル・ウーマン | レベッカ・スターブ | ジェシカ・アルバ | ケイト・マーラ | ヴァネッサ・カービー | |
ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ | ジェイ・アンダーウッド | クリス・エヴァンス | マイケル・B・ジョーダン | ジョセフ・クイン | |
ベン・グリム/ザ・シング | マイケル・ベイリー・スミス(ベン・グリム) カール・チャルファリオ(シング) |
マイケル・チクリス | ジェイミー・ベル | エボン・モス=バクラック | |
ヴィクター・フォン・ドゥーム/ドクター・ドゥーム | ジョセフ・カルプ | ジュリアン・マクマホン | トビー・ケベル | ||
シルバーサーファー | ダグ・ジョーンズ(演) ローレンス・フィッシュバーン(声) |
ジュリア・ガーナー | |||
ギャラクタス | ラルフ・アイネソン | ||||
アリシア・マスターズ | カット・グリーン | ケリー・ワシントン | |||
H.E.R.B.I.E. |
ゲーム[編集]
日本国内発売タイトル[編集]
カプコンの対戦格闘ゲームのマーベルが関連したVS.シリーズに、Dr.ドゥームが参戦し、『MARVEL VS. CAPCOM 3』ではスーパースクラルが参戦する。
- 中ボスとして登場。隠しコマンドを使うと、プレイヤーキャラとして使用できる。このときは、キャラ名が「ドクター・ドーム」になっていた。
- Dr.ドゥームが前作に引き続き登場し、新たにスーパースクラルが参戦する。また、ギャラクタスがボスキャラクターとして登場している。
アクティビジョンから発売されたアクションRPGマーベル・コミックのクロスオーバー作品、日本語版ローカライズはインターチャネルがおこなっている。なお、日本語版はPS3とWii版のみ発売。
- 『MARVEL:ULTIMATE ALLIANCE』
- プレイヤーキャラクターとしてMR.ファンタスティック、インビシブル・ウーマン、ヒューマン・トーチ、ザ・シング、シルバーサーファー、DR.ドゥーム(Xbox 360版のみ使用可能)が登場
アクレイムから1997年に発売されたプレイステーション用ソフト。横スクロールのベルトスクロールアクションゲームで、日本でもアクレイムジャパンから発売された。
日本版未発売タイトル[編集]
- 主要作品
- en:Fantastic Four (2005 video game) PS2・Xbox・GC・GBA・PC
- en:Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer (video game) PS3・Xbox 360・Wii・PS2・DS
- クロスオーバー作品
- en:Marvel Nemesis: Rise of the Imperfects PS2・PSP・DS・Xbox・GC
- en:Marvel: Ultimate Alliance 2 PS2・PSP・DS・Xbox 360・PS3・Wii
- en:Marvel Super Hero Squad PS2・PSP・DS・Wii
脚注[編集]
- ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、160頁。ISBN 4-87376-160-3。※ファンタスティック・フォー(岩石男)と表記
- ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、53頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ 読売新聞(東京版) 朝刊 1969年9月14日『牧伸二が声の出演、「宇宙忍者ゴームズ」で』
- ^ a b 『朝日新聞(東京版)』 1969年8月18日-1969年12月22日 テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1972年2月3日 - 6月15日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年4月9日 - 5月12日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1970年6月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 株式会社アーツビジョン. “加納 千秋 | 株式会社アーツビジョン”. www.artsvision.co.jp. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “武藤正史|アニメキャラ・プロフィール・出演情報・最新情報まとめ | アニメイトタイムズ”. 武藤正史|アニメキャラ・プロフィール・出演情報・最新情報まとめ | アニメイトタイムズ. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “武藤正史のプロフィール・画像・写真”. WEBザテレビジョン. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “田中 一永”. アクセント (2020年3月10日). 2023年6月1日閲覧。
- ^ 株式会社アーツビジョン. “松久保 いほ | 株式会社アーツビジョン”. www.artsvision.co.jp. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “江川 大輔 | 所属タレント”. マウスプロモーション. 2023年6月1日閲覧。
- ^ “花輪英司”. ケンユウオフィス. 2024年2月17日閲覧。
- ^ 2007年1月のトゥーンディズニー
- ^ 2007年3月のトゥーンディズニー
- ^ 通常放送の日付。「JETIX: アメイジングまつり」での先行放送日は不明。
- ^ スタン・リー公認「ファンタスティック・フォー」最新映像、4人の能力が放たれる
- ^ “MCU版「ファンタスティック・フォー」のキャストがついに正式発表 リード・リチャーズ役はペドロ・パスカルに”. IGN (2024年2月15日). 2024年2月17日閲覧。