ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!

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ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!
メガデススタジオ・アルバム
リリース
録音 2019年5月 – 2021年
ジャンル

スラッシュメタル

ヘヴィメタル
時間
プロデュース

デイヴ・ムステイン

クリス・レイクストロー
チャート最高順位

1位(フィンランド、スウェーデン)

2位(オーストラリア、ポーランド、スイス)

3位(アメリカ、イギリス)

10位(日本)
メガデス アルバム 年表
ディストピア
(2016年)
ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!
(2022年)
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ザ・シック、ザ・ダイイング...アンド・ザ・デッド!』(原題: The Sick, The Dying... And The Dead!)はアメリカのスラッシュメタルバンド、メガデスの16作目となるスタジオ・アルバムである[1]

概要[編集]

レコーディングは2019年に開始されたが、コロナウイルスのパンデミック、デイヴ・ムステインの闘病、デイヴィッド・エレフソンのスキャンダルおよび解雇など様々な出来事があり、完成までに2年以上かかった。

2021年にデイヴィッド・エレフソンが解雇されたため、急遽テスタメントのスティーブ・ディジョルジオがレコーディングに参加。ベースパートを録り直した。キコ・ルーレイロにとっては2作目、ダーク・ヴェルビューレンにとっては初めてのレコーディングだった。2人の作曲面での貢献も大きく、キコは8曲、ダークも2曲でクレジットされている。メンバー全員がクレジットされていた「ユースアネイジア」を除けば、デイヴ以外のメンバーが最も多くクレジットされているアルバムである。

レコーディングが開始してから、デイヴ・ムステインの咽頭がんが発覚。がんとの闘病生活を続けながらのレコーディングとなった。

ベースの後任として、エレフソン復帰前にベースを担当していたジェイムズ・ロメンゾがサポートメンバーとして2021年のツアーに参加、翌2022年に正式メンバーとして復帰した。

2023年2月に武道館を含む東阪3公演が実現。武道館公演ではかつての盟友マーティ・フリードマンが3曲(Countdown to Extinction, Tornado of Souls, Symphony of Destruction)で共演し、24年ぶりのステージでの再開を果たした。

反響[編集]

全米チャートでは過去2番目に高い初登場3位を記録(過去最高記録は「破滅へのカウントダウン」で全米2位)。イギリスでも過去最高となる初登場3位を記録した。日本ではオリコンチャート初登場10位を記録。「ユナイテッド・アボミネイションズ」以来となるトップ10圏内にランクインした。

収録曲[編集]

#タイトル作詞作曲・編曲作詞・作曲
1.「The Sick, the Dying... and the Dead!」デイブ・ムステインデイブ・ムステインデイヴ・ムステイン
2.「Life in Hell」ムステイン・ダーク・ヴェルビューレンムステイン・ダーク・ヴェルビューレンムステイン・ダーク・ヴェルビューレン
3.「Night Stalkers (featuring ICE-T)」  ムステイン・キコ・ルーレイロ・ヴェルビューレン
4.「Dogs of Chernobyl」  ムステイン・ルーレイロ
5.「Sacrifice」  ムステイン・ルーレイロ
6.「Junkie」  ムステイン
7.「Psychopathy」  ムステイン・ルーレイロ
8.「Killing Time」  ムステイン・ルーレイロ
9.「Soldier On!」  ムステイン
10.「Célebutante」  ムステイン・ルーレイロ
11.「Mission to Mars」  ムステイン・ルーレイロ
12.「We'll Be Back」  ムステイン・ルーレイロ

脚注[編集]

  1. ^ Kory Grow (2022年6月23日). “Megadeth's Dave Mustaine Talks Upcoming Album, 'The Sick, the Dying … and the Dead!'”. 2022年6月23日閲覧。

外部リンク[編集]