サラーフッディーン城 (曖昧さ回避)

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サラーフッディーン城قلعة صلاح الدين الأيوبي‎)は、エジプトでアイユーブ朝を開いたクルドの武将、サラーフッディーン(サラディン)の名を冠した城や砦である。サラディン城ともいう。サラーフッディーン城と呼ばれる城は世界各地にいくつかあり、そのうち、エジプトヨルダンシリアにあるものが特に有名である。このうち、サラーフッディーン・アイユービー自身が築城を指揮したものは、エジプトのカイロにあるものだけである。ヨルダンのサラーフッディーン城はサラーフッディーンが配下のアミール、イッズッディーン・ウサーマ(عز الدين أسامة‎)に命じて築城させた。シリアのサラーフッディーン城は東ローマ帝国の時代から存在している。