アサドール・エチェバリ
アサドール・エチェバリ | |
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レストラン情報 | |
開店 | 1991年 |
シェフ長 | ビトル・アルギンソニス |
国 | スペイン |
市 | バスク州ビスカヤ県アチョンド |
ウェブサイト | アサドール・エチェバリ |
アサドール・エチェバリ(バスク語: Asador Etxebarri)は、スペイン・バスク州ビスカヤ県アチョンドにあるレストラン。創業者でもあるオーナーシェフはビトル・アルギンソニス(Bittor Arginzoniz)[1]。
歴史[編集]
ビトル・アルギンソニス(ビクトル・アルギンソニス)はバスク地方のビスカヤ県アチョンドに生まれ、長年にわたって旗工場で働いていたが、やがて父やおじとともにレストランを購入し、1991年にアサドール・エチェバリを開店させた。バーベキューを愛していたアルギンソニス自身が料理を学び、手動調理を行うグリルなどであふれた調理場を設計した[2]。
評価[編集]
2008年にはレストラン誌による「世界のベストレストラン50」に初登場して第44位に選ばれた。2015年には第6位[3]、2017年は第6位、2018年は第10位、2019年は第3位、2021年は第3位に選ばれた[4]。
「世界のベストレストラン50」[編集]
- 2008年 第44位
- 2009年 第39位
- 2010年
- 2011年 第34位
- 2012年 第31位
- 2013年 第44位
- 2014年 第34位
- 2015年 第6位
- 2016年 第10位
- 2017年 第6位
- 2018年 第10位
- 2019年 第3位
- 2020年 コロナ禍のため選定なし
- 2021年 第3位
特色[編集]
うまみにあふれたパラモスエビ、自家製のタルタルチョリソー、巨大なトマホークステーキ、デザートなどが提供される[5]。デザートに至るまで全てのメニューには火が通されている[6]。店内にガスによる調理器具は存在せず、すべてのメニューが薪の熾火によって調理される[7]。
ソムリエのモハメド・ベナブダラーはかつてムガリッツで働いていた[5]。日本人シェフの前田哲郎はメニュー開発を担当している[7]。
脚注[編集]
- ^ “Number 44 Asador Extebarri”. The World's 50 Best Restaurants (2008年). 2008年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月17日閲覧。
- ^ “Episode intelligence from San Sebastián”. Explore : Parts Unknown (2017年5月4日). 2017年5月17日閲覧。
- ^ “Asador Etxebarri”. Broadfield Park, Crawley, England: The World's 50 Best Restaurants (2017年). 2017年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月17日閲覧。
- ^ “1-50 The Worlds 50 Best Restaurants”. The World's 50 Best Restaurants. 2019年7月10日閲覧。
- ^ a b “Addresses: Bizkaia, Asador Etxebarri” (英語). Spanish Wine Lover. 2019年7月10日閲覧。
- ^ Moskin, Julia (2011年6月14日). “After El Bulli, Spain Looks Forward”. New York Times
- ^ a b “「アサドール・エチェバリ」の日本人シェフ、前田哲郎が料理を通して表したいこと:前編”. GQ (2019年2月11日). 2022年7月1日閲覧。