アクセル住吉

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アクセル住吉
基本情報
本名 住吉 邦仁
通称 関門のとらふぐ
階級 ライト級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1985-06-14) 1985年6月14日(38歳)
出身地 山口県下関市[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 19
勝ち 11
KO勝ち 3
敗け 5
引き分け 3
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アクセル住吉(アクセルすみよし、本名:住吉 邦仁(すみよし くにひと)、1985年6月14日 - )は、日本プロボクサー山口県下関市豊浦町黒井出身。関門JAPANボクシングジム所属。ニックネームは「関門のとらふぐ[3]

人物[編集]

下関市立誠意小学校、下関市立豊洋中学校卒業。 高校1年生からボクシングを始めた。

アマチュア時代には全日本実業団選手権大会[4]全日本社会人選手権大会[5]で優勝経験がある。

アマチュア選手時代に数十万する革ジャンを買うほどのオサレ番長でもあった。

来歴[編集]

2012年5月3日に福岡市九電記念体育館で岡崎祐也とスーパーライト級6回戦を戦い、6回2-0(58-57×2、57-57)の勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[6]が、同年11月23日に60.0キロ契約8回戦で玉越強平と戦い、8回0-3(72-80×2、75-79)の判定負けでプロ初黒星を喫した[7]

そして2015年4月5日に大阪府立体育会館第2競技場で行われた「リアルスピリッツvol.43」にてOPBF東洋太平洋ライト級王者中谷正義とOPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチを行い、12回0-3(109-119×2、110-118)の判定負けで王座獲得に失敗した[8][9]

その後引き分けを挟んで7連勝して2018年10月28日に海峡メッセ下関で日本ライト級2位の柳達也と日本ライト級最強挑戦者決定戦を行い、8回1-0(76-76×2、77-76)の引き分けで規定によって日本王座への挑戦権を獲得した[10]

2019年4月11日、後楽園ホールで日本ライト級王者の吉野修一郎と日本ライト級タイトルマッチを行い、7回2分12秒TKO負けを喫し、王座獲得とはならなかった[11]

戦績[編集]

  • アマチュア - 61戦43勝18敗
  • プロ - 19戦11勝5敗3分(3KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2012年5月3日 勝利 6R 判定2-0 岡崎祐也(中内) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2012年8月19日 勝利 6R 判定3-0 中間勇輝(VADY) 日本の旗 日本
3 2012年11月23日 敗北 8R 判定0-3 玉越強平千里馬神戸 日本の旗 日本
4 2013年3月20日 勝利 7R 2:31 TKO 水貝和広(高砂) 日本の旗 日本
5 2013年5月17日 敗北 5R 2:42 TKO 鈴木悠平(真正 日本の旗 日本
6 2013年11月10日 勝利 8R 判定2-1 ネルソン・グルペ フィリピンの旗 フィリピン
7 2014年4月27日 敗北 4R 判定1-2 徳永幸大 (ウォズ) 日本の旗 日本
8 2014年12月7日 引分 8R 判定1-1 レオナルド・ドロニオ フィリピンの旗 フィリピン
9 2015年4月5日 敗北 12R 判定0-3 中谷正義(井岡) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ
10 2015年6月7日 勝利 10R 判定3-0 レオナルド・ドロニオ フィリピンの旗 フィリピン
11 2015年12月6日 引分 10R 判定1-1 柳達也 (伴流) 日本の旗 日本
12 2016年3月11日 勝利 3R 2:28 TKO 柳達也 (伴流) 日本の旗 日本
13 2016年6月5日 勝利 8R 判定3-0 アラン・タナダ フィリピンの旗 フィリピン
14 2016年12月4日 勝利 8R 判定3-0 中川祐輔(市野) 日本の旗 日本
15 2017年6月4日 勝利 6R 1:55 TKO 中谷有利(グリーンツダ 日本の旗 日本
16 2017年11月19日 勝利 10R 判定2-0 佐々木基樹帝拳 日本の旗 日本
17 2018年5月13日 勝利 8R 判定2-0 山口祥吾(唯心) 日本の旗 日本
18 2018年10月28日 引分 8R 判定1-0 柳達也 (伴流) 日本の旗 日本 2018年度日本ライト級最強挑戦者決定戦
19 2019年4月11日 敗北 7R 2:12 TKO 吉野修一郎三迫 日本の旗 日本 日本ライト級タイトルマッチ
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獲得タイトル[編集]

アマチュア[編集]

プロ[編集]

  • 2018年度日本ライト級最強挑戦者

脚注[編集]

  1. ^ 下関・豊浦出身のプロボクサーら、母校・誠意小で交流 山口新聞 2013年7月18日
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】ライト級 (61.23 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ ダイヤモンドグローブ CC日本 ボクシングモバイル
  4. ^ スパーリング求む! 開門JAPANボクシングジムブログ 2008年7月7日
  5. ^ 県勢が2階級でV 全日本社会人アマチュアボクシング 山口新聞 2008年12月27日
  6. ^ 2012年5月試合結果 日本ボクシングコミッション
  7. ^ 玉越強平xアクセル住吉 ボクシングモバイル
  8. ^ 中谷正義がOPBFライト級3度目の防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月6日
  9. ^ 中谷正義が判定V3も「あんなんじゃ世界狙えない」 日刊スポーツ 2015年4月6日
  10. ^ アクセル住吉が挑戦権獲得 柳との第3戦はドロー Boxing News(ボクシングニュース) 2018年10月28日
  11. ^ 吉野修一郎が圧巻の4連続KO防衛 日本ライト級戦 Boxing News(ボクシングニュース)2019年4月11日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]