さよなら物語-THE LAST SCENE and AFTER
『さよなら物語 -THE LAST SCENE and AFTER』 | ||||
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河合奈保子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ポップス シンセポップ 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | 日本コロムビア | |||
チャート最高順位 | ||||
河合奈保子 アルバム 年表 | ||||
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『さよなら物語 -THE LAST SCENE and AFTER』(さよならものがたり ザ・ラストシーン・アンド・アフター)は、河合奈保子の10枚目のオリジナル・アルバム。1984年12月5日に日本コロムビアからリリースされた[2]。
概要[編集]
″ヨーロッパを舞台にした別れの物語″ をテーマにしたコンセプト・アルバム。河合のデビュー5周年を記念して、3か月に1枚という短いインターバルでの4枚のアルバムリリースが同年6月から始まったが、本作はその第3弾で、LPの帯には「奈保子5周年・メモリアルアルバム Vol.3」と記載されている。なお、本作と同時発売となった19枚目のシングル「北駅のソリチュード」は、B面曲も含め収録されていない。
全曲の作詞を売野雅勇、作曲は筒美京平で統一されており、編曲には矢島賢、矢島マキを迎え、フェアライトCMIでの演奏を基にギターやコーラスを重ねて録音が進められていった[3]。シャンソン風やスウィング風の楽曲、ロシア民謡を思わせる楽曲などが収録され、サウンドの幅が更に拡がった作品になっている[3]。それぞれの曲名には英語のサブタイトルが付けられている。
ジャケットの撮影は立木義浩が担当している。
2020年1月29日には、LPのアートワークをCDサイズで再現した紙ジャケット仕様のアルバムがタワーレコード限定で発売され[4]、これを記念した当時のポスターやチラシ等の展示会が、タワーレコード新宿店限定で1月28日から2月9日まで開催された[5]。更に2021年11月24日には、SACDハイブリッド盤が発売された[6]。
収録曲[編集]
全曲・作詞: 売野雅勇 / 作曲: 筒美京平 / 編曲: 矢島賢・矢島マキ (Light House Project)
LP・CT[編集]
Side A[編集]
- 霧雨の埠頭 -LA JETEE-
- パリは悲しみに燃え -PARIS OCTOBRE-
- 水の中の蜃気楼 -VENEZIA-
- 人生という名のレヴュー -HOTEL RITZ-
- 白夜の季節 -FIN-
Side B[編集]
- 哀しみのコンチェルト -WIEN-
- 海岸道路N2 -BARCELONA SENTIMENTAL-
- モスクワ・トワイライト -LAST DANCE IN MOSCOW-
- ラスト・シーンズ -SA・YO・NA・RA-
CD[編集]
- 霧雨の埠頭 -LA JETEE-
- パリは悲しみに燃え -PARIS OCTOBRE-
- 水の中の蜃気楼 -VENEZIA-
- 人生という名のレヴュー -HOTEL RITZ-
- 白夜の季節 -FIN-
- 哀しみのコンチェルト -WIEN-
- 海岸道路N2 -BARCELONA SENTIMENTAL-
- モスクワ・トワイライト -LAST DANCE IN MOSCOW-
- ラスト・シーンズ -SA・YO・NA・RA-
関連作品[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ オリコン 2006, p. 166-167
- ^ “さよなら物語-The Last Scene And After”. Discogs. 2023年9月1日閲覧。
- ^ a b 土屋 2007, p. 10
- ^ “河合奈保子/さよなら物語 -THE LAST SCENE and AFTER-<タワーレコード限定/初回生産限定盤>”. TOWER RECORDS ONLINE. 2023年9月1日閲覧。
- ^ “タワーレコード新宿店限定展示会開催決定!!”. 日本コロムビアオフィシャルサイト. 2023年9月1日閲覧。
- ^ “河合奈保子/さよなら物語<タワーレコード限定/完全限定盤>”. TOWER RECORDS ONLINE. 2023年9月1日閲覧。
参考資料[編集]
- オリコン『ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1970-2005』オリコン・マーケティング・プロモーション、2006年4月。ISBN 978-4-87131-077-2。
- 『NAOKO PREMIUM』(解説:土屋信太郎)河合奈保子、日本コロムビア、2007年12月19日。COCP-34705。