Jストリーム

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株式会社Jストリーム
J-Stream Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証グロース 4308
2001年9月21日上場
略称 JST
本社所在地 日本の旗 日本
105-0014
東京都港区芝2-5-6
芝256スクエアビル6F
設立 1997年5月29日
業種 情報・通信業
法人番号 4010401089388 ウィキデータを編集
事業内容 インターネットを利用したコンテンツ配信インフラの提供等[1]
代表者 代表取締役社長 石松俊雄
資本金 21億8237万円 (2018年3月末現在)
売上高 連結:61億1百万円
単体:50億59百万円
(2018年3月期)
純資産 連結:39億1百万円
単体:35億6百万円
(2018年3月31日現在)
総資産 連結:47億73百万円
単体:42億37百万円
(2018年3月31日現在)
従業員数 連結:364人、単体:257人
(2018年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 トランス・コスモス 53.78%
KDDI 13.09%
(2018年3月現在)
主要子会社 クロスコ 74.94%
CO3 55.56%
Jクリエイティブ ワークス 100%
外部リンク https://www.stream.co.jp/
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株式会社Jストリームは、東京都港区に本社を置くインターネット上でのコンテンツ配信のための通信インフラ(コンテンツデリバリネットワーク)提供事業者[2]。1997年5月に設立され、日本国内で初期にコンテンツデリバリネットワーク(以下CDNと表す)を構築した企業である[3]

概要[編集]

同社のCDNは、特定のISPネットワーク内での負荷分散ではなく、国内主要ISPにキャッシュサーバーを分散配置し、それらのISPを“またぐ”形での広域負荷分散網になっている[4]。ただし、Akamaiのようにグローバル規模のCDNではなく、日本国内配信に特化したRegional CDNである。

例えば、同社のCDNを用いて東京国際映画祭のライブ配信[5]や、H-IIAロケット打ち上げ模様のライブ配信[6]などが行われた。

2012年12月まではNTTグループ、KDDIグループの双方から出資を受ける珍しい会社であった。

沿革[編集]

  • 1997年
  • 1998年8月 - オンデマンド配信サービス開始。
  • 1999年10月 - トランスコスモス株式会社の子会社となる。
  • 2001年
    • 3月 - トランスコスモスの子会社である、トランス・コスモス・ユー・エス・エイ・インクの子会社となる。
    • 9月21日 - 東京証券取引所マザーズに上場。トランス・コスモス・ユー・エス・エイ・インクの関連会社となる。
  • 2002年11月 - 商号を株式会社Jストリームに変更。
  • 2004年7月 - トランスコスモスの子会社である、トランスコスモス インベストメンツ アンド ビジネス ディベロップメント インクの関連会社となる。
  • 2005年9月 - オンキヨー株式会社と連結子会社・株式会社CO3を設立。
  • 2009年2月 - トランスコスモスが筆頭株主となる。
  • 2012年12月 - 第2位株主のNTTPCコミュニケーションズが保有全株式を自己株式買い付けに応募。株主から外れる。
  • 2016年
    • 1月 - ビムーブ株式会社に出資し、連結子会社化。
    • 4月 - ビムーブ株式会社を吸収合併。
  • 2017年8月 - 株式会社イノコスの株式を取得し、連結子会社化。

所有する技術・サービス[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]