Apple M4
生産時期 | 2024年5月7日から |
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設計者 | Apple |
生産者 | TSMC |
アーキテクチャ | AArch64 |
コア数 |
9コアまたは10コア 高性能コア x3またはx4 高効率コア x6 |
前世代プロセッサ | Apple M3 |
トランジスタ | 280億 |
GPU | Apple独自設計 10コア |
コプロセッサ | Neural Engine |
ブランド名 | Appleシリコン |
Apple M4は、Appleが2024年5月7日にApple Eventで発表したARMアーキテクチャチップ(SoC)のAppleシリコン。
2024年5月発売のiPad Pro(11インチ, M4), (13インチ, M4)に搭載される[1]。
設計[編集]
公式発表によると、M4は前世代のiPad Proに搭載されているM2と比較して
- CPU
- 同じ電力レベルでマルチスレッド性能を1.5倍高速化
- 最大10コア 高性能4コア+ 高効率6コア
- GPU
- 10コア
- ハードウェア・アクセラレーテッド・レイトレーシング
- ハードウェア・メッシュ・シェーダー
- Dynamic Cachingによるメモリ最適化
- 最大4倍の3Dレンダリングのパフォーマンス
を実現しているという[2]
性能[編集]
第2世代の3ナノメートルテクノロジーで設計されたM4は、電力効率がさらに向上し、バッテリー持ちが向上した。
GPUアーキテクチャも進化し、レンダリング性能が一段と高速化したため、iPadで初めてハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングが採用された。プロ向けアプリやゲームで、光の反射や影がリアルに表示される。
M4のNeural EngineはAIのワークロードを加速させ、iPadOSの機械学習を強化させる。毎秒38兆回というすさまじい演算処理を可能とする。
搭載モデル[編集]
脚注[編集]
- ^ “Apple、世界で最も先進的なディスプレイとM4チップを搭載した美しく新しいiPad ProとApple Pencil Proを発表”. Apple Newsroom (日本). 2024年5月7日閲覧。
- ^ “Apple、M4チップを発表”. Apple Newsroom (日本). 2024年5月8日閲覧。