高橋信行 (検察官)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高橋 信行(たかはし のぶゆき)は、日本検察官公証人弁護士最高検察庁検事や、松山地方検察庁検事正を務めた。

来歴・人物[編集]

東京都出身。一橋大学法学部在学中の1973年に旧司法試験合格。1974年大学を卒業し、最高裁判所司法研修所入所。1976年東京地方検察庁検事任官。高松高等検察庁刑事部長を経て、2003年から神戸地方検察庁姫路支部長を務め、姫路市病院長が高校1年の少女に対する強制わいせつ罪兵庫県警察逮捕された事件では、示談成立後に不起訴処分となったが、「証拠はあり、捜査に問題はなかった」とコメントした。2005年最高検察庁検事。同年松山地方検察庁検事正。2007年退官、市川公証人合同役場公証人。2017年公証人退官、弁護士登録(東京弁護士会)、第一中央法律事務所客員弁護士[1][2][3]。2019年秋の叙勲で瑞宝中綬章受章[4]

脚注[編集]

  1. ^ 客員弁護士”. 第一中央法律事務所. 2019年10月20日閲覧。
  2. ^ 役員紹介”. 株式会社パネイル. 2019年10月20日閲覧。
  3. ^ “姫路のわいせつ事件 生徒と病院長示談が成立”. 神戸新聞 (神戸新聞社). (2004年6月16日). オリジナルの2010年12月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101218041309/http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0616ke33310.html 2019年10月20日閲覧。 
  4. ^ 秋の叙勲 受章者毎日新聞2019年11月3日