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第68回高松宮記念杯競輪

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競輪 > 高松宮記念杯競輪 > 第68回高松宮記念杯競輪
第68回高松宮記念杯競輪
岸和田競輪場・GI
(周長400m)
レース詳細
開催日 2017年6月15日(木) - 18日(日)
レース結果
優勝  新田祐大 (福島県)
2位  成田和也 (福島県)
3位  山田英明 (佐賀県)
2016
2018

第68回高松宮記念杯競輪は、2017年6月15日<>~18日<>まで、岸和田競輪場大阪府岸和田市)にて開催された、競輪のGI競走である。優勝賞金2,890万円(副賞含む)。

決勝戦[編集]

競走成績[編集]

車番 選手 登録地
着差 決まり手 上がり
(秒)
H/B 特記
1 2 新田祐大  福島県 SS 捲くり 11.0 準東3
2 6 成田和也  福島県 S1 1車身1/2 マーク 11.0 準東4
3 4 山田英明  佐賀県 S1 2車身 11.4 準西1
4 9 武田豊樹  茨城県 SS 1車身 11.4 準東2
5 8 井上昌己  長崎県 S1 1車身 11.3 準西4
6 3 平原康多  埼玉県 SS 3車身 11.8 準東1
7 1 村上義弘  京都府 SS 1車身 11.7 準西2
8 5 稲垣裕之  京都府 SS 3車身 12.1 準西3
9 7 吉田拓矢  茨城県 S1 大差 13.5 HB 準東5

配当金額[編集]

2枠連 2車連 3連勝 ワイド
複式 2=5 1,140円 2=6 1,200円 2=4=6 3,440円 2=4 830円
単式 2-5 1,560円 2-6 1,550円 2-6-4 9,190円 2=6 640円
4=6 1,540円

レース概要[編集]

[7]

新田が捲って前団を抜き去り、一騎打ち。マークの成田を押し切って大会連覇を達成した。2013年以来の福島ワンツー決着となった。

特記事項[編集]

  • 目標額は99億円だったが[10]、シリーズ四日間の総売上は89億6333万2900円[11]に終わった(前年比97.37%で、マイナス約2.4億円)。

競走データ[編集]

  • 本大会から、2001年第52回までの番組体系へと回帰。2日目は優秀競走を廃止し、オール二次予選(東西各3個レース)に。3日目は準決勝が1つ減って東王座戦・西王座戦の2個レースとなり、決勝で初めて東西の選手が顔を合わせる形式に戻った(なお敗者戦は全て東西混合)[12]。なお、翌年以降は更に変更された。
  • 準決勝となった東王座戦は平原が、西王座戦は山田が、それぞれ制した。5着は、東の吉田(初日青龍賞スタート)が決勝に駒を進めた(西5着の椎木尾拓哉は敗退)[13]
  • 最終日の第10レース(特別優秀)は、6人が落車[14](うち3人は落再入)。3連単(6-4-2)は504通り中の単独最低人気で決まった。61万8350円の配当は、GIでは史上7番目の記録となった[15]
    また、初日の第7レース(西一次予選)でもアクシデント絡みで、3連単(4-6-3)49万5320円(428番人気)の高配当が出ていた[16][17]
  • 今回がGI初優出となったのは、吉田のみ[18][19][20]。その決勝は9着まですべてが、各1車身以上開いた着差となった。高松宮記念杯の2連覇(新田)は、2009年・2010年(平原)以来7年ぶり。

脚注[編集]

外部リンク[編集]

高松宮記念杯競輪
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2017年
次回(2018年
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