河内厚郎
河内 厚郎(かわうち あつろう、1952年10月[1]- )は、日本の文化プロデューサー。演劇評論家、コラムニスト。
経歴[編集]
兵庫県西宮市生まれ。甲陽学院高等学校、一橋大学法学部卒業。演劇評論家。1987年より『関西文學』編集長を2期にわたって務める。
1991年河内厚郎事務所設立。夙川学院短期大学教授(2012年まで)、神戸夙川学院大学教授(2015年まで)。追手門学院大学客員教授(2016年まで)。大阪樟蔭女子大学客員教授(2016年まで)。
多数の文化イベントのプロデュースを手がけるほか、行政、マスコミ、経済団体等でさまざまな公職を務める。[要出典]
著作[編集]
単著[編集]
- 『街は劇場』(関西書院、1990年)
- 『関西弁探検―河内厚郎対談集』(東方出版、1993年)
- 『手塚治虫のふるさと・宝塚』(神戸新聞総合出版センター、1996年)
- 『もうひとつの文士録―阪神の風土と芸術』(沖積舎、2001年)
- 『わたしの風姿花伝』(沖積舎、2006年)
- 『淀川ものがたり』(廣済堂出版、2007年)
- 『阪神間近代文学論 柔らかい個人主義の系譜』関西学院大学出版部、2015年
編著[編集]
- 『阪神学事始』(神戸新聞総合出版センター、1994年)
- 『神戸からの伝言―瓦礫に響いたバッハ』(東方出版、1996年)
- 『大阪と海―二千年の歴史』(東方出版、1997年)
共編著[編集]
- (米山俊直)『天神祭―水の都・千年の祭』(東方出版、1994年)
共著[編集]
- (多田道太郎・毎日新聞未来探検隊)『阪神観―「間」の文化快楽』(東方出版、1993年)
- (朝日新聞社編)『おおさか百景 いま むかし』(東方出版、1997年)
- (有栖川有栖)『大阪探偵団』(沖積舎、2008年)
- (追手門学院)『上町学 再出発・古都大阪』(産経新聞出版、2011年)
- (追手門学院)『上町学を創造する よみがえる古都おおさか』(追手門学院大学出版会、2015年)
- (サントリー不易流行研究所)NHKブックス『都市のたくらみ・都市の愉しみ 文化装置を考える』
- 『興行とパトロン』(神山彰・編 近代日本演劇の記憶と文化)「京阪神のパトロン」(森話社)
受賞[編集]
脚注[編集]
- ^ 『現代日本人名録』2002年