松原 (世田谷区)
松原 | |
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明大前商店街(2018年2月) | |
北緯35度40分6.56秒 東経139度39分0.55秒 / 北緯35.6684889度 東経139.6501528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 世田谷区 |
面積 | |
• 合計 | 1.502 km2 |
人口 | |
• 合計 | 29,514人 |
• 密度 | 20,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
156-0043[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 世田谷 |
松原(まつばら)は、東京都世田谷区の一地区である。現行行政地名は松原一丁目から六丁目。郵便番号は156-0043[2]。
地理[編集]
東京都世田谷区の北部に位置し、同区北沢地域に含まれる。東に大原、羽根木、南に梅丘、豪徳寺、西に赤堤、北に杉並区和泉、永福、下高井戸と接する。
地形は南に向かって下る傾向があり、南端で暗渠化されている北沢川に接する。
鉄道各駅周辺や国道20号沿いに商業地があり、その他は住宅地が多い。北沢警察署・北沢税務署が存し、位置的には世田谷区北沢地域の中心に近い。
地価[編集]
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、松原4-34-3の地点で51万3000円/m2である。
歴史[編集]
元々武蔵国に属し、1869年(明治2年)から品川県、1871年(明治4年)から東京府荏原郡松原村となっていた。[4]その後、上北沢村、赤堤村と合併して松沢村となり、東京市編入、住居表示実施等を経て、現在の形となった。上記各鉄道の開業後、急速に宅地化が進む。
1926年(大正15年)4月には、医師で歌人の斎藤茂吉が後に院長を務めた精神病院、青山脳病院が、東京市赤坂区青山南町(当時)から移転して開院した。この病院は大東亜戦争末期の1945年(昭和20年)3月、東京都に譲渡されて東京都立松沢病院分院となり、その後東京都立梅ヶ丘病院と改組・改名されて2010年(平成22年)まで同地で診療していた[5]。
世帯数と人口[編集]
2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
松原一丁目 | 4,072世帯 | 6,270人 |
松原二丁目 | 3,134世帯 | 4,753人 |
松原三丁目 | 3,058世帯 | 5,058人 |
松原四丁目 | 1,750世帯 | 3,514人 |
松原五丁目 | 3,277世帯 | 5,666人 |
松原六丁目 | 2,413世帯 | 4,253人 |
計 | 17,704世帯 | 29,514人 |
小・中学校の学区[編集]
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
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松原一丁目 | 全域 | 世田谷区立松原小学校 | 世田谷区立梅丘中学校 |
松原二丁目 | 全域 | ||
松原三丁目 | 全域 | 世田谷区立松沢小学校 | 世田谷区立松沢中学校 |
松原四丁目 | 全域 | ||
松原五丁目 | 全域 | 世田谷区立松原小学校 | 世田谷区立梅丘中学校 |
松原六丁目 | 11~43番 | ||
その他 | 世田谷区立代田小学校 |
交通[編集]
鉄道 [編集]
他北東端部は京王線代田橋駅に、南端部は小田急小田原線梅ヶ丘駅にも近い。
路線バス[編集]
- 渋54 渋谷駅 - 梅ヶ丘駅 - 光明学校前 - 松原 - 経堂駅
- 梅01 梅ヶ丘駅 - 光明学校前 - 松原 - 経堂駅 - 希望ヶ丘団地 - 千歳船橋駅
- 梅02 梅ヶ丘駅 - 光明学校前 - 松原 - 経堂駅
道路[編集]
首都高速4号新宿線が通っており、永福出入口が設置されている。
また幹線道路は国道20号に接し、赤堤通りが通る。なお、補助54号線の既開通区間もあるが、区間が短く、他の道路との接続状況とも相まって、幹線道路としての機能は弱い。
施設[編集]
- 日本女子体育大学附属二階堂高等学校
- 日本学園中学校・高等学校
- 世田谷区立梅丘中学校
- 世田谷区立松原小学校
- 北沢税務署
- うめとぴあ 世田谷区立保健医療福祉総合プラザ
ゆかりのある人物[編集]
- 諫早英雄(旧佐賀藩国老、男爵)[7]
- 黒澤明
- 竹久夢二
- 北杜夫
- 宮脇俊三
- 北と宮脇は松原に在住していた。自宅の建築場所を探していた北に宮脇が自宅の隣の空き地を紹介し隣人となったため、北と宮脇は家族ぐるみで交際するようになった。
脚注[編集]
- ^ a b c “世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
- ^ 『ふるさと世田谷を語る 上北沢・桜上水・赤堤・松原』世田谷区、1996年、107頁。
- ^ 斎藤茂吉と青山脳病院再建 小泉博明 日本大学大学院総合社会情報研究科紀要 No.10 (2009)
- ^ “通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。
- ^ 『人事興信録 第13版 上』イ127頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年8月7日閲覧。
参考文献[編集]
- 人事興信所編『人事興信録 第13版 上』人事興信所、1941年。
関連項目[編集]
- 世田谷区立松原小学校(五丁目)
外部リンク[編集]
下高井戸(杉並区) | 永福(杉並区) | 和泉(杉並区) | ||
赤堤 | 大原・羽根木 | |||
松原 | ||||
豪徳寺 | 梅丘 | 代田 |