古村誠一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

古村 誠一(こむら せいいち)は、日本実業家。三菱金属鉱業(現・三菱マテリアル)代表取締役社長、日本電子金属(現・SUMCO)代表取締役社長を務めた。

略歴[編集]

長野県上伊那郡朝日村(現・辰野町)出身。長野県立諏訪中学校(現・長野県諏訪清陵高等学校)を経て、東京高等商業学校(現・一橋大学)卒業。三菱鉱業(現・三菱マテリアル)小樽支店長(小樽支店での部下に斎藤英四郎がいた。)を経て、三菱金属鉱業(現・三菱マテリアル)取締役副社長[1]、代表取締役社長、日本電子金属(現・SUMCO)代表取締役社長、三菱油化(現・三菱ケミカル)取締役、大日本塗料取締役を務めた[2]。また、これらの間に経済同友会経営委員会委員長、時事研究会長を務めた。

生家の跡地は公民館になっており、敷地内には古村の胸像が建立されている。 弟に大日本帝国海軍少将古村啓蔵がいる。

脚注[編集]

  1. ^ 年度別役員・委員会委員長経済同友会
  2. ^ 相似型計算機生産技術振興協会