中村亮太 (競艇選手)
中村亮太 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 長崎 |
生年月日 | 1980年11月25日(43歳) |
身長 | 159cm |
体重 | 51kg |
血液型 | O型 |
選手情報 | |
所属 | 長崎支部 |
登録番号 | 4070 |
登録期 | 86期 |
級別 | A1級 |
特徴 | ファンタジスタ |
選手実績 | |
デビュー日 | 2000年5月20日 |
選手引退日 | 2023年3月31日 |
GII優勝 | 1 |
GIII優勝 | 1 |
一般戦優勝 | 27 |
通算優勝 | 29 |
通算勝率 | 6.34 |
通算勝利 | 1095 |
生涯獲得賞金 4億3082万9980円 | |
主要獲得タイトル | |
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中村 亮太(なかむら りょうた、1980年11月25日 - )は、長年A1級で活躍した長崎県長崎市出身の元競艇選手(ボートレーサー)である。
ニックネーム 「片翼の天使」「ジョーカー」
座右の銘 「エースに勝てるジョーカー」
登録番号4070番 86期生。長崎支部所属
来歴[編集]
86期生として本栖研修所に入所。同期は主に森永淳、柳沢一、中野次郎、原田篤志などがいる。
2000年5月20日に大村競艇場で初出走、2走目で6コースからトップスタートからまくり差し、初勝利とした。
2004年1月7日に福岡競艇場で行われた新春開運特選レースで3号艇ながら自ら6コースを選択してトップスタートからまくり差し、初優勝を決める。
翌年、SG第33回笹川賞に初出場
2012年10月大村競艇場で行われたGII第16回モーターボート誕生祭で5コースからまくり差し、地元でタイトルを獲得
2023年に入り、自身のtwitterアカウント(現在閉鎖)にて「長年に渡りレーサーから集団によるいじめ(パワーハラスメント)を受けていた」等の告発を行い、そして他の選手も同じ立場で苦しんでいるなどの問題提起をした。以前より中村は選手間と競走会から受けていた長年のパワハラに悩んでいたという。その際には自殺もほのめかした[1]。一方で全国24場の競艇場が、レースにおける八百長絡みの異常投票への関与を理由として、中村のレースへの斡旋を拒否していたことも明らかとなる[1]。このため中村は競艇のレース出場が事実上困難となった。2023年正月のレースを病気のため欠場したのを最後に、同年3月31日に引退届を日本モーターボート競走会に提出。同日付で選手登録を消除し、ボートレーサーを引退した[2]。
人物・エピソード[編集]
- 2000年デビューから半年でB1級に昇級する。
- 2006年漫画モンキーターンからヒントを得た、亮太スペシャルという独自の理論を駆使したプロペラを造り、第33回笹川賞に出場し全国区になる[3]。
- 2013年に第40回笹川賞のファン投票のイベントで、予め塗り潰されていた投票用マークシートを配布した事が、行き過ぎたファンサービスとみなされ、2年間の出場停止(うち正式な処分は日本モーターボート競走会から1年間の出場停止処分。残りの1年間は自主的に出場辞退したもの)を受ける。
- 2015年5月に復帰したその節で優勝戦3着に入る走りを見せた。
獲得タイトル[編集]
GII[編集]
脚注[編集]
- ^ a b 【競艇界の闇】「お迎えかな…さようなら」不正が疑われるA1ボートレーサーがついに沈黙を破った - 現代ビジネス・2023年1月28日
- ^ 【ボートレース】A1レーサーの中村亮太が引退 - スポーツ報知・2023年4月7日
- ^ 独特のプロペラ理論を武器に戦う 中村亮太(前編)