ノート:創価学会/削除

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執筆者ご本人(を名乗る方)から、創価学会の記事の特定の版について、名誉毀損の恐れがあるので削除して欲しいとの依頼を頂きました。

依頼はWikipedia:連絡先にある報道お問い合わせ受付用のメーリングリストに頂いたものです。(削除依頼用のメーリングリストは作成が提案されていますが、実際に作成・運用されていません。)[1][2][3]の3つの版です。

頂いたメールの内容によると、加筆したかったYahooBBの顧客情報漏えいについて、資料が見つからず、それが真実であるとの確証が得られないことが問題ということのようです。外部サイト(Gendai Net)の関連記事へのリンクが張られ、後に消されていますが、それを見たところでは確かに創価学会の名誉や信用を毀損する可能性がある件であろうと思いました。

名誉毀損罪にもある通り、そこで真実か、真実だと信じるに足る理由がある事柄が摘示されていればよいのだろうとは思いますが、真実だと信じるに足る理由としては外部サイトの記事は事実関係が不足気味だと思いました。どの程度であれば真実だと信じるに足りる理由として認めてもらえるかについては、マスコミの誤報をめぐる名誉毀損の裁判でいろいろ議論がされてきているようですが、例えばこちら[4]やこちら[5]を参考にすると、投稿された内容は、かなり裏づけに乏しいまま書かれてたようだ感じます。

以上から、削除ないし、特定の版の削除に賛成です。特定の版の削除であれば、臨時に削除をして、機能が導入されてから問題のある版の内容を除去したものを再導入(復活)させる、というのがよいかと思います。Tomos 03:59 2004年5月24日 (UTC)

盗聴事件の項、削除に異議を申し立てます。 「しんぶん赤旗」にも記事が出ていますが、これについては訴訟が提起されているのでしょうか?--211.13.148.46 04:37 2004年5月24日 (UTC)

ご意見ありがとうございます。211.13.148.46さんの言われていることを僕がきちんと理解できているかわかりませんが、「しんぶん赤旗」にも同じ件についての記述がある、ということでしょうか?

盗聴事件については既に訴訟が行われていますが、それはYahooの顧客情報流出についての件とは別件であるように思われます。

削除依頼を出された方は、この版で[6]月刊ゲンダイのサイト内の記事へリンクを張ったわけですが、それは顧客情報漏えいに関連した問題についてだという風に理解しています。

そして、依頼をされた方は、自分の調査した限りでは、この件は十分に真実性が証明されているような件ではなく、記述を支持する十分な証拠がない、という風に感じたということだと思います。言い換えると、名誉毀損でこの投稿者の方が訴えられた場合に、これが名誉毀損でないということを主張できるか、ということを考えて、どうもできない気がする、と感じたわけです。上述の通り、仮にこの疑惑が間違ったものであったとしても、そのように信じるだけの相当な理由があった場合には名誉毀損罪を免れます。ですが、見つかったのが外部サイト1件であり、それが公的な警察発表の類でないばかりか、事実関係を詳細に説明しているわけでもないマスコミの報道だったので、それは「信じるに足りる相当の理由」としては弱すぎる、自分が違法性を免れることができないかも知れない、だから念のため削除して欲しい、ということだろうと思います。

このような問題ですから、疑惑が真実だと確証を持っている方もいれば、そうでない方もいるだろうと思います。ただ、依頼者の方は、確証が持てなかったか、名誉毀損の責任追及をされた場合に十分に対応できそうにない、と思われたと。ここで仮に、管理者である僕が、「いや、これらの外部資料に照らしてこの件は真実であるはずだから削除する必要はない」とか、「自分の個人的な調査に基づいて、これが真実であると信じるに足る相当の理由を得たので削除する必要はない」とかいう風に言えれば、もしかすると僕が肩代わりすることもできるのだろうか、とも考えてみました。ですが、そのような確証はもてませんでしたし、仮に持てたとしても、いずれ投稿者の方に訴訟などの形で責任追及が行かないと保証もできないように思いました。

以上から、削除が適当だろうと思いました。

最後に、この件について訴訟が提起されているのか、という質問ですが、例えばこのような報道を行ったマスコミが名誉毀損で訴えられているかどうか、ということは僕は知らないのですが、仮に訴えられていて、既に判決が出ているとか、係争中であるとかであればこうした記述にはならなかったと思います。(僕も他の執筆者の方もそれを知らないというだけかも知れないですし、訴訟も睨んだ交渉などが行われているとしてもそれについてはわからないだろうと思いますが。)今回削除依頼を下さった方が訴えられたかというと、まだ今のところそういうことはないと思いますが、そういう可能性を一応考慮して削除を依頼された、ということだと思います。

頂いたご意見にうまくお返事できているか自信がないのでいろいろ自分の当初の考えを詳述する方が多くなってしまいましたが以上です。Tomos 08:44 2004年5月24日 (UTC)

追記:

1)

暫定的にであっても削除してしまうと、それ以降の編集の継続には支障が出てしまいます。(ゼロから執筆しなおすか、復活を待つか、という選択を迫られますので。)そこで、Wikipedia:著作権にあるコピー&ペーストについての指示に従って、履歴情報を特定のページに保存し、最新版を投稿する、という形にするのがよいのではないかと思いました。

この場合、履歴情報は残っても差分をとったり、誰がどのような加筆を行ったのかについて知ることはできなくなります。そこで、後になって特定の版の削除機能を使うことが可能であれば、それを利用して、削除依頼が出た部分以外の過去の版を改めて補填する、という措置を考えていいかと思います。

2)

削除依頼を出された方は、実質的には、それ以前の版に文章を大幅に加筆なさったわけではなく、リンクをいじっただけ、ということのようです。そこで、「この人には責任はないのではないか」ということも考えました。

ですが、実際には、ウィキペディアで既存の記事を編集することは、他人が利用してもよいとした文書を利用して自分が(共同著作者として名を連ねて)新たな文書を出版するようなものです。そこで、責任の一端を問われる可能性がないとは言い切れないように思いました。 Tomos

Tomosさん、ご回答ありがとうございます。

項目を削除されるからには、それが事実に反する事が必要である、と認識しております。

これに照らせば、「しんぶん赤旗」にもこのように[7][8]報じられており、これが事実に反すると証明する必要があると考えますが、いかがでしょう?--61.125.194.23 11:27 2004年5月24日 (UTC)


情報提供ありがとうございます。

Yahooの件については、逮捕はされているけれども、起訴されているわけでも、有罪判決が出ているわけでもないということでよいしょうか? このような場合、例えば起訴されている段階であっても、判決が確定する前に有罪だと断定して記述してしまうとそれで名誉毀損になることもあるように認識しています。ちょっと手ごろなソースが見つからなかったのですが、例えばこちらのページの刑事事件報道についての部分に一応その旨の記述があります。あるいはこちらで挙げられているルーシー・ブラックマンさんの事件に関連した名誉毀損の件とか。http://www.usio.co.jp/magagine/usio0308/u030805.html あるいはこちらの判例で言われているように、[9] 重要参考人として取調べを受けている人について犯人である可能性が濃厚であることを印象づけるような書き方をするとやはり名誉毀損となる、という判断とか。

今回の件について迷う点があるとすると、次のような点だろうかと思います。

  • 今回の件では、本文中ではリンク先に紹介されているような疑惑について何も記述がないので、問題はないのではないか?
    • だがリンクする際に、リンク先の記事のタイトルをそのまま利用していることで、そのタイトルが非常に断定的なものであることが問題ではないか?
      • 名誉毀損の際に想定される普通人の注意と読み方を想定すると、たかだかリンクされているだけではリンク先の内容を記事の執筆者が支持したととることはできないのではないか?
        • リンク先にあるのは当然ある程度信憑性のある資料、ないし重要な意見だろうと考えられ、その断定口調などから、普通人の読み方と注意で得られる印象は、疑惑があることや逮捕があったことなどではなく、犯行が確定したというような、現段階では不適切なものではないか?

ところで、当初削除依頼に出されなかった、恐らくは別の方が編集したであろう版[10]で、実際に犯行があったかのように書かれていますが、これは更に明確に問題があると思います。削除後、復帰する際にはこの版も消去する方がいいのではないかと思いました。

以上です。ご意見などありましたらよろしくお願いします。 Tomos 21:34 2004年5月24日 (UTC)

Tomosさん、再度のご回答ありがとうございます。

お話の内容から見るに、ヤフーBBの件は自分も削除に異議はありません(学会が直接関与したと言う証拠は現在ない)。

しかし、宮本議長宅盗聴の件は学会側敗訴が既に確定しており、この事実までも削除されるのは問題だと思います。これが消されるのは学会側に都合の悪い事は消されるという事であり、学会側に自己正当化の口実を与える事になるかと思うのですが。(こう書くからと言って、自分はアンチ学会ではありません)--61.125.194.239 02:10 2004年5月25日 (UTC)

丁寧なお返事ありがとうございます。

僕は関連知識が不足気味ですが、ヤフー関連の件と、盗聴事件とは事件としては別件だと認識しています。そして、今回削除依頼を頂いたのはヤフー関連の方です。その後の編集について問題あり、と考えのも同様にヤフーの件です。

裁判の結果を公正に報道することについては問題はないようですし、盗聴事件の方は高裁判決で確定(上告とりさげ)ということのようなので、今回いただいた依頼とここでの議論をもとに削除するのは、ヤフー関連の件のみという風に考えています。(僕のこの事実認識の方が間違っていたらまた結論も違ってきますが。)

ロス疑惑は地裁での有罪判決が高裁・最高裁での無罪判決にとってかわられた件ですが、その報道に関しては多くの名誉毀損、プライバシー侵害などの訴訟が起きたと聞きます。判決の確定していない件について書く際には特に、判決が覆った場合のことも考えて十分な調査をされた上で執筆されるのがよいかと思います。また、そのような調査資料がきちんと文中で明示されていると、万が一削除依頼を頂いても、管理者側が判断を誤って「これは真実だと信じるに足る相当の理由がないままに書かれたものだ」と削除してまうことも防げるでしょうし、執筆される方も賠償責任を負わされずに済む可能性が増すでしょうし。とまあ、この部分は余計なおせっかいかも知れないですが。^^;)

Tomos 05:39 2004年5月25日 (UTC)

とりあえず合意が形成できたようでもありますし、名誉毀損などの可能性がないと確信できるだけの新たな材料も得られませんでしたので、削除を実施しました。Tomos 22:34 2004年6月3日 (UTC)