ノート:リンチ共産党

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この時期を「リンチ共産党」と呼んでいる文献を教えてください。 --ねこぱんだ 2009年4月24日 (金) 23:28 (UTC)[返信]

起稿者です。記事名に対する疑問はごもっともです。まず時期区分の問題ですが、立花隆氏の『日本共産党の研究』でも熱海事件以降の時期を一括してはおらず、「山本時代」「野呂時代」「最後の中央委員会」という表現で時期区分しています。ですが私は、中央委員会の検挙と補充を経てはいますが、組織的には一応の一貫性があるのではないかと考え、表記のような区分をしております。次にこの時期の呼称(「リンチ共産党」時代)ですが、小樽商科大学の紀要誌に掲載された倉田稔氏の論文「多喜二の逮捕 そしてスパイ」[1] (PDF) には、「武装共産党⇒非常時共産党⇒リンチ共産党」という時期区分が示されています(文脈から見て倉田氏のオリジナルではないらしく、元ネタがあるようですがそこまで調査するに至っていません)。私自身はリンチ事件が行われたことを必要以上に強調するつもりはないので、正直他に適切な名称があれば(例えば「スパイ共産党」とか)そちらを採用したいところですが見つかりませんでした。もし御存知でしたら(この記事内容に関する提案も含め)御教示下さい。--122.145.217.19 2009年4月25日 (土) 13:57 (UTC)[返信]
手元の文献でもう一件見つかりました。小林峻一・鈴木隆一『スパイM』(文春文庫、1994年)の「プロローグ」には、「十年余りにわたる戦前の日本共産党史は一般に、第一次共産党、第二次共産党、武装共産党、非常時共産党、リンチ共産党と大別される」(p.8)とあります。--122.145.217.19 2009年4月25日 (土) 14:16 (UTC)[返信]