キャメロン・ラッセル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
キャメロン・ラッセル
Cameron Russell
キャメロン・ラッセル (2008年)
プロフィール
生年月日 1987年6月14日
現年齢 36歳
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国・マサチューセッツ州
ケンブリッジ
瞳の色 ダークブラウン
毛髪の色 ブラウン
公称サイズ（2018年[1]時点）
身長 / 体重 175 cm / 55 kg
BMI 18
スリーサイズ 89 - 58.5 - 87 cm
カップサイズ 32C
靴のサイズ 8（US） cm
単位系換算
身長 / 体重5′ 9″ / 121 lb
スリーサイズ35 - 23 - 34 in
活動
デビュー 2003年
ジャンル ファッション
モデル内容 一般
他の活動 人道主義者、活動家
事務所 The Lions
外部リンク
データベース FMD, IMDb
モデル: テンプレート - カテゴリ

キャメロン・チェイス・ラッセル（Cameron Chase Russell、1987年6月14日 - ）はアメリカ合衆国の女性ファッションモデルである。2003年からモデル活動を始めた。

2012年10月に「ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて」と題した講演をTEDカンファレンスで行い[2]、TEDにおける最も人気のあるスピーチの1つになった。

生い立ち[編集]

マサチューセッツ州ケンブリッジで生まれ育った[3]。 母親はジップカー（英語版）の創設者であるロビン・チェイス（英語版）で、 父親は相乗りとソーシャルネットワーキングの会社であるGoLocoのエンジニア兼CEOだった[4]。

幼少期には政治に関心を示し[5]、将来の夢は大統領になることだった[6]。 2005年にコモンウェルススクール（英語版）を卒業した。マサチューセッツ州ウェルズリーにある彼女の母親の母校であるウェルズリー大学に進学したが、1回生を終えるとコロンビア大学に編入した。経済学と政治学を専攻し[7]、 2013年にコロンビア大学を優等で卒業した[8]。

経歴[編集]

ラッセルの母親が大手モデル事務所のフォード・モデルズ（英語版）で働いていた友人を持っていたことから、2003年にフォード・モデルズと契約した。2006年にDNA・モデル・マネジメント（イタリア語版）に移り、2008年にはウーマン・マネジメント（英語版）に、2011年にはエリート・モデル・マネジメントに[9]、そして2017年にザ・ライオンズ（英語版）に移籍した。

16歳でモデル活動を始めて以来、スティーヴン・マイゼル、クレイグ・マクディーン（英語版）、ニック・ナイト（英語版）など数多くの成功した写真家と仕事をし、アメリカ、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、日本のヴォーグやW、Self service、ヌメロなど数々の著名な雑誌に掲載されてきた。 また、ベネトン、ルイ・ヴィトン、ラルフ・ローレン、カルバン・クライン、アルマーニ、そしてオスカー・デ・ラ・レンタなどの広告キャンペーンにも起用されてきた[10]。

シャネル、ルイ・ヴィトン、プラダ、ドルチェ＆ガッバーナ、マーク・ジェイコブス、ヴェルサーチ、ヴィヴィアンウエストウッド、ラルフ・ローレン、そしてヴィクトリアズ・シークレットといったファッションブランドのランウェイファッションショーにも出演してきた[11]。

2012年にはヴィクトリアズ・シークレットとスワロフスキーのコラボ10周年記念のモデルに選ばれた[12]。

人物[編集]

前述したように幼い頃から政治に興味があり、ビル・クリントンの大統領選挙運動に関わっていた友人の計らいで、1998年6月5日にクリントンがマサチューセッツ工科大学でスピーチをした後に彼と面談したことがある（当時10歳）[13]。政治への関心は現在まで続き、＃MeToo運動をモデル業界に導入した[6]。

2012年10月に「ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて」と題した講演をTEDカンファレンスで行い[2]、その動画はTED公式サイトとYouTubeの公式動画を合わせて4000万回以上再生されている。これは最も見られた10のTEDトークのうちの1つになった[6]。

映画俳優のDamani Bakerと2014年頃から交際しており、2017年11月にInstagramの投稿で彼との子供を妊娠していることを明らかにした[14]。 そして2018年3月に息子アーサ・ベイカー・ラッセル（Asa Baker Russell）を出産した[15]。しかし結婚はしていない。

出典[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ a b (英語) キャメロン・ラッセル 「ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて」, https://www.ted.com/talks/cameron_russell_looks_aren_t_everything_believe_me_i_m_a_model?language=ja 2018年12月29日閲覧。 
  3. ^ https://www.youtube.com/watch?v=W1bb73hy4cA&feature=player_embedded [around the 6:35 mark]
  4. ^ Mulkerrins, Jane (2013年10月14日). “Fashion shoots”. The Daily Telegraph (London). オリジナルの2013年11月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131102011404/http://fashion.telegraph.co.uk/article/TMG10363642/Cameron-Russell-the-renegade-model.html 
  5. ^ Russell, Cameron (2013年2月18日). “@MrTruthMan ha! I really did :) My favorite book in 4th or 5th grade was neustadt's presidential power” (英語). @CameronCRussell. 2018年12月29日閲覧。
  6. ^ a b c “Cameron Russell Is 'Facing The Future' With Baby Asa, In Harper's Bazaar UK September 2018” (英語). Anne of Carversville. 2018年12月29日閲覧。
  7. ^ Model's Frank Talk Goes Viral (video). CNN. 2013. 該当時間: 3:39. 2013年2月20日閲覧。
  8. ^ https://edition.cnn.com/2013/02/17/opinion/russell-model-genetic-lottery/
  9. ^ “Now Representing”. Elite Model Management. 2012年12月16日閲覧。
  10. ^ “Cameron Russell - Fashion Model - Profile on New York Magazine”. nymag.com. 2018年12月29日閲覧。
  11. ^ “Cameron Russell Photos on Style.com”. web.archive.org (2014年7月4日). 2018年12月29日閲覧。
  12. ^ Monget, Karyn (2012年11月5日). “Victoria’s Secret Fashion Show Readies for the Runway” (英語). WWD. 2019年1月17日閲覧。
  13. ^ Russell, Cameron (2013年2月18日). “@MrTruthMan told enuf ppl I wanted to be president, eventually met & told an old Clinton staffer who took me backstage when he spoke at MIT” (英語). @CameronCRussell. 2018年12月29日閲覧。
  14. ^ “La emoción de la modelo activista Cameron Russell al confirmar que está embarazada”. Hola. (2017年11月15日). https://www.hola.com/moda/modelos/20171115102011/cameron-russell-embarazada/ 
  15. ^ <https://www.instagram.com/p/BgCvtHEgLo7/

外部リンク[編集]

Template:2010-2019VSFashion Show

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=キャメロン・ラッセル&oldid=97394980」から取得