ガッポリ建設
ガッポリ建設(ガッポリけんせつ)は、WAHAHA本舗内セクション・WAHAHA商店に所属していたお笑いコンビ。
メンバー[編集]
- 群馬県伊勢崎市出身。
- 肩書きは「ガッポリ建設部長」。
- 身長177cm、体重78kg、O型。
- 1992年に3代目三遊亭圓丈に入門し、「三遊亭ぐん丈」の高座名を名乗っていた。
- 2019年末にWAHAHA本舗からマネジメント契約を解除された。
- 2020年にフジテレビ「~クズ芸人の生きる道~」に登場。
- 現在はギャラ飲みとスロットを中心に活躍中[1][2]。
- 栃木県出身。本名:林龍太郎。
- 肩書きは「ガッポリ建設主任」。
- 身長185.5 cm、体重88kg、A型。
- 5代目鈴々舎馬風に入門し、「鈴々舎たけ馬」「鈴々舎馬賀」「鈴々舎馬賀正」の高座名を名乗っていた。前座で名前が三回変わるという落語界の記録をもっている。
- TBSチャンネル2「ナマイキ!あらびき団」には妻とのコンビ「室田夫妻」として出演。
- 稲沢シーエーティーヴィに就職してディレクター・アナウンサーとして活動しているが、芸人も続けている。
- 現在三重テレビ「Mieライブ」で「伊勢エビ蔵」としてもレギュラーコーナーを獲得。
- 2021年から、三重テレビとBSよしもと共同制作「ビスケットブラザーズの行けばわかるさ!~三重街道中ひざくりげ~」で本名でディレクターを務め、出演もしていた[3]。
- Vリーグ「ヴィアティン三重」でスタジアムDJを務めている。
- 2023年9月、本名の「林りゅうたろう」で稲沢市議会議員選挙に出馬したが、416票(定員26名、30人中29位)で落選[4]。
- 現在、芸人活動は休止状態である。
概説・芸風[編集]
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- 一般的知名度は高くないが、芸人の間には人気がある元落語家の二人組。「ガッポリ一門」(後述)と言われる弟子を三人抱えており、その弟子たちの所属する事務所『ホームラン教室』を主宰している。
- 1997年3月に結成。当初はトリオだったが、2002年4月に一人脱退し、現在のコンビとなる。2003年4月からWAHAHA商店に所属。
- 基本的な衣装は、前に「ガッポリ建設」と書かれたランニングシャツに、「○の中にガ」のマークが入ったヘルメット。下の作業着は小堀が青、室田が赤のものをそれぞれ着ている。
- 演じるのは漫才やショートコントなど。色々な大人の行動をネタにしたコントや、「30秒で笑わせるコント」などがある。
- ネタの始めにフリートークから入ることが多く、ネタのテーマに行くまでのトークが長いこともある。
- 終わりに「3、2、1! ガッポリ、ガッポリ!」と言うことがある。
- 渋谷駅のハチ公像前、横浜駅西口の相鉄ジョイナス前などで路上ライブを行っていたこともある。
- 2004年8月21日~22日に放送された『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』(日本テレビ)で芸人100組の中から優勝して武道館でサライを歌う。サライの意味はというクイズに「人サライ」と答え大問題を起こした事がある。
- バラエティ番組『あらびき団』(TBSテレビ)『キャラ☆キング』(テレビ朝日)などで、全身ジャイアントパンダの着ぐるみでパンダーズとして出演することがある。ここでは、動物園のパンダ舎でのジャイアントパンダの生態を模した芸と動きを演じているが、時々、ただ横になっているだけということがあり、『あらびき団』で東野幸治に「やる気ないな~」と言われたこともある。
- パンダーズとして宇都宮動物園から「子供に人気が出そうだから」という理由で営業の仕事が来たことがあり、特設のパンダ舎の中でパンダになりきって動くというものだった。この模様は『あらびき団』の2008年9月3日放送の回で紹介されたが、大人にはウケていたものの子供には不評だったというものだった。
- パンダのメスを出したいということから、2009年5月20日放送の回では室田の妻も出演した。
- 「パンダーズだけでは出られない」という理由からU字工事やエリック・ワイナイナも一緒に出演したことがある。
- 同じWAHAHA本舗所属の猫ひろしや松竹芸能の安田大サーカスの団長や吉本興業のレギュラーとは旧知の仲である。
- 2009年度の第2回お笑い全日本カップで優勝。
- 2011年2月21日、上野動物園にパンダの『ビーリー』と『シィエンニュ』が来日した際、二人が動物園に見に行った時の様子が各メディアで取り上げられた。
- 2020年4月19日、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)にて、小堀の密着ドキュメント「52歳でクビになりました。~クズ芸人の生きる道~」が放送された。
- 2021年11月9日、なかの芸能小劇場で、林家きく麿の企画・主催によるトークライブ「帰ってきたぐん丈~チルドレン集結~」開催。出演したのは、ぐん丈(小堀)と、一緒に前座時代を過ごした仲間、隅田川馬石・春風亭百栄・三遊亭窓輝・入船亭扇里・林家きく麿。
- 2022年6月4日、なかの芸能小劇場で「小堀敏夫(ぐん丈)被害者の会発足!」というライブが催された。企画・出演は林家きく麿、小堀以外の出演者は隅田川馬石・春風亭百栄・居島一平・ウクレレえいじ。
弟子[編集]
ガッポリ一門と言われる弟子は次の通り。全員が事務所『ホームラン教室』に所属。
出演[編集]
テレビ[編集]
- ショムニ・第2シリーズ (フジテレビ)
- 電車男 (フジテレビ)
- 演歌の女王 (日本テレビ)
- エンタの神様 (日本テレビ) - キャッチコピーは「入魂の一発芸」
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」 (日本テレビ)
- THE占い (2005年6月4日、テレビ東京) - 第5回
- ストリートファイターズ (テレビ朝日) - 「路上の不良債権」と紹介された。
- お笑い登龍門 ガッハ (フジテレビ721) - 第13回
- お台場お笑い道・3rdシーズン (フジテレビ721) - 2008年2月24日
- 『ぷっ』すま (2007年、テレビ朝日) - 『芸人リアル神経衰弱』で出演
- お笑いTV「ニコニコ笑い汁」(MONDO21)
- 大笑点 (日本テレビ) - サバイバル大喜利 笑点への道に出演
- あらびき団 (2008年5月14日、2008年6月18日、2008年9月3日、TBSテレビ) - いずれもパンダーズとして出演
- キャラ☆キング (テレビ朝日)
- 第1回ではパンダーズとして7位、第2回では『イチオシ!キャラ☆コレクション』に同じくパンダーズとして出演。
- ワハハ本舗の地球で1番おもしろいTV (テレ朝チャンネル)
- イツザイ (テレビ東京)
- 笑いの祭典 ゴールドステージ!! (2008年11月6日、日本テレビ) - モクスペ枠『ダッシュステージ』(1分)のパートにパンダーズとして出演
- ザ・ノンフィクション(2020年4月19日、フジテレビ)
- 水曜日のダウンタウン(2023年9月20日、TBSテレビ)- 小堀のみ
ラジオ[編集]
- テリー伊藤のってけラジオ (ニッポン放送)
- ガッポリ建設のチャレンジ2002 (FM群馬)
- 路上魂 (BAY FM)、ガッポリ建設の心の扉はオートロック (インターネットラジオNyabi)
映画[編集]
ライブ[編集]
- 東京ビタミン寄席
- お笑い新宿スタジオアルタライブ
- ラ・ママ新人コント大会
- 倉庫の二階 興行
- 2005年9月「コント、その深い味わい」
- 2006年4月「とてもラテン」
- 2007年6月17日「エイムズの部屋」
- 他
脚注[編集]
- ^ "『ザ・ノンフィクション』でバズった芸歴31年のクズ芸人「ガッポリ建設」小堀敏夫「番組出演で借金は帳消しに」の現在". NEWSポストセブン. 小学館. 21 May 2023. 2023年5月21日閲覧。
- ^ "《収入の8割がギャラ飲み》クズ芸人ガッポリ建設・小堀が語った「地方の社長さんはお車代で30万円も」の相場事情". NEWSポストセブン. 小学館. 21 May 2023. 2023年5月21日閲覧。
- ^ 吉本興業株式会社 (2022年6月30日). “ビスケットブラザーズの行けばわかるさ!~三重街道中ひざくりげ~<三重テレビ BSよしもと共同制作>”. PR TIMES. 2023年10月16日閲覧。
- ^ “林りゅうたろう氏、稲沢市議選挙に589票差で落選 416票獲得も初当選ならず”. 選挙ドットコム (2023年9月24日). 2023年10月5日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式プロフィール - WAHAHA本舗
- 室田稔プロフィール - WAHAHA本舗
- ガッポリ建設とその弟子たちのブログ - JUGEMブログ
- ガッポリ建設 小堀敏夫 (@gappori_kobori) - X(旧Twitter)
- 林りゅうたろう (@syominhayashi) - X(旧Twitter)