アマンリゾーツ
アマンリゾーツ(aman resorts)は、東南アジアを中心に欧米や中国などで、部屋数を抑えたリゾートを展開しているラグジュアリーホテルチェーン。
20カ国で31の施設を保有。「アマン」はサンスクリット語、ヒンディー語、パンジャブ語、アラビア語、ウルドゥー語、ペルシア語で「平和、安全、無事、宿、保護」を意味する。
歴史[編集]
1988年に、最初のリゾートとなるアマンプリ(「平和なる場所」)をタイのプーケットに開設した[1]。
創業者はエイドリアン・ゼッカ(Adrian Zecha)[2]。ゼッカがプーケット旅行中に訪れた海近くのココナッツ農場のあまりの美しさに感動し、その地に別荘を建設することを決意。工事を進めていく中、自分が別荘を離れている間の管理問題が気になり、ホテルにすることに変更しヴィラ型ホテルのアマンプリが誕生した。
殆どのホテルがリゾートとして展開されていたが、2014年12月に一部開業したアマン東京からは都市型ホテルの展開も開始した[3]。そして、2021年には、2023年にアマン史上初の独立型レジデンス専用物件「アマンレジデンス東京」を麻布台ヒルズ森JPタワーの54〜64階に開業すると発表した[4]。
日本における展開[編集]
営業中のホテル[編集]
レジデンス[編集]
- アマンレジデンス 東京(東京都港区 麻布台ヒルズ森JPタワー54階~64階、91戸[9])
脚注[編集]
- ^ せきねきょうこ 『一度は行きたい世界のホテル&リゾート - アマンリゾーツ全紹介!』 エイ出版社、2014年3月。ISBN 978-4-7779-3140-8
- ^ 山口由美『アマン伝説 創業者エイドリアン・ゼッカとリゾート革命』文藝春秋 2013年4月 ISBN 978-4163762807
- ^ アマン、初の都市型ホテル「アマン東京」をオープン!(2014年11月12日)2019年5月5日閲覧。
- ^ “アマン史上初!「アマンレジデンス 東京」が2023年に虎ノ門・麻布台に誕生”. GOETHE (2021年3月19日). 2023年2月5日閲覧。
- ^ 『ファン多いアマンリゾーツが東京に初進出』 週刊東洋経済2014年3月22日号 (東洋経済新報社) (2014年3月17日)
- ^ 3月17日オープンの「アマン東京」、ボルボ2台をホテルカーに トラベルwatcht 2015年3月17日
- ^ 三重県・伊勢志摩国立公園内に佇むグループ初の温泉リゾート「アマネム」 tabit 2016年4月16日
- ^ “京都に高級ホテル「アマン」開業”. NHK NEWS WEB. (2019年11月1日)[リンク切れ]
- ^ “麻布台ヒルズ Azabudai Hills”. 森ビル株式会社. 2023年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月28日閲覧。
関連項目[編集]
- ジャヌ - 姉妹ブランド。