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アオペラ -aoppella!?-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アオペラ -aoppella!?-』はマーベラスが手掛ける音楽原作プロジェクトで、高校生のアカペラ大会の頂点「アオペラ」を目指す17人の物語のエンターテイメント作品。

2021年3月4日、プロジェクト開始[1]。2023年6月1日付でKLabからマーベラスへ事業譲渡された[2]。2024年11月に舞台化[3]

あらすじ[編集]

ある日、友達の燐と雨夜と一緒にアカペラのステージを見に来た壱。そのステージに魅了され自分が通っている都立音和高校の後輩のルカと道貴を含めた5人でアカペラ部を創設し、雨夜の双子の兄である朝晴がいる私立奏ヶ坂中学高等学校アカペラ部のFYA'M'のメンバーと共に高校生のアカペラ大会の頂点「アオペラ」を目指すことになる。

登場人物 [編集]

都立音和高校 リルハピ[編集]

鈴宮 壱(すずみや はじめ)
声 - 木村良平[4]
誕生日 1月1日、パート:セカンドコーラス
丹波 燐(たんば りん)
声 - 逢坂良太[4]
クラス:2-D、誕生日:4月5日、パート:トップコーラス
丹波 燐は楽器の タンバリンと読まれるが、本人はこの名前を気に入っている。道貴には「シャンシャン先輩」と呼ばれており、始めは嫌がっていたが、色々あり仕方なく道貴だけ特別に「シャンシャン先輩」呼びを許可している。
雁屋園 道貴(かりやぞの みちたか)
声 - KENN[4]
クラス1-C、誕生日:8月31日、パート:サードコーラス
小さい頃から「可愛い」「天使」と言われてきたため、そろそろ「かっこいい」と呼ばれたいらしいがリルハピやFYA'M'のメンバーからはとても可愛がられている。
四方 ルカ(しほう ルカ)
声 - 柿原徹也[4]
クラス1-A、誕生日:6月19日、パート:フォースコーラス
圧倒的キラキラオーラを放っているが、太っていた頃のコンプレックスから自分を変えるためにアカペラ部に入部した。
宗円寺 雨夜(そうえんじ さよ)
声 - 前野智昭[4]
クラス:2年D組、誕生日:2月27日、パート:ベース
FYA'M'の朝晴の双子の弟で、左目にホクロが2つある。趣味は飛行場通いで、よくルカと一緒に行っている。

私立奏ヶ坂中学高等学校 FYA'M'[編集]

是沢 舞斗(これさわ まいと)
声 - 小野友樹[4]
パート:サードコーラス&リードボーカル
綾瀬 光緒(あやせ みつお)
声 - 豊永利行[4]
パート:トップコーラス
紫垣 明(しがき あきら)
声 - 浦田わたる[4]
パート:セカンドコーラス
宗円寺 朝晴(そうえんじ あさはる)
声 - 佐藤拓也[4]
パート:フォースコーラス
猫屋敷 由比(ねこやしき ゆい)
声 - 濱野大輝[4]
パート:ベース
深海 ふかみ(しんかい ふかみ)
声 - 仲村宗悟[4]
パート:パーカッション

都立蓮雀高校 Vadlip[編集]

春宮 永臣(はるみや ひさおみ)
声 - 内田雄馬[5]
パート:リードボーカル
柊迫 侃(ふきさこ すなお)
声 - 小野賢章[5]
パート:リードボーカル&セカンドコーラス
大里 帆波(おおさと ほなみ)
声 - 花江夏樹[5]
パート:トップコーラス
反郷 粋(はんごう すい)
声 - 八代拓[5]
パート:フォースコーラス
雛乃 秀(ひなの しゅう)
声 - 増元拓也[5]
パート:ベース
伊佐 良和(いさ よしかず)
声 - 武内駿輔[5]
パート:ヒューマンビートボックス

広報部[編集]

歌唱やストーリーをメインに活動するメンバーの以外に、アオペラ関連の様々なイベントや期間限定ショップ、カフェなどを手伝い、ファンとアオペラを盛り上げることを目標として活動しているのが「広報部」である[6]。広報部のメンバーはよく替わり、1校につき3〜4名が活動している。

都立音和高校 広報部[編集]

花村 賢吾(はなむら けんご)
楠木 光(くすのき ひかる)
雪川 大稀(ゆきかわ まさき)
里井 宙(さとい そら)
小熊 久太郎(おぐま きゅうたろう)
夜沢 蛍(やざわ ほたる)

私立奏ヶ坂中学高等学校 広報部[編集]

東雲 林檎(しののめ りんご)
小鳥遊 和保(たかなし かずほ)
白石 風哉(しらいし ふうや)
茂木 篤(もてぎ あつし)
黒川 紫乃(くろかわ しの)
笹良 佐助(ささら さすけ)
桃田 幸太郎(ももた こうたろう)

都立蓮雀高校 広報部[編集]

東雲 うる(しののめ うる)
千川 千櫻(せんが ちはる)
清家 流以(せいけ るい)

制作スタッフ[編集]

KLab運営時[編集]

以下、KLabによるプロジェクト発足当初のスタッフ[7][8]。マーベラスへの移管後の製作スタッフは#マーベラス運営時を参照。

  • 原作:KLab
  • 企画:フロデュース:横山憲二郎
  • アシスタントプロデュース:奥村早紀
  • シナリオ:中越麻朝
  • キャラクターデザイン:しろばみ
  • デザインプロデュース:四宮一志
  • BGM:KLab Sound Team

マーベラス運営時[編集]

以下、マーベラスへのプロジェクト譲渡後のスタッフ[9]。KLabから移管前の製作スタッフは#KLab運営時を参照。

  • 原作:Marvelous Inc.
  • エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤澄宣、板倉基之
  • 統括プロデューサー:宝本誠枝
  • アシスタントプロデューサー:青木尚子
  • キャラクターデザイン:しろばみ
  • アートディレクター:宍戸武志
  • プロモーション:水田知里、坪川知代

ディスコグラフィ[編集]

アオペラ -aoppella!?-
発売日 規格品番
1 2021年5月21日 通常盤 初回限定盤
KLAB-00001 KLAB-00002
2 2021年9月24日 通常盤 初回限定盤(リルハピ ver.) 初回限定盤(FYA'M' ver.)
KLAB-00003 KLAB-00004 KLAB-00005
3 2022年2月10日 通常盤 初回限定盤(リルハピ ver.) 初回限定盤(FYA'M' ver.)
KLAB-00006 KLAB-00007 KLAB-00008
4 2022年9月16日 通常盤 初回限定盤(リルハピ ver.) 初回限定盤(FYA'M' ver.)
KLAB-00013 KLAB-00014 KLAB-00015
5 2023年4月21日発売 初回限定盤(リルハピ ver.) 初回限定盤(FYA'M' ver.) 初回限定盤(VadLip ver.) 受注生産限定豪華盤
KLAB-00018 KLAB-00019 KLAB-00020 KLAB-00021
5.5 2023年4月21日 初回限定盤(リルハピ ver.) 初回限定盤(FYA'M' ver.) 初回限定盤(VadLip ver.) 受注生産限定豪華盤
MJSS-09349 MJSS-09350 MJSS-09351 MJSS-09352
A(エース)アオペラ -aoppella!?-
発売日 規格品番
4 2022年6月15日 通常盤 初回限定盤(リルハピ ver.) 初回限定盤(FYA'M' ver.)
KLAB-00009 KLAB-00010 KLAB-00011

コミカライズ[編集]

わちゃぺら-ボクらのアオペラ活動-』のタイトルで、公式Twitterおよび公式サイトにて2コマ漫画が連載されていた[10]

始まりのPlaylist』のタイトルで、作画:仁茂田あいにより、公式Twitterおよび公式サイトにて2021年10月26日から2022年7月27日まで連載された[11]。CDのドラマパートのストーリーがコミカライズされている[12]

ノベライズ[編集]

アオペラ -aoppella!?- side stories』のタイトルで、キャラクターのアイコンをラインのようにして表示する会話調のミニノベライズが[12]、公式サイトにて2021年5月2日から順次、各話が掲載された[13][14]

  • 文里荒城『アオペラ -aoppella!?- みんなで届ける歌声KADOKAWA、2022年8月12日。ISBN 978-4-04-737081-4 
    • 原作・監修・イラスト:KLab Inc.、ビーズログ文庫アリス。
    • 上述の「side stories」の作品の単行本化ではない。

WEB番組[編集]

WEBラジオ[編集]

アオペラジオ』のタイトルで、四方ルカ役の柿原徹也と猫屋敷由比役の濱野大輝のパーソナリティにより、2021年7月16日から2023年1月27日 にかけて公式YouTubeチャンネルにて配信された[15][16]

生配信[編集]

  • アオペラ -aoppella!?- 放送部(2021年7月22日 - 、YouTube) - 不定期配信。キャストらが出演[17]
  • アオペラ -aoppella!?- 広報部(2023年8月12日 - 、YouTube) - 不定期配信。アオペラの広報部員が出演[18][19]

これら以外にも、『CD発売直前記念生配信』[20]や『アオペラ-aoppella!?- 2nd Anniversary Party直前予習SP』、『アオペラ-aoppella!?- 2nd Anniversary Party 後夜祭SP』といった関連する生配信も行われた。

その他[編集]

テレビ番組[編集]

  • アオペラ -aoppella!?- 2周年記念SP ―ねぇ、みんなでお祝いしようよ!(TOKYO MX
    • 第1弾(2023年3月30日)[21]
    • 第2弾(2023年7月10日)[22]

舞台[編集]

舞台『アオペラ』のタイトルで2024年11月8日から17日までシアターHで上演。脚本・演出は元吉庸泰[3]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 【イベントレポート】男性声優×アカペラ「アオペラ」キャスト陣が思い入れやカバー曲へのプレッシャー語る”. コミックナタリー. ナターシャ. 2023年4月1日閲覧。
  2. ^ 音楽原作プロジェクト『アオペラ -aoppella!?-』IP譲渡に関するお知らせ”. KLab株式会社(KLab Inc.). 2023年8月7日閲覧。
  3. ^ a b 舞台『アオペラ』鈴宮壱役の長江崚行らキャスト解禁、青空バックにしたビジュアルも」ナターシャ、2024年6月5日。2024年6月5日閲覧
  4. ^ a b c d e f g h i j k 青春×アカペラ新企画『アオペラ』始動 木村良平、小野友樹ら人気声優11人参加」『ORICON NEWS』oricon ME、2021年3月5日。2024年6月5日閲覧
  5. ^ a b c d e f 『アオペラ -aoppella!?-』小野賢章、花江夏樹ほか6名による新グループ「VadLip」を発表 J-POPカバーメドレーMVで2曲を公開」『SPICE』イープラス、2022年8月29日。2024年6月5日閲覧
  6. ^ 広報部員紹介”. アオペラ -aoppella!?- 公式サイト. 2024年6月5日閲覧。
  7. ^ 青春×アカペラ「アオペラ」木村良平さん、逢坂良太さん、KENNさんら11名の声優が参加する新規音楽プロジェクト始動!”. にじめん (2021年3月5日). 2024年3月30日閲覧。
  8. ^ 男性声優11名によるアカペラの新プロジェクト「アオペラ」始動!”. コラボカフェ.com (2021年3月8日). 2024年3月30日閲覧。
  9. ^ 『アオペラ-aoppella!?- 2nd Anniversary Party(Blu-ray)』株式会社マーベラス、2024年2月23日。 
  10. ^ わちゃぺら-ボクらのアオペラ活動-”. アオペラ -aoppella!?- 公式サイト. 2023年5月18日閲覧。
  11. ^ 『アオペラ -aoppella!?-』より、初の公式コミック連載「始まりのPlaylist」が公式サイト&Twitterで配信スタート!!』(プレスリリース)、KLab、2021年10月27日。2023年5月18日閲覧
  12. ^ a b 『アオペラ -aoppella!?- 』を楽しむための5つのSNS企画を紹介”. animate Times (2022年7月5日). 2023年5月18日閲覧。
  13. ^ 音和高校アカペラ部始動!vol.1 side stories -奏ヶ坂ver.-を公開中♪”. アオペラ -aoppella!?- 公式サイト. 2023年8月13日閲覧。
  14. ^ アオペラ -aoppella!?- side stories”. アオペラ -aoppella!?- 公式サイト. 2023年8月13日閲覧。
  15. ^ ついに今夜7/16(金)20時解禁!『アオペラ』初のWEBラジオ「アオペラジオ」配信スタート!”. アオペラ -aoppella!?- 公式サイト. 2023年5月18日閲覧。
  16. ^ aoppellaの2023年1月26日のツイート2023年8月13日閲覧。
  17. ^ 木村良平、逢坂良太、佐藤拓也、浦田わたる出演!『アオペラ -aoppella!?-』7月22日(木)生配信が決定!「天体観測」のカバーMVを初公開!!』(プレスリリース)、KLab、2021年7月16日。2023年5月18日閲覧
  18. ^ 【情報番組】アオペラ広報部」。YouTubeより2024年6月5日閲覧
  19. ^ aoppella_kouhouの2023年8月12日のツイート2023年8月13日閲覧。
  20. ^ 木村良平、KENN、仲村宗悟、濱野大輝出演!男性声優×アカペラ『アオペラ -aoppella!?-』、5月17日(月)CD発売直前記念生配信が決定!”. KLab (2021年5月14日). 2023年5月18日閲覧。
  21. ^ アオペラ -aoppella!?- 2周年記念SP −ねぇ、みんなでお祝いしようよ!」『WEBザテレビジョン』KADOKAWA。2024年6月5日閲覧
  22. ^ アオペラ -aoppella!?- 2周年記念SP −ねぇ、みんなでお祝いしようよ!」『WEBザテレビジョン』KADOKAWA。2024年6月5日閲覧

外部リンク[編集]

舞台『アオペラ』