薩摩堀川
薩摩堀川(さつまぼりがわ)は、かつて大阪府大阪市を流れていた運河。
地理[編集]
阿波堀川の岡崎橋下流側より南へ分流し、途中で西へ向きを変えて百間堀川に注いでいた。長さは約840m。現在の西区西本町3丁目付近からあみだ池筋の西側を南へ、立売堀4丁目の阿波座下通との交点付近から西へ流れていた。西端付近は中央大通の一部になっている。
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歴史[編集]
大坂天満組の惣年寄を務めた薩摩屋仁兵衛によって1628年(寛永5年)に開削工事が開始され、1630年(寛永7年)に完成した。黒砂糖や琉球表など南国の物産を扱う薩摩問屋が7軒あり、薩摩国の商船の出入りが多かった。
架かっていた橋[編集]
上流から
- 鳴戸橋
- 薩摩橋 - 中央大通
- 広教橋
- 中筋橋
- 島津橋
- 江東橋
参考文献[編集]
- 『角川日本地名大辞典 27 大阪府』(角川書店、1983年)