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真空焼結

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

真空焼結(しんくうしょうけつ、英語:vacuum sintering)は、真空状態で加圧、焼結する事である。粉末の金属を大気中で高温で焼結しようとすると、多くの金属は大気中の酸素、窒素、水等の影響で性質が変化するため真空焼結する必要がある。超硬合金は最終的に真空中で焼結しているし、粉末冶金の多くも真空中で焼結された物が多い。大気中でも貴金属ならば金粘土銀粘土のように酸化して性質が変化することはない。