東華菜館
東華菜館 本店 | |
---|---|
東華菜館 本店 | |
情報 | |
用途 | 店舗 |
設計者 | ウィリアム・メレル・ヴォーリズ |
建築主 | 于修忠 |
階数 | 地上5階 |
エレベーター数 | 1 |
竣工 | 1926年 |
所在地 |
〒600-8012 京都府京都市下京区四条大橋西詰 |
東華菜館(とうかさいかん)は、京都市の北京料理店である。本店は下京区の四条大橋西詰南側、洛北店は左京区下鴨本通北山下ルにある。
概要[編集]
本店の建物はヴォーリズ建築事務所による設計で、1926年竣工である。また、同店のエレベータは1924年OTIS製で京都府内最古、神戸市の商船三井ビル、松尾ビルのものとともに日本に現存する最古級のエレベータでもある。このエレベータは店員が操作する手動式で、L字状に2箇所の出入り口を有している。
略歴[編集]
- 1892年頃 - 牡蠣料理店「矢尾政」開店[1]。
- 1907年頃 - 西洋料理併営[1]。
- 1926年 - 「矢尾政」新店舗竣工[1]。
- 1927年 - 「矢尾政」新店舗開店[1]。
- 1945年 - 「東華菜館」開店[2]。
- 1993年 - 洛北店開店[2]。
- 2016年 - 8月4日、本店の地下1階の変電室の一部が焼ける火事が発生[3][4][5]。