コンテンツにスキップ

ディアナ・ステラート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディアナ・ステラート
Deanna Stellato
フィギュアスケート選手
生誕 (1983-06-22) 1983年6月22日(40歳)
イリノイ州
身長 152 cm
選手情報
代表国 カナダの旗 カナダ
パートナー マキシム・デシャン
コーチ ジム・ピーターソン
アマンダ・エボラ
リンドン・ジョンストン
シンディ・カプレル
開始 1989
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
総合221.562024 世界選手権
SP77.482024 世界選手権
FS144.082024 世界選手権
大会成績
国際スケート連盟認定大会 1位 2位 3位
世界選手権 1 0 0
四大陸選手権 1 0 1
グランプリファイナル 0 0 1
世界ジュニア選手権 0 1 0
ジュニアグランプリファイナル 1 0 0
合計数 3 1 2
獲得メダル
フィギュアスケート

カナダの旗

主要国際大会
世界選手権
2024 モントリオール ペア
四大陸選手権
2024 上海 ペア
2023 コロラドスプリングス ペア
グランプリファイナル
2023 北京 ペア
世界ジュニア選手権
2000 オーベルストドルフ 女子シングル
ジュニアグランプリファイナル
1999 グダニスク 女子シングル

ディアナ・ステラート・デュデク(Deanna Stellato-Dudek、1983年6月22日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州出身の女性フィギュアスケート選手(女子シングルペア)。パートナーはマキシム・デシャン、元パートナーはネイサン・バーソロメイ

1999-2000シーズンのJGPファイナル女子シングル優勝者。

人物[編集]

2014年にコンサルタントの男性と結婚した。

父の両親はイタリアカラブリア州出身、母の両親はイタリア・アブルッツォ州出身である[1]

経歴[編集]

イリノイ州のパークリッジに生まれた。1998-1999シーズンの全米選手権のノービスクラスで優勝し注目を集めた。翌1999-2000シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦し、JGPスケートスロベニアでは5位に終わったものの、JGPピルエッテンでISUジュニアグランプリ初優勝を飾り、そのままの勢いでJGPファイナルを制した。2000年全米選手権にはシニアクラスで出場し9位となり、世界ジュニア選手権アメリカ代表に初選出された。世界ジュニア選手権では同じアメリカのジェニファー・カークに次ぐ2位。

翌2000-2001シーズンよりシニアクラスに参戦し、ISUグランプリシリーズスケートカナダに出場。カールシェーファーメモリアルでは2位となるが、2001年全米選手権の直前に股関節屈筋を負傷し全米選手権を欠場。その後復帰することなく引退。引退後はエステティックの指導者として働いていた[2]

2016年7月11日、ネイサン・バーソロメイとのペアで16シーズンぶりに競技に復帰することが発表された[3]

2016-2017シーズン、ペア結成後初の全米選手権ではピューターメダルを獲得した。

2017-2018シーズン、全米選手権で銅メダルを獲得し四大陸選手権の代表に選出され、5位の成績を収めた。タラ・ケイン/ダニエル・オシェイ組の欠場により[4]世界選手権への出場を果たすも、SP17位でFSに進むことはできなかった。

2018-2019シーズン、チャレンジャーシリーズには3大会に出場しいずれも表彰台に立った。ロステレコム杯食中毒による吐き気で大会を棄権した[5]。全米選手権では2年連続で3位だったが、四大陸選手権の代表には選出されなかった。

2019年4月7日、バーソロメイの膝の怪我によりペアを解消した[6][7]

主な戦績[編集]

ペア[編集]

大会/年 2019-20 2020-21 2021-22 2022-23 2023-24
世界選手権 4 1
世界国別対抗戦 6T/4P
四大陸選手権 4 3 1
GPファイナル 4 3
GP中国杯 1
GPフランス 1
GPスケートカナダ 1
GPスケートアメリカ 2
CSオータムクラシック 4 1
CSネーベルホルン杯 1
CSワルシャワ杯 6
カナダ選手権 6 C 3 1
SC Challenge 3 3 1
Quebec Sectionals 1 1
大会/年 2016-17 2017-18 2018-19
世界選手権 17
四大陸選手権 5
全米選手権 4 3 3
GPヘルシンキ 6
GPスケートアメリカ 8
CSフィンランディア杯 6
CS USクラシック 6
CSゴールデンスピン 6 3
CSネーベルホルン杯 3
CSネペラメモリアル 2
CS USクラシック 6

詳細[編集]

2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年3月21日 - 25日 2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ 17
61.48
- 17
2018年1月22日 - 27日 2018年四大陸フィギュアスケート選手権台北 6
60.93
4
117.45
5
178.38
2017年11月24日 - 26日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレークプラシッド 8
57.18
8
107.82
8
165.00
2017年10月6日 - 8日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 7
50.90
6
110.27
6
161.17
2017年9月13日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 4
58.24
7
107.12
6
165.36
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年1月14日 - 22日 全米フィギュアスケート選手権カンザスシティ 3
65.04
5
108.46
4
173.50
2016年12月7日 - 10日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピンザグレブ 8
48.14
5
102.62
6
150.76

女子シングル[編集]

大会/年 1999-00 2000-01
全米選手権 9
GPスケートカナダ 5
KSM 2
世界Jr.選手権 2
JGPファイナル 1
JGPピルエッテン 1
JGPスケートスロベニア 5

詳細[編集]

2000-2001 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2000年11月1日 - 5日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダミシサガ 6 5 5
2000年10月4日 - 7日 2000年カールシェーファーメモリアルウィーン 1 2 2
1999-2000 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2000年3月5日-12日 2000年世界ジュニアフィギュアスケート選手権オーベルストドルフ 1 1 2 2
2000年1月6日-13日 全米フィギュアスケート選手権クリーブランド - 8 8 9
1999年12月16日-19日 1999/2000 ISUジュニアグランプリファイナルグダニスク - 3 1 1
1999年11月11日-14日 ISUジュニアグランプリ ピルエッテンハーマル - 3 1 1
1999年10月21日-24日 ISUジュニアグランプリ スケートスロベニアブレッド - 12 3 5

プログラム使用曲[編集]

シーズン SP FS EX
2018-2019 Somewhere
作曲:レナード・バーンスタイン
ボーカル:バーブラ・ストライサンド
振付:アンジェリカ・クリロワ
Run to You
I Have Nothing
ボーカル:ホイットニー・ヒューストン
振付:マリー=フランス・デュブレイユパトリス・ローゾン
ハレルヤ
ボーカル:カナディアン・テナーズ
2017-2018 ハレルヤ
ボーカル:カナディアン・テナーズ
ワン
約束の地
曲:U2
2016-2017 カナディアン・テナーズ・メドレー バレエ『火の鳥』より
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー

脚注[編集]

  1. ^ Competitive skater Deanna Stellato
  2. ^ After a 16-year retirement, Deanna Stellato returns to national figure skating stage in Ellenton
  3. ^ Blast from the past: Stellato restarts career
  4. ^ THREE SKATERS ADDED TO 2018 WORLD TEAM
  5. ^ CARREIRA AND PONOMARENKO CLAIM BRONZE AT ROSTELECOM CUP
  6. ^ ディアナ・ステラートのInstagram 4月7日の投稿
  7. ^ ネイサン・バーソロメイのInstagram 4月7日の投稿

外部リンク[編集]