Wikipedia:井戸端/subj/研究者記事の著作節における外部リンクについて
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研究者記事の著作節における外部リンクについて
[編集]研究者記事において、代表的な論文や学会誌の解説記事を著作節などに挙げることが多くあります(例:岡潔、福井謙一、など)。近年は電子ジャーナル化されている論文集や学会誌も多く、古い文献にもデジタルオブジェクト識別子(DOI)が付されるようになってきています。論文や解説は出典になることもあるため、Citeテンプレートを使ったりしますが、その際に文献のタイトルにリンクを貼ることがあり得ます(「Wikipedia:出典を明記する#記事末尾に参考文献を記載する」では、ウェブ版がある参考文献はリンクを付けることが推奨されています)。
- 「わが国における計測標準の発展小史」『計測と制御』第41巻第1号、2002年、43-47頁。
- 「国際計量体制の歴史と将来像(1) : 国際度量衡委員在任15年を顧みて」『計量史研究』第24巻第2号、2002年、85-90頁。
としていたのですが、Wikipedia:外部リンクでは本文中での外部リンクが禁止されており、論文タイトルに外部リンクを付けることについて異論が寄せられました(「ノート:飯塚幸三#合意形成その2:保護期間中の記事差し替えについて」における2019年5月7日 (火) 19:14 (UTC)の意見)。そのため、Template:DoiやTemplate:NDLJPを用いて、ひとまず
- 「わが国における計測標準の発展小史」『計測と制御』第41巻第1号、2002年、43-47頁。doi:10.11499/sicejl1962.41.43
- 「国際計量体制の歴史と将来像(1) : 国際度量衡委員在任15年を顧みて」『計量史研究』第24巻第2号、2002年、85-90頁。NDLJP:10631994
のようにしています。このようなスタイルは、英語版におけるノーベル賞受賞者をはじめとする研究者記事でも見受けられる方法です。ただ、書誌番号が後ろに付いて1行あたりの表示が長くなりますし、ある程度の知識がある人でないとDOIの先のリンクに飛べば記事を読めるということに気が付かないことが考えられます(DOIが付されているからといって全てがオープンアクセスで読める訳ではありませんが、自分が記事を編集する場合、よほど特筆性のある論文以外は電子ジャーナルを読めるものに限ることが多いです)。
また、Doiテンプレートは内部リンク扱いですが、NDLJPは外部リンク扱いになってしまうようです(外部リンクであることを示すマークが末尾に付きます)。この外部リンク扱いになるのはTemplate:Naidなど、他の書誌番号テンプレートでも見受けられる現象です(他の表示状況はTemplate:Naid#関連項目などを参照願います)。また、書籍の場合はISBNをマジックリンクで付与する場合が多いですが、ISBNがない場合に、Template:NcidやTemplate:全国書誌番号などを用いることがあり、これらを用いた場合も
- 『JISとSIに基づく量記号・単位記号の使い方』 オーム社、1976年。NCID BN03455498
- 『ISO国際文書「計測における不確かさの表現のガイド」統一される信頼性表現の国際ルール』 日本規格協会、1996年。ISBN 4542401634
のように、ISBNではない書誌番号は外部リンク扱いになります。
長くなりましたが、
- Template:NcidやTemplate:Naidなど、外部リンク扱いになる書誌番号テンプレートを著作節で用いてよいか。
- 著作節に挙げられた論文や解説に対し、論文タイトルに電子ジャーナルへのリンクを付与してよいか。
といった点について、皆様のご意見をいただければと思っています。なお、後者はダメだけれども前者がOKならば書誌番号テンプレートを付けて解決、となるかもしれませんが、近年は「所属先の公式ウェブサイトであれば、論文(解説)のPDFをアップしてよい」というスタンスの学会が多く、一定数の研究室サイトや研究者サイトで文献を読めることがあります。この点についても念頭に置いておいていただけると幸いです……。--Assemblykinematics(会話) 2019年5月19日 (日) 20:57 (UTC)
- 上に挙げた元の議論では、「文献に付記するものとしてはTemplate:DOIが一般的です。これは通常の使い方だと表示上は「外部リンク」のアイコンが付きません。」や「 私見ですが、本文ではなく自著の一覧であり、出典にも使用可能な情報であるため(出典として使用されていなくとも)、許容してもよいかと思います。もし、前述のガイドラインなどに抵触するというのであればルールすべてを無視しなさいを適用してもよいかと思います。」といったコメントをいただいていますので、補足申し上げます。--Assemblykinematics(会話) 2019年5月19日 (日) 20:57 (UTC)
- 「本文中での外部リンクの禁止」はWikipedia:記事どうしをつなぐ#外部リンクの使い方は慎重ににあるように記事本体の「文章中」に内部リンク代わりに使ってはいけないという意味合いだと考えます。本文以外の参考となる節では外部リンクの使用は問題ないように思うんですが違うんでしょうかね。(またDOIやISBNは内部リンク扱いだからいいというのは本来の趣旨と違うように思います。)--115.38.255.114 2019年5月20日 (月) 00:12 (UTC)
- コメント Wikipedia:外部リンクの選び方#執筆情報源や出典文献へのリンクに「記事の執筆にあたり参考にしたサイトは記事中で出典として明記し、かつ出典脚注または参考文献節の形にて出典にリンクしなければなりません。そのような記事執筆において情報源としたサイトについては、本ガイドライン文章は適用されず、また通常は「外部リンク」節で再度繰り返し掲載する必要はありません。」とありますが、このような研究者の著作一覧などは参考文献に準じた扱いにしてよいのではないでしょうか?--さえぼー(会話) 2019年5月20日 (月) 00:51 (UTC)
- コメント この場合、WP:ELが着目するのは「本文中に外部リンクが登場することで可読性に難を与える」という一点のみですから、双方の意見を妥協案として整理するならば【1】本文中に現れる著作に関しては参考文献または注釈として本文外に繋がる脚注リンクを提示する、【2】参考文献として使用されたわけではない、主題が著した著作節に於いては通常の著作列挙節にて「読者にもう一度調べ直す手間暇を与える=読者向けに最多・最深の情報を提供することを是とする百科事典として本末転倒状態の回避」を主目的として、参考文献に準じる著作群として著作節で出典テンプレートを用いてよい、という方向性だと思います。──で。冒頭に注記説明がある通り、本来的にWP:ELNOが掲載自体を拒絶すべきとする対象は「ウィキペディアに載っていることで読者に損害を与え得る対象」というものです。これを記事内容の著作リンクにまで拡大適用し、読者向け利便性を阻害する方向で援用するのは「 根本的に誰の、何のためのルールなのか、その意味を履き違えている 」という点でむしろ善意の妨害行為に該当しようかと思いますし、本質的に「誰一人として困らないのに、ウィキペディア上の既存ルール(の、本質を見ない枝葉末節)に縛られすぎることで発生している」案件ではないかと思います。◆なお、「外部リンクに見えてしまう」というお話についてですが、これは表示変更専用のclass「Plainlinks」(
<span class="plainlinks">[https://www.google.com/ ググる]</span></span>
)を追加することで回避出来てしまうごく些細な問題です。参考リンク:ググる、専用テンプレート:{{Plainlink}}。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年5月20日 (月) 21:29 (UTC)- ありがとうございます 早速ご意見いただき、ありがとうございました。基本的には問題ないということで安心いたしました。また、いろいろと勉強になりました。なお、脚注節より前に外部リンクがあることにより、本文中で外部リンクを使ってもよいと初心者に誤解を与えかねない、という懸念があるかとも思いましたが、著作節が付録節として来歴・人物節や業績を解説した節と区別されていれば大丈夫そうですね。--Assemblykinematics(会話) 2019年5月22日 (水) 16:50 (UTC)
- コメント 著作節における外部リンクは問題ないということですが、もう一つ懸念事項があります。
「[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10632011 国際計量体制の歴史と将来像(2) : 国際度量衡委員在任15年を顧みて]」『計量史研究』第25巻第1号、2003年、9-24頁。
- については、Template:NDLDCを用いて
「[{{NDLDC|10632011}} 国際計量体制の歴史と将来像(2) : 国際度量衡委員在任15年を顧みて]」『計量史研究』第25巻第1号、2003年、9-24頁。
- とすることにより、将来的なアドレス変更に対応することが可能です。
- 「国際計量体制の歴史と将来像(2) : 国際度量衡委員在任15年を顧みて」『計量史研究』第25巻第1号、2003年、9-24頁。
- しかしDOIアドレスなどは、現状そのようなことができません。論文タイトルにリンクを貼ろうとすると、
「[https://doi.org/10.11499/sicejl1962.32.8_623 標準物質の課題とその将来]」『計測と制御』第32巻第8号、1993年、623-627頁。
{{Cite journal|和書|url=https://doi.org/10.11499/sicejl1962.32.8_623|title=標準物質の課題とその将来|journal=計測と制御|volume=32|number=8|year=1993|pages=623-627}}
- のいずれかになりますが、これを嫌って
「標準物質の課題とその将来」『計測と制御』第32巻第8号、1993年、623-627頁。{{Doi|10.11499/sicejl1962.32.8_623}}
{{Cite journal|和書|title=標準物質の課題とその将来|journal=計測と制御|volume=32|number=8|year=1993|pages=623-627|doi=10.11499/sicejl1962.32.8_623}}
- のように修正されることがあり得ます。実際、DOIはここ数年の間に「http:dx.doi.org/」→「http:doi.org/」→「https:doi.org/」と変遷しており、いくつかの記事で後者のスタイルに編集されたことがあります。
- このようなケースについては、
- 将来的な修正を避けるため、Template:Doiを使用したり、Citeテンプレートでは「doi=指定」を用いることが好ましい。
- BotやAWBで編集すれば済むので、論文タイトルにリンクを貼る形で構わない。閲覧者の分かりやすさを優先。
- と見解が分かれそうですが、この観点についてもご意見いただけると幸いです……。--Assemblykinematics(会話) 2019年5月22日 (水) 16:50 (UTC)
- コメント 2018年10月のWikipedia:井戸端/subj/研究者、学者のページについて。から起算してかれこれ半年以上も「研究者記事のあり方について」を延々提案/議論しているように思えますし、2018年12月に同じことをIPさんに勧められておられますけども、ここらで上位プロジェクトの方に持ち込んで、「研究者、学者記事に於ける記事執筆内容の方向性統一」について、上記のお話やこれまでの議論も含め、系統立ててまとめた上で詳細を詰めてみては如何でしょうか? 特定個人編集者が単独マンパワーで頑張り続けるよりも、遥かに合理的だと思います。--Nami-ja [会話 履歴] 2019年6月1日 (土) 13:43 (UTC)