静岡刑務所
所在地 | 日本 静岡県静岡市葵区東千代田三丁目1番1号 |
---|---|
現況 | 運用中 |
許容人数 | 1,125名 |
開設 | 1870年 |
管理運営 | 法務省東京矯正管区 |
管轄 | 法務大臣 |
根拠法令 | 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律 |
静岡刑務所(しずおかけいむしょ)は、法務省矯正局の東京矯正管区に属する刑務所。
下部機関として浜松拘置支所、沼津拘置支所の2ヶ所の支所を持つ。通称「静刑(しずけい)」。
所在地[編集]
- 〒420-0801 静岡県静岡市葵区東千代田三丁目1番1号
- JR 東海道新幹線・東海道本線 静岡駅からしずてつバス・こども病院線、こども病院・神経医療センター行にて「千代田七丁目東部体育館入口」下車徒歩約5分
収容分類級[編集]
- A級
刑期8年以下の初犯者を収容する男子刑務所である。
収容定員[編集]
- (定員数)1125人 2019年1月現在 884人
沿革[編集]
この節の加筆が望まれています。 |
主な沿革は公式サイトを参照。
組織[編集]
所長の下に4部を持つ4部制施設。
- 総務部(庶務課、会計課、用度課)
- 処遇部(処遇部門、企画部門)
- 分類教育部(教育部門、分類部門)
- 医務部(保健課、医務課)
外観・設備[編集]
- 木工工場・金属工場・印刷工場・洋裁工場・その他の各種作業所が設置されている。
特記事項[編集]
- 1947年9月6日、収容者の仮出所をめぐり刑務官の失言があり、43人がガラスを割るなどの騒ぎを起こした。また同月10日午前3時、騒ぎの首謀者ら9人が看守から奪った鍵を使い脱獄した[2]。
- 刑務作業の特色として、木工作業において地場産業でもあるドレッサーや駿河タンスなどを生産していることがあげられる。
- 西川史子が高齢受刑者の取材で訪れた事がある。この模様は2008年6月1日放送サンデージャポン(TBS)の「今週のJAPOイチ」コーナーで紹介された。
- 2021年4月、男性刑務官が新型コロナウイルスに感染し、大規模クラスターが発生する。
著名な受刑者[編集]
- 島田事件の元受刑囚
- 戸塚宏 - 戸塚ヨットスクール校長、出所後に同所のエピソードを暴露本として著している。
- 江夏豊[3]
- 角川春樹
- 三井環 - 元大阪高検公安部長
- 友部達夫 - 元参議院議員、オレンジ共済組合事件に関与
- 本間俊太郎 - 元宮城県知事、ゼネコン汚職事件で逮捕
- 押尾学
- 前田恒彦 - 大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件で逮捕
- 内柴正人 - 内柴事件で逮捕。現在は帰郷し、公衆浴場支配人の傍らSNSを通じて収監中の生活を公表している
- 平田信 - 元オウム真理教
- 新井浩文
- 今井澄
脚注[編集]
- ^ 「浜松で三囚人脱走」『朝日新聞』昭和23年1月29日
- ^ 「静岡刑務所から囚人集団脱走」『朝日新聞』昭和22年9月11日.2面
- ^ “野球、海を渡る-ニッポン人脈記”. 朝日新聞. (2006年1月23日) 2020年7月21日閲覧。
外部リンク[編集]
座標: 北緯35度0分14.4秒 東経138度24分10.2秒 / 北緯35.004000度 東経138.402833度