関市惟然記念館

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関市惟然記念館
施設情報
正式名称 関市惟然記念館[1]
愛称 弁慶庵-惟然記念館
専門分野 広瀬惟然
事業主体 関市
延床面積 199.60m2[2]
開館 1993年(平成5年)
所在地 501-3882
岐阜県関市西日吉町50番地1
プロジェクト:GLAM
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関市惟然記念館(せきしいねんきねんかん)は、岐阜県関市にある広瀬惟然に関する博物館である。

弁慶庵-惟然記念館とも称する。

概要[編集]

松尾芭蕉の門下の俳人広瀬惟然が晩年に住んでいた弁慶庵を復元。市民の教育、学術及び文化の発展に寄与することを目的とした施設である[1]。弁慶庵は1968年(昭和43年)に関市の史跡に指定されている[3]。建物は1993年(平成5年)8月に復元したものである[2]

広瀬惟然の俳句、実際に使ったとされている道具などを展示する。

弁慶庵は元々は江戸時代に建てられた茅葺入母屋造の建物であり、広瀬惟然の死後に娘の智鑑尼が入庵し、尼寺として使用されていたが、老朽化のため解体された。現在の惟然記念館はその弁慶庵の建材の一部を使用し、弁慶庵を復元したものである[4]

利用案内[編集]

  • 開館時間:9:00 - 16:30[1]
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜日、祝日の場合開館)、年末年始(12月29日 - 1月3日)[1]

交通アクセス[編集]

公共交通機関[編集]

自動車[編集]

周辺施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 関市惟然記念館条例”. 関市. 2024年5月20日閲覧。
  2. ^ a b 関市公共施設等総合管理計画(令和4年3月)” (PDF). 関市. 2024年5月20日閲覧。
  3. ^ 関市指定文化財≪史跡・天然記念物≫”. 関市. 2024年5月20日閲覧。
  4. ^ 現地の案内板「関市史跡 弁慶庵惟然記念館」より。

外部リンク[編集]