閃ウラン鉱
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閃ウラン鉱 | |
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分類 | 酸化鉱物 |
化学式 | UO2 |
結晶系 | 等軸晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 5 - 6 |
光沢 | 亜金属光沢 |
色 | 黒色 |
条痕 | 黒色 |
比重 | 7.5 - 9.7 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
閃ウラン鉱(せんウランこう、uraninite)は、二酸化ウラン (UO2) よりなる鉱物。等軸晶系、硬度は 5 - 6、比重は 7.5 - 10。硫酸、硝酸、フッ化水素酸に可溶。
全ての閃ウラン鉱は、ウランが崩壊した結果として少量のラジウムを含む。また、少量のトリウム、希土類なども含む。
ウランは、1789年にマルティン・ハインリヒ・クラプロートによりこの鉱物から初めて発見された。
用途
[編集]ウランの原料として使用される。
ピッチブレンド
[編集]変種ピッチブレンド(pitchblende、瀝青ウラン鉱)は、塊状の閃ウラン鉱(非晶質)。ピッチ状の油脂光沢を持つことから命名された。
参考文献
[編集]- 松原聰・宮脇律郎 『日本産鉱物型録』 東海大学出版会〈国立科学博物館叢書5〉、2006年、ISBN 4-486-03157-1、ISBN 978-4-486-03157-4。
- 国立天文台編 『理科年表 平成19年』 丸善、2006年、ISBN 4-621-07763-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Uraninite (mindat.org)
- Uraninite Mineral Data (webmineral.com)