白崎秀雄
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白崎 秀雄(しらさき ひでお、1920年5月25日-1992年2月22日[1])は、作家、美術評論家。福井市出身。
法政大学修了[2]。1966年「真贋」で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。伝記小説に新境地を開き、骨董、書画、日本絵画、篆刻などの関連著作が多い。北大路魯山人を世に広めた人物としても知られる。魯山人の芸術性・技術的な特異性を鋭く評価した。
著書
[編集]- 『肉の僕』虎書房 1957
- 『もう一つの生』徳間書店 ヒューマン・ブックス 1962
- 『真贋 美と欲望の11章』講談社 1965
- 『草の齢 衣川嘉雄の生涯』講談社 1968
- 『北大路魯山人』文藝春秋 1971、文春文庫(上下) 1980
- 『尾形光琳 稀世の天才』講談社 1978
- 『千代鶴是秀』講談社 1978
- 『鈍翁・益田孝』(上下)、新潮社 1981、中公文庫 1998
- 『魯山人の世界』日本経済新聞出版社 1981、アートデイズ 1998、ちくま文庫 2013
- 『当世畸人伝』新潮社 1987、中公文庫 1998
- 『三渓原富太郎』新潮社 1988
- 『耳庵松永安左ヱ門』新潮社(上下) 1990
編纂など
[編集]- 『新編校註橘曙覧歌集』編註 古今書院 1942
- 『北大路魯山人作品図録』編著 徳間書店 1972
- 『古美術必携 蒐集研究』編 徳間書店 1974
- 『雲州蔵帳図鑑』編纂 歴史図書社 1975
- 『酒井抱一画集』組田昌平・中村渓男と編纂委員 国書刊行会 1976
- 『北大路魯山人秀作図鑑』編 グラフィック社 1979